オフィス環境:
拠点はバックオフィス系が日本橋、工房は東京都足立区と長野県佐久市にある。日本橋は比較的きれいで休憩室なども整備されています。
足立区の拠点は古くて狭い。
ただどちらも駅から徒歩5分圏内なのでアクセスは良い方だと思います。

勤務時間・休日休暇:
店舗に勤務していた際は店舗シフトがあったため休みの融通は効きずらかったですが、事業部に異動後は好きなタイミングで有給を取得、体調不良の際は当日の連絡で休むこともできるようになりました。

多様な働き方支援:
最近はリモートワークが週３ぐらいの人の方がマジョリティに感じます。私用を理由に早上がりにしている方も多くみられます。副業は特に若い社員に多く見られる印象です。

企業カルチャー・社風:
新ブランドのプロジェクトに若い社員が多くアサインされるなど、意欲のある人にはチャンスが与えられる雰囲気はあります。ただ、日常業務を丁寧に行い信頼を培っていればこそではあるかと思います。

組織体制・コミュニケーション:
インハウスでデザイナー、商品企画部、マーケティング、生産管理、経理、法務など多くの部署を抱えている企業のため、モノづくりに対する事業の解像度は高めやすい環境です。組織間の関係も、その人の働きかけ、普段のコミュニケーションの仕方（階段であったときに気持ちの良い挨拶ができるかのレベルのコミュ力）次第で広げることは可能だと思います。

女性の働きやすさ:
管理職に女性が多いわけではありませんが、社員の割合としてかなり女性が多いため、出産や育児への理解と協力的な姿勢があるように思います。本社勤務であれば働き方も比較的自由に設定できて働きやすいと思いますが、製造や店舗で働いているスタッフの場合は固定時間勤務やシフト制で融通がききづらくなるため、子供が小さいうちは時短勤務にするなど収入が少し減るような選択をしなければならない可能性はあります。やりたいことを応援する風潮があり、部署や勤務地の希望は比較的尊重されるため、きちんとした理由があれば異動も含め検討してくれる会社です。
管理職登用については、課長クラスであれば女性社員もちらほらいるように思われますが、経営陣は社長と親しく長い付き合いのある男性社員がほとんどです。創業から50年以上が経つ会社ですので、スピード感のある人事というわけではなく着実にステップアップをして昇進していくイメージです。若い頃にハードに働いていた人が、人のいい会社で安定して働く場所を探して転職してくるケースも多いです。
休暇は部署によりますが取りやすい傾向にあります。長く働いている方は育児休暇を取ったのちに復職したり、時短勤務を行なっているケースもあります。

働きがい:
店頭で関わらせていただかお客様も土屋鞄のファンという方が多く、またお人柄が良い方が多いのでそう言った方々とお話をして自分のファンになってくれてリピート客になってくれたり、指名してくださるようになるとやりがいを感じる。感謝の言葉をたくさん聞ける環境だった。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社してから今日まで、社長や役員が大きく変わり、毎年販売方法も変化するため、「あたたかみ」を押し出していた入社当初の雰囲気は、現在はありません。様々な、リニューアル後のマニュアルは、直前まで降りてきません。シーズンが始まる当日までマニュアルをチェックしなければならない状況が続き、何をするにもバタバタ続き。

事業の強み:
メインとなるランドセル事業は、昨今のラン活の過熱化などもあり好調な様子。ただ、事業の伸びと製造体制が比例しきれていない印象です。
他社委託分も含め、製造がいつもギリギリで、社員への負担が多く感じます。
アルバイト、パートさんは原則残業なしなので働きやすそう。

給与制度:
制度としては昇給ありとなっていますが、実質的には社歴によるところが大きいのかなと思います。等級によって給与レンジが決まっていますが、昇級自体なかなかできないので給与レンジの中で頭打ちになってしまうと給料も上がりません。
年俸制なのでボーナスもありません。年俸を12で割った分だけ毎月貰えます。
長くじっくり働きたい人には良いと思いますが、早く成長したいとか早く結果を出して稼げるようになりたい人には不向きです。

評価制度:
目標管理制度があり、業績評価と行動評価をかけあわせて総合評価が出ます。
原価削減など数字に見える結果を出しても、意欲や態度のような行動評価で下げられてしまうので頑張り甲斐はありません。
上期と下期で目標設定面談、中間面談、評価フィードバックがあります。実際は現場の忙しさで中間面談が無かったり目標設定面談も人によってはスルーされてしまうこともあります。