福利厚生:
福利厚生面が手厚い、というものはないが、この規模のIT系企業と総じて変わらない印象。
住宅補助や在宅手当はあり、IT健保。
これまでに務めたことのあるIT系（120～300人規模）企業とあまり変わらないので違和感はなし。
ただ、退職金や財形、ストックオプション制度等ないので、福利厚生に期待する方にはお勧めできない。

オフィス環境:
五反田駅から本社まで、10分前後緩やかな坂道を上るが、無料シャトルバスを利用できるので便利。
2024年はじめに本社移転（TOC→TOC第三ビルへ）した際に、会議室やリモート会議用の小スペースなどが整備された。
多くはリモート勤務なので、全社員出社分の席はなく、フリーアドレスだが困らない。
オフィスは移転を機にインテリアなど統一され、よりよくなったと思う。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は9:00~18:00で昼休み1時間の8時間勤務。昼休みは打合せがない限りは自由な時間にとっても問題なさそうな印象。有給が半年経過しないと支給されないようで少々不安。人によっては時間をずらしての深夜対応もあるようだが、今のところは勤務時間の範囲で作業できている。

多様な働き方支援：
PC支給され、業務はフルリモートでの作業。上長に相談の上であれば副業も可らしい。気になるのがOSが選択できないようで会社標準がWindows端末なのが気になるが、スマホアプリ開発者であればもちろんMacOSが支給される。

企業カルチャー・社風:
良くも悪くも落ち着いている。ただ事業フェーズ的にはまだまだ大きくチャレンジしていく段階なので、失敗を恐れず調整していく風土を醸成していっている過渡期にある。
基本的には人の好い社風であり、社員同士でのいわゆる出世競争が激しいという感じではない。そのため、足を引っ張りあったりすることもない。
あくまで向き合うのはマーケット・お客様であり、そこにいかにバリューを発揮できるか、というのが重要だと考えている。

組織体制・コミュニケーション:
当事業部は20名で、組織は現状でいえば3階層（部長ーMGRーメンバー）
役職と等級は分離しており、メンバーでもプロフェッショナル・スペシャリストはどんどん活躍できる仕組み。（ポジションを上げなくても昇給可能）

上司とのコミュニケーションはその上司のキャラクター次第だが、
全体的にリモートメインにしたため、意図してコミュニケーションや交流機会を増やしていっている途中。
かなり個人ごとに好みが分かれる領域だと思うので（コミュニケーションが好きな人と嫌いな人分かれる）、良いバランスを模索中。現在でも、タイミングで飲み会をしたい人は集まっているし、一方で家庭のある方も多いので、そこで関係性の偏りや評価の不平等がないようにはしている。

ダイバーシティ・多様性:
女性・ママさんが多い、またミャンマーに子会社もあり、外国籍の社員も在籍している。
年齢層も20代～50代とかなり幅広い。

女性の働きやすさ:
女性管理職は複数名存在しており、登用にあたっての性差はない。
どうしてもまだMGR以上が労働時間が多くなる傾向にはあるので、改善を図っている。

当事業部ではいわゆるママさんも多く、家庭と両立しながら働いてくれている。

成長・キャリア開発:
会社指定ではあるが、会社負担で研修参加ができる。
ただ、そういった制度面というよりかは、やりたい人にやりたいことを任せるという「チャレンジできる機会の多さ」のほうが、個人の成長やキャリアにとってはプラスになると考えている。

働きがい:
とにかく、マーケットの魅力が大きい。
美容業界というメガマーケットに対し、どういう筋で勝っていくのか。そのためにはどのように顧客に価値を届ける必要があるのか。
いい意味で、まだまだDX化の余地が大きい業界であり、大手ポータルサイトの影響力が大きい業界のため、課題感のあるお客様も多い。

入社時の期待と入社後のギャップ:
もっとガツガツした社風かと思っていたが、落ち着いている人が多い。

事業の強み:
既存事業にて一定の業歴と顧客基盤があり、更に新規事業（プロダクト）での拡大を図れる点。

事業の弱み:
現プロダクトのローンチ時からマーケット環境が変わり、機能の陳腐化と競合の増加が起きている。
結果として独自価値や競合優位性が少しずつ弱くなってきているため、現在新規プロダクトを鋭意開発中。
よりサロン顧客に貢献できるように製品を磨き続けていく。

事業展望:
基本的には明るいと思う。
・会社単位で見ると、もう1つの事業と併せて毎年しっかりと利益を出して成長できていること
・事業単位で見ても、利益は出しつつ、次のチャレンジとある程度の勝ち筋が見えていること
・事業単位でもう一つ、とにかくマーケットが大きいのでチャンスは無限大（サロンの数はコンビニより多いし、AI等のトレンドを考慮してもすぐに減ることはない）

・会社の社風として、新しいチャレンジをどんどん推奨していくという考えがあるため、今だけではなく今後も成長を目指していける土壌があると考えている。

給与制度:
給与：等級制度が存在しそれに沿って決まる。等級定義の明確に向けて、経営企画中心に改訂中。
賞与：直近3年ほどは実績ベースで年1か月分の業績連動賞与の支給実績あり（夏冬0.5か月分ずつ支給）
各種手当：住宅手当・家族手当・リモート手当等あり

評価制度:
基本的に実力主義で評価してきていると感じるし、今後もそうしていきたい。
MGRの年齢層もかなり幅広く、職位や等級と年齢は必ずしも比例しない。