福利厚生:
住宅補助、寮はなし。
通勤手当や退職金は出る。
ただ、退職金は半分だけで残りは年金取得時に引き出しになる。

オフィス環境:
老舗ホテルなので建物自体は古い。
基本的に窓がないので、暗い印象だった。
仮眠室やシャワー室もあるが、怖くて使ったことはない。
社員食堂があり、安価で食べることが出来るのはいい点でした。

勤務時間・休日休暇:
行政主催のキャンペーンにより、割引料金で宿泊できるようになるとホテルがとても混み合う。それに伴って残業が発生することがある。ただし残業する人は限られている。というのもキャンペーンの事務手続きを担う人に偏りがあり、できる仕事が増えると自ずと残業も増えることになる。できる仕事が増えたとしても評価される実感はなく、年に一度、気持ち程度の昇給があるだけという可能性が高いかと思われる。

ダイバーシティ・多様性:
店舗によっては女性が夜勤をしなくても良い場合がある。逆に男性だと夜勤をやらざるを得ない立場となり、ほとんど日勤に入ることはないということもある。男性と女性平等に夜勤に入ることを提案しても聞く耳を持ってもらえない感じだった。たとえ雇用形態が同じ人たちであっても、男女平等の待遇を受けられるという実感を得ることは難しいと感じた。

女性の働きやすさ:
部署によって変わるかと思います。
レストランについては、皿下げや提供など
体を動かすアクティブな作業も多い為体力は使うかと思います。

一方、受付サービスについてはカウンター業務になるので体を動かすと言うよりは気遣いが大切かと思います。

ベルサービスであればお荷物をお持ちしたり案内等がありますので体力消耗はあると思います。

また、育休等を使っている方もおり職場復帰等されている方は多い印象でした。

成長・キャリア開発:
コロナ前は私がいた部署は研修などが充実しており、まだ活気のある方だった。学べる機会も多かったと思う。

働きがい:
良くも悪くもサービス業なので、報酬よりお客様からの感謝の言葉がやりがいにつながる。というホスピタリティ精神に溢れた方は、働きがいがあるのではないかと思います。

入社時の期待と入社後のギャップ:
コロナ前と後もありますが基本的に色々なレストランや宴会にヘルプに行かされることもありました。年功序列が残っていてマネージャークラスに行くにはかなり時間がかかります。レストラン等はお客様が帰らないと自分たちも帰れないことが多く、そのぶん残業なります。
同じメンバーで仕事をすることが多いので、程々に付き合っていくのが良さそうです。色々な人がいてい色々な部署の人と関わることがあるので上手に世渡りすると良いと思います。

事業の強み:
ホテルウエディングの市場は右肩下がりかもしれないが、冠婚葬祭ビジネスとしての市場自体はまだまだ大きいのでシェアに勝ち残ることができればかなり優位。

事業の弱み:
ホテルとしての知名度は高く、働く上で大きな不安を感じることはない職場であると思います。しかしながら、今回のコロナショックのように、業界全体が影響を受けてやすい市場ではあるので、なんとも言いづらい。

事業展望:
コロナで不安定な状況は続くかもしれませんが、コロナ後は業界としても安定して成長できるのではないかと思っています。

給与制度:
ホテル業の給料が安い一方で、仕事は非常に大変です。日々の業務では、長時間労働や急な状況への迅速な対応が求められ、ストレスがたまりやすい環境です。客室清掃やサービス提供には細やかな気配りが必要であり、時にはクレームへの対応も求められます。給与面では、業界全体が競争が激しく、それが給料の低さにつながっている印象を受けます。ただし、お客様に喜んでいただくことができた時のやりがいや、仲間との連携で困難を乗り越える喜びも感じられる一方で、厳しいと状況にも耐える必要があります。総じて、ホテル業はやりがいと苦労が入り混じった挑戦的な職場であると感じています。

評価制度:
ホテル業の昇進については、昇進の機会はあるものの、そのプロセスは競争が激しく、労働市場の変動に左右されることが多いです。一般的には、実力や経験だけでなく、人間関係やネットワーキングも昇進に影響します。また、昇進に伴う責任が大きくなる一方で、給料面でも期待に応じたものではないことがあり、ストレスを伴うこともあります。ただし、ホテル業界は経験やスキルを積んでいくことで、独自のキャリアパスを築くことができ、異なる部門やポジションでの経験を通じて成長できる。