福利厚生:
福利厚生は他社との比較だとそれほど良いという訳ではないです。ですが、1年目と、2年目は寮に住むことになっているのでその点ではいいかなと思います。住宅補助も配属先の工場によって金額は異なりますが、それなりに出ます。

オフィス環境:
工場勤務なので汚いところが嫌だとか、空気の悪いところは嫌だと言う方はおすすめできません。保護具等はしていますが、していない作業者の方が多い印象です。

勤務時間・休日休暇:
会社から公表されている条件通りと感じる。フレックスや有給休暇も同業他社に比べ自分でコントロールしやすいので、しっかりと自分でマネージメントすることが大事になってくる。残業規制も同業他社と比べても厳しくやっている部類でプラス評価。

多様な働き方支援:
リモートワークは元々はグローバルで強いこともあり、ノートＰＣを使用してかなり早期から活用されていたのでお得意分野。

企業カルチャー・社風:
かっては合弁会社ということでそれぞれの出身会社（三菱系、東芝系）のカルチャー、社風が強く出ていたが２０数年が経過し、融合した独自のカラーになったのを感じる。本社は東京にあり事務所は新しく働く環境はよく整っている。社名も株式会社TMEIC（ティーマイク）というブランド名になり、上記の流れを汲んでいるのがよくわかる。法人向け事業が多いので一般的に業界ではTMEICとブランド名で呼ばれているので、非常に効率的だと思う。それが安定性などのカルチャー、社風に現れているが、一方で業界ではカーボンニュートラル化や新規事業などの先進性が求められていることから、特にやる気のある若手などにこれからの会社の向かう方向性へ期待されている点も多いため、徐々にカルチャーや社風も躍動性のある方向へ変わっていく、いかなければならないと経営陣含め考えられていると思われる。

女性の働きやすさ:
会社としては女性の採用・登用を進めていきたいようですが、客先を含めてまだまだ男社会なのは否めず、女性社員に色々な経験をさせて育てる環境は確保できていないと思います。女性はスペシャリスト的な働き方に収束している印象です。

成長・キャリア開発:
入社してから1年間は教育が多少はあるが、技術に関する知識はOJTで学ぶ。とにかく実務をこなしてスキルを身につける。早期に主担当として色々な経験をさせてもらえるため成長速度は早い。

働きがい:
基本的に案件は大きいものがほとんどであるため、働きがいや社会に貢献している点は大きく感じられる。ただ、事業内容が大規模であるため、その分責任もそれなりにのしかかる。

入社時の期待と入社後のギャップ:
太陽光が盛んだと感じていたが、それは昔の話であった。今は中国メーカにシェアを奪われていて下火である。しかし、水素向けや船舶向けで努力はしている模様。

事業の強み:
技術革新と製品開発:  産業システム株式会社は、技術の進化により製品の性能向上や新たな市場ニーズへの対応を目指します。AIやIoTといった先端技術を活用し、製品の高度化やサービスの拡充を図ります。また、製造業のデジタル化に伴うニーズに応えるため、デジタルツインやサイバーフィジカルシステムの開発を推進します。
グローバル展開の強化:  アジアを中心に、世界各地での事業拡大を目指します。特に、中国や東南アジア諸国での需要の拡大に注力し、現地の顧客に適した製品・サービスを提供します。また、新興市場や成長市場への参入を積極的に行い、地域ごとの需要変化に柔軟に対応します。
持続可能性への取り組み:  環境負荷の低減と社会的責任の実現に向け、持続可能性への取り組みを強化します。省エネ製品や再生可能エネルギーへの投資を拡大し、地球環境に配慮した製品・サービスの提供を推進します。また、サプライチェーンの透明性や社会貢献活動を通じて、持続可能なビジネスモデルの構築を目指します。
顧客価値の最大化:  顧客のニーズや期待に応えるため、サービスのカスタマイズや付加価値の提供に注力します。顧客との協業を通じて、共に成長し持続的な関係を築きます。また、顧客満足度向上のためのアフターサービスやトレーニングプログラムの充実を図ります。
総じて、産業システム株式会社は、技術革新、グローバル展開、持続可能性、顧客価値の最大化という４つの柱を基盤に、持続的な成長を達成していくことが見込まれます

給与制度:
給料は同業他社と比較してもかなり良いと思う。主任に、昇格したタイミングで大きく跳ね上がる。また、世帯持ちの人が会社都合で転勤もしくは、中途入社した際に借上社宅制度が使え、自分で好きな物件を選べる上に8年間は会社が7割ほど負担してくれるため、可処分所得もかなり増える。再度転居を伴う転勤となった場合は、そこから改めて8年間借上社宅制度が使えるため、転勤が多い人はこの制度の恩恵を最大限に享受することができる。

評価制度:
主任までの昇進は周囲を見ている限りでは年功序列と思われる。それ以降は管理職となるが、本人がいくら優秀でも概ね40才前後にならないと昇進できない。また、その部署の状況によっても昇進のタイミングは左右される。上が詰まっている部署はなかなか昇進できないが、上が空いている部署であれば、昇進が早くなるイメージ。