福利厚生:
家賃補助は最初の2年ついています。
通勤手当は自宅から職場までの最短ルート分の値段が出ます。

オフィス環境:
建物は新しくなったばかりでとてもきれいです。
会議室も多いですが、打ち合わせが重なり、他スタジオと連絡をとって譲ってもらう時などもあります。

勤務時間・休日休暇:
フルフレックスを採用しており、自由に始業と終業の時間を決められることになっているが、何時に始業したとしても終業の時間は深夜に及ぶため、昼前に始業する社員が多い。
一応、土日祝の休みや有給は付与されるが、指定の休日がないクリエイターとやり取りをする都合上、土日祝も対応を迫られるため、見かけ以上に労働時間は多いと言わざるを得ない。
若手社員が有給を取りにくく、ワーク・ライフ・バランスは諦めたほうがいい。

多様な働き方支援:
リモートワークは週1回までとなっており、それ以外の日は基本的に出社を求められる。
ただし、コロナ以降、パソコンを持ち帰るという文化だけが残った結果、リモートワークをしないのに休日対応をさせられることが特に増えた。

企業カルチャー・社風:
制作部は他の制作会社と同様に、作品の有無に応じてメリハリのある雰囲気となっている。基本的には何かしらの作品が動いているので慌ただしい雰囲気があるが、制作時期の切れ目では時間にゆとりがある期間も存在する。
他社に比べて労働環境の改善に取り組む姿勢も見られる

女性の働きやすさ:
旧来のアニメ制作会社の風土が色濃く、制作スタッフもクリエイターも男性中心のため女性がデスクやプロデューサーといったポジションに昇進するのは非常に難しいように思われました。
ただ、営業や事務、広報といったセクションでは女性社員が多く活躍していました。

成長・キャリア開発:
入社一か月は社会人としてのビジネスマナー研修等がありましたが、そこからは実戦投入での経験になります。
自分は付いていた先輩が二人辞めてしまい、何も分からない中模索しながら仕事をしていました。

働きがい:
自分が集めた一枚一枚の絵がアニメになるまでの道のりを見ることができるので、そこに嬉しさや達成感など感じると思います。

入社時の期待と入社後のギャップ:
在宅勤務やフリーアドレスなど、バンダイナムコアーツに存在していた制度が、バンダイナムコアーツとサンライズが合併した際に消滅し、旧態的な会社に逆戻りした。
クリエイティブを求める割には、そういったことを検討する時間的な余裕を与えないため、作品開発は滞っていると言わざるを得ない。

事業の強み:
メーカーとスタジオが合併したものの、その強みを活かしきれてない。
また、ガンダム信仰が強いため、「ガンダムは何をやっても許される」という風潮があり、ガンダム以外のIPの伸び悩みが懸念される。
そのガンダムも制作費の高騰で苦戦しているのが現実である。

給与制度:
成功報酬制度といって、担当した作品がヒットした場合の臨時ボーナスがあります。
また、以前とある作品が社会現象レベルに流行した際は社員全員に臨時ボーナスが出たとの事です。新卒の給料も同業他社と比べて非常に良いです。

評価制度:
実力主義社会です。特に他社から有能な制作を引き抜いて管理職にするという事もあるそうなので、新卒で制作進行からスタートした場合にはプロデューサーになるまで相当な努力が必要とされます。