福利厚生:
住宅補助や退職金はありません。
ただ自宅からある程度の距離で引越しが必要な場合、会社から補助が出る場合があります。
退職金はありませんが、代わりに確定拠出年金が振り込まれます。
ボーナスの代わりにRSUがもらえるので長期的な意味ではキャリアサポートが整っているのかと思います。
有給休暇、病気休暇、育児休暇などの休暇制度も整っており、部署によってはプライベートと仕事のバランスを取りやすい環境が提供されています。
さらにキャリアアップを目指す従業員に対しては挑戦できる環境が整っています。自分のやりたいようにキャリアを描ける一方で実力社会のため教えられて育つよりは自発的に学び成長し、実力をつけていく必要があります。

勤務時間・休日休暇:
勤務時間が異常に長く早く終わっても帰り辛い環境。与えられた課題に対して周りに役割を落とし込みながら進めるが自身の課題を他人も巻き込むなどする為に個人が抱える業務が膨大になり、残業をしないと毎日帰れない。部署によって休暇の取りやすさに違いがあり不公平感はかなり凄い。基本的に24時間 365日の稼働の為イベントなどは休めない。有給は使えるが飛び石連休になる為あまり休んだ感はない。かなりの頻度で退職者が出て代わりに新人が入る為に休暇も調整が難しい。
4勤3休を実行する部署もあるが基本的に部門長に決定権があるので入社後にギャップに感じる方も多い。

多様な働き方支援:
リモートワークはオフィス系部署は可能だが物流などの部署はまず期待出来ない。

企業カルチャー・社風:
コーポレートオフィスの部署は外資の自由な雰囲気があります。挑戦する機会や風通しの良さは部署によります。物流倉庫にかかわる部署は体育会系の色が濃く、理不尽なことは多々あります。

組織体制・コミュニケーション:
組織間の交流、上司との話しやすさに関しても部署やその人によるところが多いです。会社としてはコロナ前に比べて交流の機会は格段に減りました。昔よく会社メンバーと食事に行ってましたが、今はほとんど行かなくなりました。

ダイバーシティ・多様性:
働く人の国籍・人種は多様で、外資系企業の良さを感じます。ワークスタイルはフレックス、リモートワークはありますが部署よって変わります。コロナ期のリモートワークの柔軟さは失われています。

女性の働きやすさ:
コールセンターオペレーターなので代替人材がいて突発的な休みも嫌な顔されず気兼ねなく取れるのか助かった。年末などの繁忙期にはシフトの融通がきかないのが苦しいが、それ以外は比較的自由にシフト申請できる。有給以外にパーソナル休暇があって病院等の用に使えるのが良かった。キャリアパスはあるが狭き門でなかなか厳しいと思う。外資系なので英語ができれば可能性が広がる。ハロウィンなどのイベントもあって盛り上がるし雰囲気は良いけれど顧客対応は神経すり減ってストレス管理が大切と痛感する。特に在宅ワークの場合は社員同士の交流も限られて孤独を感じることも多いと感じる。クレーム対応もあるので覚悟が必要。時間内に要領良く対応を終えていくことも必要。女性の責任者も多く機会は平等に与えられていると思う。大変な業務ではあるがお客様に感謝の言葉をもらえば力になると思う。子育てや介護で勤務時間帯や休み取得に融通がきいて、在宅ワークだと通勤の手間もないのがいいと思う。割り切って勤務するにはいいのではと思う。繁忙期のシフト体制だけなんとか乗り切るのが鍵、耐えた者勝ち、生き残る社員の共通点ではないかと思う。トークスキルや我慢強さがみにつく。

成長・キャリア開発:
配属場所によります。場所によってはキャリアは年功序列や風通しの悪さがあり、実力主義とは言えません。
また、実力有無に関係なく帰国子女が優先的に重要な役割にアサインされ、留学経験がなくても英語が堪能でアイディア力がある人はキャリアアップに遠回りなため、会社が「公平性」を謳う割には、実力のある人が埋もれている印象を受けました

働きがい:
日本はIT後進国のため、上位へ昇格するのは不利なため、昇格を働きがいにする場合は苦労すると思います。
ライフワークバランスを取りたいのであれば、それなりに働きがいがあると思います。
有益な改善案を提案しても、他の人の手柄になることもあったので、働きがいは見出せませんでした。

入社時の期待と入社後のギャップ:
自分の覚悟の問題ではありますが、
入社時は役職が低かった事もあり、英語力は求められなかったかが、役職が上がるに連れて高度な英語力を求められるようになり、そこが足枷になってしまった。
英語以外全て自分が優っているであろう相手でも英語力の差で負けてしまう事が多々あった。
悔しい思いもしたが、かなり英語力がついた点はよかった。

事業の強み:
世界的にどの分野でもトップのサービスを展開している。
日本独自の工程があり、海外拠点から視察が来るほどの評価を受けている

事業の弱み:
24年問題で翌日配送の規模が縮小するのでは？と言われている。
また、機械化が進めば雇用数が減っていくと思われます。

事業展望:
機械化による雇用減少
専門知識は身につくが、これといって他社に行っても通用するような資格取得の機会はない

給与制度:
評価制度は上司、同僚、部下からの相互評価。これにより昇給額が査定される。入社時の年俸をベースにした割合額のため、入社時の年俸が低いとその後のマイナスが大きい。
家賃手当は月4万くらいとなっているが、会社都合の転勤で引越しが発生しないと支給されないため、異動がない社員はずっと支給されない。

評価制度:
評価制度は上司、同僚、部下の相対評価。評価段階の枠が部署毎決まっており。必ず一人二人は最低評価がつけられる。最低評価だと矯正プログラムの対象になる可能性がある。
カイゼン業務などを行い積極的にアピールすると評価が上がる、逆に日常業務を積極的に行っても評価されない。
よってカイゼン業務が優先される傾向にあり、日々のやらなければならない業務が疎かになる、これをカバーしようと日常業務をする者が割を食う形になる。