福利厚生：
会社の福利厚生として良いと思えるのは、子供がいる社員対しての理解が非常に深い会社だと思う。急な休み、早退、中抜け、子供を会社に連れてくるなどに非常に寛容で変なプレッシャーを感じる事はない。また、女性に関してはテレワークは時短勤務などで働かれている方も実際いる。
社員はガン保険を会社負担で入る事ができる。
社員旅行や定期的なイベント、食事会などがあるため、そのような事を楽しめる人であれば合うと思う。
今後は金銭的な面での福利厚生を充実していくと良いかもしれない。（確定拠出年金制度など）

オフィス環境：
オフィス環境はデスクとPCのみと言った感じで、今後工夫や開発が求められる。
従業員が働きやすいという観点でオフィス構成された事はないためあまり魅力的ではないのが事実。ただ今後休憩スペースを設けたり、変動的に働く環境への開発には意欲的に感じる。
新人でも意見を聞いてくれるので、「こうしたらもっとよくなる」と思う事があれば実行までのスピード感は比較的ある会社だと思う。

勤務時間・休日休暇：
週6営業の為、平日どこかで休みを入れるか土日休みを固定でとると言った感じで勤務している。
10～19時就業で残業を強制される事はほぼないと言っても良いし、休日出勤などもよっぽどな事件が無い限りない。
社長が「家庭を大事に」と考える方なので、従業員の家庭事情に合わせた働き方の要望は聞いてもらえる可能性が高い。

多様な働き方支援：
副業は基本認められていないが、フレキシブルな働き方には非常に寛容な会社だと思う。
実際にリモートワーク、早退、中抜けなど個人の事情に対しても対応が十分だと思う。
女性特有の問題に関してはより支援できる事があると思う。

企業カルチャー・社風：
一言で言うと今が変革期だと思う。
今迄は個人の意思を尊重しすぎるがあまり、無秩序で職場も汚く、他責マインドで言い訳の多い会社文化だったのが事実だと思う。
今は会社の意志決定プロセスやコンセンサスが取れている会社の類に入ると思う。ただ、現状マネージャー陣のスキルが乏しく、人材マネジメントに関して言うと弱い。
マネージャーの評価制度も導入している為、個人依存になりすぎず結果を見てフォローアップできる体制は持てるのではないかと思う。
ただし途上なので、マネージャー以上が真摯に個人課題と向き合わない限り会社は10年選手だけで人材育成が止まる会社となってしまうだろう。
会社は現在数字コミットと人材育成に積極的な姿勢を見せているし、数字が落ち込んだり、ミスがあっても嫌味やプレッシャーをかけるという姿勢の社員はいない寛容的な雰囲気だと思う。

組織体制・コミュニケーション：
2022年に上意下達組織となり、会社として意思決定プロセスが構築された。それまでは何か決めるといっても大学生のサークルレベルしか決められず会社成長に起因する体制は取れていなかった。
今後は上意下達でありながら横のコミュニケーションを広げていき、現場からの意見や共有、悩み相談などをしやすいいわゆる「風通しの良い」組織になれるチャンスがあると思うし、そういう姿勢が経営陣から見える。
社内イベントなどもあるので、アルバイトや社員とのコミュニケーションを取れる機会を会社側が提供したりしている。

ダイバーシティ・多様性：
とくに特色のある取り組みはしていない。
それは現状会社内で課題に上がるような人間関係や文化ギャップが無いからと言える。ただ会社の姿勢や雰囲気からも何か特定のパーソナリティを否定したいなどの文化や思想はないので安心して働けると思う。

女性の働きやすさ：
男性が中心の企業のため、現状は女性色の薄い印象です。ただし女性への理解や配慮もあり、平等に扱われていると感じます。また"家族やプライベートの時間も大事に"という社長の意向もあり、育児への理解もある会社だと思っています。現在、育児中の従業員もいますが、自宅にてテレワーク勤務していたりと、状況に応じ臨機応変に対応できていると思います。

成長・キャリア開発：
個人のキャリアプランや成長には2023年4月から積極的に動いていく予定。
ただ働くだけではなく、従業員がこの会社で成長をし、社会的に認められるキャリア形成をできるように会社としても準備している。
研修制度やキャリア面談、教育システムなど

働きがい：
まだまだ小さい会社なので、自分の努力が数字や文化に繋がっている実感がある。課題はもちろん多いが経営陣はじめ多くの社員が変えて行こうとするマインドよりなので、勇気出して動いた分だけ反応を感じる。
自分のキャリアにも即した仕事プランもしやすいところが個人的には働きがいを感じる。

入社時の期待と入社後のギャップ：
ポジティブな意味でギャップを感じる。徐々に会社は意識が向上し問題を先延ばしにしないような風潮にある。今後ももっと良くなる雰囲気を感じる。旧態依然としてしまった会社雰囲気はひとつひとつ改善されてきているし、社員のモチベーションは比較的高くなっていると感じる。ただ社員への優しさとただの同情が混合して会社の為にならない、むしろ組織がうまくいかないところもあったりする。

事業展望：
卸、リユース事業を他ジャンルで独立させていく事で収益柱の複合グループによる会社成長はあると思う。
どこの会社でも言える話だが、最後は経営体制、文化の変革を起こせない限りこの規模感ではいずれ苦い結果を招くと思う。市場における事業可能性というよりはドメスティックな変革を謙虚に起こしたかどうかで未来があるかないかが決まるのではないかと思う。

給与制度：
特別評価基準があっての給与判断はされない為、社歴年数と日々の仕事での姿勢を定性的に判断した上で、会社業績に応じての割当があるというイメージ。
この業種における給与所得は平均以上を出しているイメージで、働きに応じて報酬も考慮されていると思う。

評価制度：
2023年より人事評価制度（MBO）を設けて、等級ごとの責務に応じた働きを可視化できるようになった。現状は社歴の長い年功序列での責任者となっているが、今後は人事評価比重を高め実績でのニュートラルな判断をしていく事になると思う。
ただ会社として変化を求められる時期でもあるので、良く言えば前向きな姿勢で文化改革に誰でも参加し挑戦できる環境だし、悪く言えば体制変更が多い為フレキシブルな姿勢を求められてしまう現状がある。
MBO評価は四半期毎の評価で昇進、昇格は都度経営陣判断となる。