福利厚生:
住宅補助以外の一般的な福利厚生は揃っている。

オフィス環境:
立地は千代田区、駅から新御茶ノ水、御茶ノ水ともに徒歩１分の距離にあり、便利。
秋葉原の近くということもあり、評価に必要な電子部品をすぐに調達できる点も良いと思っている。
一方、住宅補助が無い為会社の近くに住むことは難しく社員用駐車場もない為電車での通勤が前提となる。
本社ビルは古くて日当たりも悪く、窓を開けての換気もあまりしない為快適とは言えない。
別館にテナントとして借りているPMOビルは明るく近代的なオフィスだと感じる。

勤務時間・休日休暇:
エンジニア系はどの部署も、残業時間もふくめ、大変そうな印象がある。
自分がプログラマーとして関わったプロジェクトについて言えば、既存機種と似た機能であってもスクラッチ開発の要素が少ないとは言えないように感じた。エンジニアとしては勉強になるのでその意味ではありがたかったが、会社としては既存機能の再利用性を高めることで開発効率が大きく向上すると思う。
ただ、最近、マネージャー以上の役職者がフロアの施錠をするルールに変更になったため、連日、夜遅くまで残って残業ということは今後は減っていくと思う。

企業カルチャー・社風:
楽器や音楽が好きな人ばかりで、そういうのが好きな人には向いている職場だと思うし、基本的に気さくな人が多いと思う。
エンジニアが主体で製品企画から開発・量産まで行う。
エンジニア自ら開発している製品への思いが強く、良い商品を作って、良いものをユーザーに届けようという情熱と意欲を持った人たちが多いように思う。

女性の働きやすさ：この会社で長く働いていている女性、特に事務系の仕事をしている女性は働きやすいと思います。ほとんど仕事をせずに、仕事と関係ないおしゃべりを長々とやっているというのが日常茶飯事で、誰も注意する人がいません。また、高齢の女性職員で、自分の担当の仕事であるにもかかわらず、何かお願いしても露骨に嫌な顔をして「やりたくないオーラ」を発散したり、仕事の依頼を拒否することもしばしばですが、やはり誰も注意しません。「休まず遅れず働かず。」みたいな働き方ができます。

成長・キャリア開発：会社の中心は技術職職者で回っている。したがって、バンド経験がありかつ、現在も活動しているギタリストで理系の学生（とくにソフトエンジニアが出世する）かつ、英語ができれば活躍できると思われる。また、ハードワークを厭わず、つねに会社を優先できる人物が評価される。家族優先の人には不向きである。

雇用の安定性：採用に偏りがある。技術職以外にも、プロパーを増やし多様性を養う必要があると思う。また、海外売上が高いにもかかわらず、日本の技術者しかいない。多様性を許与する文化がないと今後の成長は、社員、会社ともに望めないと思われる。

給与制度:
資格給という制度があり、保有している資格や試験の点数に応じて毎月給与が支払われる。
TOEICや簿記、Microsoftオフィス系の資格や、基本情報、応用情報などエンジニア系の資格の他、MIDI検定も支給対象の資格になっているのが楽器メーカーらしいと思う。
試験の難易度や点数に応じて資格給の金額が変わる。
社内の雑談でも、資格給に向けた勉強の話などが出るので、社員のモチベーションにつながっていると思う。