福利厚生:
住宅補助制度はなく個別交渉。寮は無い。
財形貯蓄の運用制度あり。
退職金制度、社員持株会、ストックオプション有無は不明。

オフィス環境:
物販（精密機器および関連機材）と施工の両方を手掛ける会社で、1人あたり扱い商材も多岐に渡る。
執務スペースにも物が蔓延し、床面積のわりに手狭に感じる。
改廃に伴う物品整理に労力をかけていない。
長きにわたり使途不明な中古機材も散見され、清潔感を感じない。

勤務時間・休日休暇:
繁閑にもよるが、勤務時間はやや長く感じる。
休暇の調整は事前相談のうえ可能。人員制約により当日欠勤などは厳しい。

多様な働き方支援:
リモートワークの必然性を感じない社の方針に同意する。
リモートできる仕事に人工は必要ない。自動化の対象。
早帰りはしていないが、できる制度が欲しい。

企業カルチャー・社風:
生き残りをかけ誠実に競争する社風。タスクの要求は高い。

組織体制・コミュニケーション:
各々の職責が分かりやすい。上司も話しやすい。

ダイバーシティ・多様性:
男女比は8：2。日本人のみ。

女性の働きやすさ:
直接部門は体力仕事を伴う意味で男性寄り。女性の管理職は事務方のみ。

成長・キャリア開発:
研修制度はなくOJTが主体。現場主義に適合する人材は大きく伸ばしてもらえる。
間接部門も、展示会の見学など、営利目的に沿うキャリア提案ならば奨励される。

働きがい:
リソース判断がシビアな点、自身の気質に合っていると感じる。

入社時の期待と入社後のギャップ:
良い点：生産管理の業務をスーパーバイズする仕事を志願し入社。入社後にそれが叶っている。
悪い点：社の急成長に伴い、需要はあるが担い手のない仕事が増えている。稼働に制約がある中で安易に請け負う事ができず苦慮している。

事業の強み:
防犯カメラ機材一式、物販と施工の両方を生業としている。
現場のユーザー目線で起こる様々な問題に、セットアップからアフターフォローまで適切な対処ができる人材がいる。

事業の弱み:
強み記載の裏腹で、銘々に対するタスクの要求が高いためスキルの標準化が進みにくい。
幹部層が当たり前にこなしている仕事の質量に、新入社員の理解が追いつかない場面がある。
これが人材不足の根本要因になっている。

また商材によっては、特定国からの輸入に依存してしまう。
ひとつトラブルが生じ調達が弱まれば供給が追い付かず、業績不振に直結しかねない。

事業展望:
伸びしろのある市場（防犯カメラや認証装置といった映像機器）で独自の存在感を発揮されている。
物販だけなくサービス（施工、機材設定、アフターメンテ等）を事業としている点、他社にシェアを奪わない工夫がなされているように見える。
一方でコアな生産技術が国外にあり、商社的なポジションで事業展開しているがR&Dでイニシアチブを取ることが難しい。

給与制度:
賞与率は実績と職能を勘案し決定。業績好調に伴い昇給幅は大きい。
営業方と事務方で月あたり固定残業代の設定が異なる。

評価制度:
昇進・昇格は年1度。実力主義の色が強い。
組織は年代バランスよく考慮され、適材適所の工夫がされている。
稼働効率を評価し、本質意味の弱い仕事は整理するよう指導が入る。