オフィス環境:
勤務場所ですが、会社が北は北海道の新千歳空港、南は沖縄の那覇空港と幅広く、年に１回あるかないか他の空港に応援に出向く制度があります。期間は空港によりますが、短くて３ヶ月、長くで６ヶ月です。選抜される方は事前に取って行くか行かないかのアンケートとる場合もあれば、隊長などの上の人間が何人か選抜する場合があります。応援に行くときは、会社が用意してくれるアパートに住むことになり、光熱費などは１部会社が負担してくれます。またひと月ごとに応援手当、移動する月に赴任手当が別に出ます。

勤務時間・休日休暇:
勤務時間は繁忙期は一日16時間拘束とかです。閑散期は12時間拘束とかです。基本的には羽田空港、関西空港、成田空港は忙しいと聞きます。残業が大量にあると。有給はフルでしっかりと取れます。会社側から最低5日取ってねと指示が出ます。

多様な働き方支援:
リモートワークはまず出来ません。空港で働かなければなりません。早帰りも基本的にはありません。副業は正社員はしてはいけません。契約社員というのがございますので、副業されたい方はそちらわお勧めします。

組織体制・コミュニケーション:
組織体制なのですが、十数班の班で構成されます。仕事の重要事項、イベント等、作業項目は上司から伝達はされますが、それぞれの班の考えがバラバラなことがあります。同じ班に所属している人がその班の考えでやっていたとしても、仕事の関係、シフトの関係上別の班と仕事をする際、自分の所属している班のやり方と考えが異なる班員と仕事をした際に考えの不一致等でトラブルに発展することがある。この問題はかなり前からあるのですがなかなか改善をされておりません。また空港保安で色々と伝達があるのですが、コロコロと変更されることがよくあり、大部分の変更された理由については言っていないことが多いです。

女性の働きやすさ:
所謂普通の仕事ではなく特殊な仕事なので
働く女性によると思いますが
体育会系や男性の様なマインドの持ち主ならば
比較的働きやすい職場だと思います
体力や根性があれば誰でも出来る仕事だとも
思います
ただ協調性やコミュニケーション能力に欠けて
いる人には難しいと思います

働きがい:
この仕事において、指示されたことを守り、自分はどうあれ航空機の安全を支えたい気持ちがある人にとっては良い環境であると思いますが、自己で何か考えて行動したい人には向いていないと思います。またこの仕事で大変なのは作業の段どりも大事ですが、やはりお客さんといかにわかりやすくコミュニケーションをとるが大事です。どの空港でも空港保安はありますが、空港保安の仕組みを理解していない方、横柄な態度をとる方もいらっしゃいます。そのお客さんといかにわかりやすく、トラブルを起こさないかが大事だと思います。

入社時の期待と入社後のギャップ:
資格を取るのにかなり時間がかかると思っていたが、意外とすんなり取れてしまうこと。

入社したての頃は他の同世代の子よりは給料が平均より高い傾向にあったが、何年働いても給料があまり変化がないことにはビックリした。

事業の強み:
航空機が出発するためには必ず行わないといけない保安検査は将来的に無くなることはないので、会社が潰れることはないと思います。

事業の弱み:
人手不足にも関わらず、事業拡大などをしようとする(この業界全体で人手不足で、各社で助け合う為)ので、勤務時間が長くなるなどして負の連鎖となっています。

事業展望:
今後大きく良くなることはないです。

給与制度:
昇給は毎年あるが、微々たる差なので昇給と言えるのかは微妙な所。賞与は月給の1.5程度なので高いとは言えないが、毎年きちんとある。住宅手当は一人暮らしで月1万。
ただし基本給が少なく、残業代でお金を稼いでるという感じなので月々の変動が割とあり、安定しているとは言い難い。残業時間が毎月多い分、収入は高いが、体力面を考えるとどちらがいいかは人それぞれといった感じ。

評価制度:
個人の実力等はほとんど反映されず、勤怠でボーナスに差が出る程度。