福利厚生:
福利厚生は一般的な会社とそう変わりませんが、シングルマザー手当や給料前払いシステム、フリーエージェント制度がある点は他社との差別化になっていると思います。
給料前払いシステムは雇用形態に関係なく利用でき、冠婚葬祭といった急な出費が発生した際に助かります。
フリーエージェント制度を利用すれば、入社1年以上であれば誰でも異動希望の申請ができ、様々な部署で仕事を経験することが可能です。
たくさんの仕事を経験したい人には嬉しい制度です。
個人的には社員割引が利用できるのが嬉しいです。
可愛い雑貨やアクセサリーが多いので、好みの商品を割引価格で買えるのは助かっています。

勤務時間・休日休暇:
忙しい、残業が多い、長期的な戦略がないと言われていますが、正直、この業界では仕方がないと思います。社会的信用を持つ上場企業なので、残業代などはしっかり出ます。
デザイナー（特に実績がない人）にとっては、経験を積みながらしっかりと給与がもらえる環境はとてもありがたいと思います。

組織体制・コミュニケーション:
未経験からの入社でしたが、研修やマニュアルが用意されているので安心しました。
実際、スタッフのほとんどが未経験とのことで、その点に考慮された研修を受けることができます。
社会人としての基本的なビジネスマナーをはじめ、会社のルールや事業に関する知識など基礎的な部分をしっかり学べます。
社長が直接研修に関わってくれるので、理念やビジョン、事業への想いを聞くことができました。
社長の話から自分たちがなすべきことがわかり、他の社員と足並みを揃えることができます。  
正社員は入社後も社外研修制度によってスキルアップできます。
お店や着物レンタル店で働くスタッフにもマニュアルによる研修や着付け・ヘアセットのスキル研修が実施されるようです。
そのため、一から仕事に必要な知識やノウハウを身に付けて働くことができます。

女性の働きやすさ：
産休を取って戻っていらっしゃる方が多い。
産休明けに、居場所がなくなったり、嫌な思いをすると言う様な事はないので、女性にとってはとても働きやすい環境だと思う。
また、時短勤務制度や、出勤時間を選べる制度もあるので、小さいお子様がいる方でも、気にする事なく勤務が可能である。
役員の方々に小さいお子様がいらっしゃる方が多いので、ある程度は理解がある。

成長・キャリア開発:
業界未経験であっても、率先して挑戦する人に対しては、多くの機会が与えられている印象です。
業界ならではの忙しさがあるので、「成長のチャンスは自分で掴むべき」というような考えだったからかもしれません。
チャレンジしたいことがあれば、異なる部署のプロジェクトに入れてもらうこともできます。

入社理由・入社後の印象：【入社理由】自由な社風と意見の通りやすい環境【入社後のギャップ】業務面での意見は確かに通りやすいが、社内環境など『働きやすさ』に対する意見は殆ど通らない。昭和的な考えの人が多く、5年以上働いている人が数える程しかいない。

事業の強み:
比較的規模が小さいベンチャー企業ですが、東証グロース市場に上場する企業なので成長性に期待できると思います。
日本独自のカルチャーを発信しているので、和の文化を好むお客様や外国のお客様からよく利用されています。
主にオリジナルブランドで手掛けているのは、和アクセサリーやかんざし、和傘、浴衣などで、自社のデザイナーがデザインした商品を販売しています。
ECサイトでの商品販売も行っているので、幅広いお客様のニーズに応える努力を続けています。
 法人のお客様に向けて、小売業のノウハウと自社のリソースを活かしたOEM事業も行っています。
自社のデザイナーがグッズのデザインを担当できるので、オリジナルグッズを作りたいというお客様にもよく利用されています。
アクセサリー類やファッション雑貨、陶器など幅広いOEM製品の製造ができるので、法人様のビジネス拡大に貢献しています。

事業展望:
事業に関しては将来性が期待できると感じています。
特に外国人のお客様に関心をいただくことが増えているので、日本ブームが続く限り需要は絶えないでしょう。
社内の環境に関しては、まだまだ改善が求められる部分もありますが、積極的に環境を変えていこうという意思や行動は見られます。
そのため、今後の働き方改革次第ではもっと良い環境となるのではないでしょうか。
風通しや人間関係は比較的よく、空気が悪いと感じたことはなく、働きやすいと思います。

評価制度:
成果を出すと、給与も上げてくれるので、自分の実力を試したいという方に向いているかもしれません。
中には、入社1年で成果を出し、店長になった人がいたり、管理職を任されている女性もいたりしました。
ただ、昇進を目指すなら、積極的に発言する、意欲をアピールすることが必須です。
また、忙しいときは本当に忙しいので、ある程度体力がないと、疲れてしまうと思います。
昇進する人は大体、リフレッシュが上手な人だったのも印象的です。