福利厚生:
寮や社宅は安く住むことができる。
ただ場所によっては環境は最悪で、部屋以外共用の場合もあるので苦手な人はかなり苦痛かも。
単身赴任者には手厚い帰省費用や住宅補助があるので、対象者は良いかと。
社宅は支配人が比較的綺麗なところを選んでくれるので、そこはありがたかった。

オフィス環境:
リゾートの立地は、車がないと生活できない場所がほとんど。
都心に配属される可能性は極めて低いので、それが耐えられない人はリゾートを志望しない方が良い。

勤務時間・休日休暇:
社員は基本的に公休で月8日休み。夜勤の回数が多かったり、人数に余裕のある時はプラスで休みありました。
有給も前月の希望休締切の段階で希望をだせば、しっかりもらえます。
夏は3回、冬は4回の特別有給もありました。

体調不良等の当日欠勤があるため、日勤から夜勤になったり、休みが潰れたり、ありましたが、代わりの休みは貰えてました。
所属店舗にもよると思いますが、サービス業のわりには休みは取りやすい方だと思います。

多様な働き方支援:
リモートワーク、副業はNGでした。

社員は夜勤勤務があるので、ひと月の勤務時間を抑えるため、5時間だけとかのショート勤務が月に数回あります。

企業カルチャー・社風:
中途採用だと、新卒に比べて研修が雑かもです。
入る時期とか、部署の規模によりますが、1度教えていただいた限で、ほぼ1人でやらされ、分からなかったら聞いてのスタンスの所もあるので、難しいです。

組織体制・コミュニケーション:
規模が小さければ小さいほどコミュニティが出来上がってるので、割って入りにくいです。
質問あっても談笑されてると気まずいです。
新人教育がしっかりしてる所はあるとは思いますが、これも配属される場所によりけりですのでこればっかりは運だと思います。
自分はややハズレでした。

女性の働きやすさ:
夜勤はあるが働き易いと思う。産休を取る方も多く休み前も体調を考慮した勤務指示がある。
女性職場の為、女性の人間関係がいやな人出なければとても居心地がいいのではないかと感じる。また、女性の支配人も多く、仕事で上を目指したい人にもおすすめできる環境だと思う。

成長・キャリア開発:
新卒の方は大変手厚く教育をしているイメージはあったが中途採用は即戦力を求められることが多く、研修の内容と求められる難易度のスタートが全然違う。
資格補助はあるので上を目指したい人は勤務時間外で勉強すれば資格手当はないが多くの資格を取得することが出来る

働きがい:
お客様からの優しい言葉も多く、直接反響があったことは働いてて良かった。
ビジネスホテルではあったが相場のビジネスホテルより金額が高い為、役職者の利用も多く、ハイクラスの接客を学ぶことが出来たことが良かった。

入社時の期待と入社後のギャップ:
対面接客を希望していたのですが、自分が配属された所が、ビジネスメインだった為、処理能力の速さや会社絡みのやり取りが多く、端末処理も多かったので覚えるだけで必死でした。
中途採用だとトレーニングも雑っぽくなり、ひとつのことしか出来ないと自主的に何かしないと何もしてない人になる事があります。

事業の強み:
多角的に事業展開をしている点から、一つの事業が不安定になっても、他の事業で補えるため、給料がカットされたり評価賞与がカットされることはないです。

事業の弱み:
マーケティングがとにかく弱いため、他社との比較が必要になってくる。また、ノウハウが未だないまま販促をしているため、手当たり次第に手探り状態で販促を行なっている。従って、プランを作って展開しては、終了になる。人の入れ替わりも激しいため、過去のプランや販促物を知りたくても情報がないことが多い。また、過去の情報を保存する習慣がないことから、どこからも情報が見つからないことが多々あります。

事業展望:
今後もどの事業も伸びていくと感じる。しかし、マンパワーでどうにかしている点が多く、これまではそれで成功してきたと感じる。今後、賢い企業が出てくる場合は負けてしまうのではないだろうか。また、あくまでもサービス業のため、世の中の景気に左右されやすいため、給料カットにならなくとも給料が減ったり、ボーナスカットも起こりうると考えられます。

給与制度:
うちの支店では、年2回の賞与が支給されますが、金額にはばらつきがあるようです。業績が良い年は高めのボーナスが出ますが、逆に不景気の年には期待しすぎないほうが良いかもしれません。昇給に関しては、毎年4月に定期的に行われますが、個人の業績評価に大きく依存しています。上司との関係や、どれだけ自己アピールできるかがカギになっている印象です。

全体的に見て、ホテル業界の中では待遇は悪くない方だと思います。ただ、昇給や賞与の面では他の業界と比較して慎重に判断することをお勧めします。長く勤めれば勤めるほど、待遇面でのメリットが増えるので、腰を据えて働くつもりなら良い選択肢と言えるでしょう。

評価制度:
ドーミーインホテルでの昇進・昇格は、実力主義が基本となっています。上司や人事部からの評価が大きな要素で、特に業務成績やリーダーシップが重視されます。しかし、同時に年功序列的な面も少なからずあり、勤続年数が長くなるほど昇格のチャンスが増えるようです。ただし、昇進プロセスは少し透明性に欠けるという声も聞かれます。昇進の決定が突然だったり、社内での競争が激しいため、ポジションを争う雰囲気があると感じることもあるようです。また、特定の部署でキャリアを積むことが昇進への近道となるケースが多く、異動が少ないため、経験を積むためのポジションの選択が重要になると感じました。