福利厚生:
退職金制度はある。それ以外の現実的な福利厚生はない。

オフィス環境:
一人分のデスクは標準的な大きさ。モニターは、希望した場合デュアルになるなど、相談次第で融通がきく。

勤務時間・休日休暇:
人手が限られているため、どうしてもいろいろ掛け持ちして勤務時間が長くなることはあるが、それに対して会社として改善する意識はある。もし休日出勤が発生した場合は、振替休暇を取ることができる。しかし、極力休日出勤が発生しないよう、常に上長が管理・調整をしている。自分なりにうまくこなせる人とそうでない人では差が出てしまうが、それはその人の実力でもあるので、アピール次第という面もある。

多様な働き方支援:
リモートワークは基本的にない。副業は就業規則により不可。局所的な勤務時間の調整は上長との相談次第で変更可能。

組織体制・コミュニケーション:50人ほどの会社で、制作部が3つのフロアに分かれている。大きな会社ではないのですぐに全社員の名前と顔を一致できると思う。人間関係で大きな問題を抱えている人はいないので、普通の人であれば馴染めると思います。管理部は会社にいるが、制作に口を挟んでくることはない。社長が突然やってきてちゃぶ台返しみたいなことはない。

成長・キャリア開発:中途に関して社内教育はOJTが全て。デザインにあたって基本的なスキルがない人でも時間をかけて学ぶ時間を与えてくれます。入社時はPhotoshopは画像の加工しか使ったことがなくWebデザインは未経験でしたが、半年くらいでなんとか仕事が完結できるようになりました。あくまでソフトの基本操作の話で、デザインスキルは別に磨かないといけない。プライベートでもデザインの事を考えている人は楽しめると思います。
働きがい:大手クライアントのデザイン業務を担当できるのでやりがいが高い。求められるレベルは高いので制作物に応じた自主学習は必要である。ひとつの仕事がうまくいくと次の仕事につながることもある。基本的に一人一案件を任されるので、やり方次第では自分の思い通りにデザインを進めることができる。デザインが好き（特に自分で手を動かしてつくる）なら向いていると思います。

成長性・将来性：業界としてはこの先まだまだ伸びると思うし、優秀な女性社員や若手社員が多いように思う。社員数も年々増え、案件もふえているのでダメな男性社員の性格の改善ではなく(そちらは見捨て)新入社員の教育に力を入れた方がまだまだよくなるのでは？

給与制度:
実績を積み上げれば正当に昇給昇格・賞与などで評価される。特別な手当ては無い。残業はみなし残業として額面に含まれるが、極端に想定より残業が多い場合は賞与で調整が入る。

評価制度:
勤続年数給と年齢給が存在するため、年功序列的な要素はあるが、かと言って各個人に対しての評価は別途されるため、実力主義に近い印象。昇進・昇格は基本的に4月の面談で最終確認が行われ、5月支給の給与から反映される。年間の途中でも場合によってありえるが、制度上は年中は無いと思ったほうが良い。