福利厚生:
住宅補助や寮はあるものの利用していないためよく分からない。
退職金制度はあり、入社3年目以降から支給対象となる。
職位に応じたポイントが毎月蓄積され、ポイント累計額に職位に応じた単価を掛けたものが退職金支給額となる。

オフィス環境:
立地は田町駅から徒歩２分ほどであり、アクセスについては特段問題ないと思われる。
オフィス環境としてはいたって普通であると思われる。
会議室についてもそれなりの数が揃えられている。

勤務時間・休日休暇:
会社としては、有給取得促進に力を入れているため、年間5日は必ず取得できるが、自分の希望の日にちに取ることは難しい。半休なども取得できるが、現場職の場合は忙しくて結局取得できないときもあった。

多様な働き方支援:
副業は禁止で懲戒対象となる。リモートワークはコロナ流行中は認められていたが（リモート可能な部署）、現在は基本出社となった。その他に地域限定制度もあるが、指定範囲が広いため余り意味がないのではと思う。

企業カルチャー・社風:
古き良き会社という印象。
現場職では挑戦する機会や評価される機会は若手でも平等に与えられている。
現場職だと、店舗は24時間稼働しているため、休みの日も気は休まることはなく、まとまった休みは取りずらい。
会社として長期休暇を取るための仕組みはない。

組織体制・コミュニケーション:
どちらも関係性次第という印象。
部活動など積極的な交流手段はない。

ダイバーシティ・多様性:
ダイバーシティには積極的に参画している。

女性の働きやすさ:
女性にとって良い面・悪い面が混在しています。
全社的に女性の活躍にかなり重きを置いており、社内各所で女性が活躍した事例が共有されています。
まだまだ管理職には女性が少ないですが、女性活躍に力を入れている段階であり、上を目指したいのであれば入社する価値はあります。
また、産休・育休など各制度は整っています。
一方で、女性の働きやすさという面では悪い点が目立ちます。
特に子どもができた後、育休明け後は普通に1社員として勤務することになります。
24時間365日対応の職種なので気が休まる時がありませんし、担当する店舗によっては深夜早朝に仕事をする時があります。
また、フォロー体制が脆弱なので子どもがいても遠慮なく仕事に駆り出されます、多少気にしてもらえるとはいえ残業も普通にあります。
そのため、結婚を機に退職する女性社員は非常に多いです。
結婚をしない・子どもを産まないのであれば良い企業ですし、時期的にもいい待遇を得られやすいと思います。

成長・キャリア開発:
入社して2週間はビジネスマナーや事業について学ぶ研修が設けられ、その後全国各店の直営店舗へ運営スタッフとして配属されます。そこでオペレーションや経営知識を学び、店長業務を経験し、その後SVとして加盟店への経営コンサルタントをしていくこととなります。
得られるキャリアとしては、店長経験またSV職はほぼ経営コンサルタントと言いながらルート営業の面が大きいです。
資格などに関しては店長になるにあたり、酒類販売管理者・食品衛生責任者・防火防災管理者の資格を会社の経費で取得させてもらえます。
また、社内資格で店長資格・SV資格があり試験を合格することで得られます。

働きがい:
コンビニ自体に相当な興味や思いがないと精神的に続けるのは難しいと感じます。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社時は自分のキャリアがこれからスタートしていくと、あまりスピード感持って出世するとは思わなかったが、教育がしっかりしているため、丁寧に教えられたため、良い評価をいただくことができ、同期の中でもカテゴリー層が高くなった。しかしここは、OFF-JTではないため、営業所にいるSVたちの手腕にもよると思う。そのためそこの実権を握る営業所長の教育への力の入れ具合により、人が良く育つか、育たないかが分かれる。人事部の教育に関しては、営業部に配属になるまで、そこまでには全力で教育してもらっていたが、地方ちりじりになってからは放任で教育に関わっていない感じがする。そのため教育体制に関しては入社前と入社後にギャップを感じる。
また、給与はSVだと意外と高い。想像していた以上だ。しかも私は転勤で地方に行っていたため、家賃補助が9割出ていたため、実質年収はかなり高いと思っていた。そのためファミリーマートのおかげで充実した２０代を過ごせたと考えている。今思うと、転職して非常に後悔している。今でも可能であればファミリーマートに戻りたいと思えるくらいいい会社だと思っている。しかしスーパーバイザーには戻りたくはない。

事業の強み:
業界第2位とは言え、親会社の伊藤忠商事のバックアップ体制は、すごい。

事業の弱み:
サークルKサンクスを合併し、その加盟者の契約年数が5年単位だが、高齢化等あり、加盟者側から断られた場合、契約更新されず、直営化し、収益性がかなり下がる点。

事業展望:
伊藤忠商事のバックアップのもと、安定して利益確保をし、次なる収益確保するため、適宜投資して、成長していくと思います。

評価制度:
評価制度自体はいたって普通であるものの、1次評価者による評価が普通であっても部内調整などといって２次評価者が勝手に評価を変えてくることがあった。
評価基準には業績評価と行動評価とがあり、前者は賞与、後者は基本給の査定に影響するものであるが、後者については内容があいまいで具体的にどのように対応すれば分からないものも多々あった。
管理職への登用については基本空きポジションが発生しない限りは難しいと思われる。