福利厚生:
独身時は格安で寮(借上賃貸)に住めましたが、退寮後は住宅に関する手当は一切ないです。
首都圏に住む場合は特に苦労しますを

オフィス環境:
本社は銀座に2オフィスあり、国内部門と国際部門で別れています。
ただ距離は近いので往来は楽ですし、会議などで行き来する機会もよくあります。
設備はやや老朽化、旧式の設備が多いので決して快適とは言えませんが、最先端のものを求められるほど高度な仕事もないので、分相応かと思います。

勤務時間・休日休暇:
一応フレックスタイムを導入しているがほぼ朝から晩まで、日によっては早朝や遅い時間まで仕事をすることもある。休日に関しては美容部員はシフト制で働いていて取引様かも営業をしているため、休みに関わらず電話やメールの連絡が来ることが多いし、イベントなどで休日出勤をすることも多々ある。休日出勤した分は平日に代休取得を促されるが常に会社用の携帯は持ち歩き、電話やメールの対応をするため完全な休日と感じることはあまりない。

多様な働き方支援:
営業職の場合、取引先に行くことが主な仕事になるためリートワークなどはない。美容部員の中には子育てをしながら仕事をしている人もいるため時短勤務を使えるが営業職で時短勤務の社員はいないと思う。
拘束時間も長くなかなか副業や資格取得のための勉強などの時間を取るのも難しく思う。

企業カルチャー・社風:
ジョブチャレンジの機会が設けられている。一定のキャリアを積めば、社内の他の部署で働くことに挑戦できる。
社風としては古風なところがある。近年、時代に合わせた働き方などの提案がなされはじめてきたが、競合他社と比較すると、古く感じられることもある。

組織体制・コミュニケーション:
配属先によるところが大きい。
配属先の環境に恵まれれば、上司や同僚ともコミュニケーションが取りやすい。

女性の働きやすさ:
女性の多い職場だが、出産を経るとキャリアアップの道から遠のく印象。時短勤務は子どもが3歳の誕生日を迎える月の月末まで。それ以降はフルタイムになるか、時短勤務を継続させたい場合はパートになるしかない。パートには2種類あり、特別パートと呼ばれる形態になると子が小3になるまで時短で働ける。それ以降は正社員としてフルタイム復帰するものだが、3歳〜小3までのパート時短期間中も月に3〜4回程度遅番勤務をしなければならず、共働きで幼い子がいる社員には厳しい。また、特別パートには気持ちばかりのボーナスが出る。特別パートではなく、普通のパートになれば遅番の義務は無く、ボーナス支給も無い。また普通のパートから正社員に戻りたい場合はまた一から教育を受け直す必要があるとのこと。このご時世において、更には女性社員が大半を占める企業でこのような子持ち社員への扱いであれば今後も社員は辞めていく一方だと思う。

働きがい:
新卒で入社するにはとてもオススメです。礼儀も接客マナーも良い意味で厳しく且つ丁寧に教わることができます。
肝心の働きがいに関しても、正直とてもあります。自分を目掛けてお客様が来てくださるとモチベーションも上がりますし、接客が好きだなあと改めて実感します。個人のノルマはありませんが、お店の目標はもちろんありますし、都度販売チャレンジもあります。お店目標達成に関しては、かなりストイックに追いかける印象です。最初は数字管理も難しかったですが全員で頑張って達成させるのは楽しいです。言い方をラフにすると体育祭のような感覚でみんなで切磋琢磨して頑張ります。販売チャレンジは個人目標を落とされることがほとんどです。正直控えめな方はなかなかしんどいかなと思います。数字のプレッシャーもかなりあるので…逆に勝負事が好きな方や、向上心がある方はいつもトップの成績を出されるし楽しまれている印象です。ただどちらにせよメンタルはかなり鍛えられます。働きがいとは少し逸れているかもしれないですが、そういった面ではいつどこにいっても負けない程のメンタルを手に入れることはできるかと思います。
しかしチャレンジもエリアによって異なるそうです。また百貨店だけでなく専門店もあるのでそこでも違いそうです。

入社時の期待と入社後のギャップ:
結婚して育児していても働ける職場を目指して転職したが、転職した当初は子育てしながら働いている女性は部署に1名しかいなく、結婚していても子供を持っていない方がほとんどだった。
今は逆にみんな一気にベビーラッシュとなり子育てと仕事の両立に奮闘しているため仕事量が減るなどという配慮はないが、仕事の裁量は自身で持てるため自分の能力次第でなんとでもなる良い会社だ。

事業の強み:
新規顧客の獲得に長らく苦戦しており、ECなどの取り組みにも消極的のため今後の策が必要かと思います。現在は、ロイヤリティ会員によってお店も売上を維持していますが新規顧客では某有名芸能人などを起用しておりますがなかなか他メーカーと比較しても爆発的な認知にはつながらず、結果的に苦戦している状況です。ロイヤリティ会員についての施策も上からは活動を中心にお客様満足度を上げることを伝えられていますが現場ではそれ以上に販売促進策に力を入れています。結果、その場しのぎの策になり1年間や今後ご来店していただけるような機会は得られてないのかと思います。現場とメーカーの意思疎通ができてるようでできていないというのが現状かと思いますのでそこの埋め合わせも今後は必要になってくるのではないかと思われます。

給与制度:
地域手当があって、なんとか一人暮らしができました。新人のうちはかなり生活が厳しかったです。
賞与は支店の業績にも左右されるので、期待はできません。
とくに営業本部では専門店にて勤務するため、とくに1人での勤務ですと仕事量が多いので基本給には疑問がのこります。

評価制度:
専門店の店舗で勤務していると、ほとんど営業の方や上司などもこなかったため、売上の数字がでないと中々評価はされづらいです。