福利厚生:
住宅補助はありません。

オフィス環境:
スタイリッシュなオフィスを目指しており、数年前に新築した7階建の本社ビルに加え、昨年購入した8階建の工場の中古ビルがあります。
工場のエレベーターはとても古く、かなり頻繁にメンテナンスが入っています。
オフィス引越しの際に貰い物の机や拾い物のテーブルなどを転用しており経済的な面があります。一方で、全社員分の高級オフィスチェアを買い揃えたり校正用に高価なiPad  proを購入するなどの面もあります。
現在事情がない限り出社勤務のみで、感染症対策できる環境は消毒液と換気以外ありません。書類の物理的なやりとりは減らず、フロア間の行き来は「個人に任せている」と言われました。対策にあたり会社から物理的に支給されているのは消毒液と建物で一つの体温計、計測した体温を記録する紙の名簿です。

多様な働き方支援:
コロナの自粛期間中はリモートワーク可能でしたが、自粛解除後は原則リモートワーク禁止となりました。リモートワーク可能な職種なので、臨機応変に対応してもらいたいです。

企業カルチャー・社風:
顧客が学術学会の大学や研究者、医者などのため、雰囲気は硬い。
15分刻みで依頼業務の請求が行われるため、就業時間のバッファがない。

組織体制・コミュニケーション:
上長のみがリモートワークで、他の社員がフル出社という歪んだ構造になっていて、入社時に驚いた。
フル出社社員間のコミュニケーションは良好であったが、リモートワークの上長とのスキル差が大きく、技術的に成長させていこうという気風は感じられなかった。

女性の働きやすさ:
制作部門は女性の比率が多く、女性マネージャーもいるので働きやすいと思います。休みも比較的取りやすいかと思います。産休育休後に戻って働かれている女性社員もいて、勤続年数が10年以上の方もちらほらいらっしゃいます。20代〜30代の方が多いですが、ベテランの方もいらっしゃいます。

成長・キャリア開発:
未経験でもチャレンジできる環境があるので、経験を積めます。他部署への異動はあまり聞いたことがないので、一つの職務を極めたい人には向いている環境かもしれません。担当業務以上のことを身につけたいと思った場合、会社に頼らず自分自身で学ぶ必要があります。

入社時の期待と入社後のギャップ:
終業時間が入社時に比べて１時間ものびた
それまでついていた見込み残業代もカット
最近では土曜日も交代ででろという話まであるらしい

事業の強み:
学術団体に的をしぼった事業をおこなっており、そこはポジションとしてはいいのかなとおもうが、近年ではリクルート系列の会社もこの業界に参入してきている。
一方、学術団体の規模は年々縮小しているため、いまからこの業界で働くというのはキャリアという視点からオススメはできない。

事業の弱み:
母体は印刷会社、ターゲットは学術団体。
いずれも縮小傾向にある事業であり業界であるため、将来の発展はあまりみこめない

給与制度:
昇給は毎年7月にあります。今年はコロナの影響を受け、売上も良くなかったため全社員昇給はありませんでした。賞与は６月末と12月末の２回あります。各種手当も、必要最低限といった感じで特に他社に比べて良い点もないかと思います。

評価制度:
実力主義とは正反対で、前から在籍している社員を優遇し、今時珍しい年功序列制度だと思います。どんなに効率良く業務時間内に自分の仕事を終わらせても、毎回残業するメンバーは決まっており、それらのメンバーの残業時間が減らないことについて、残業時間が少ない社員の責任とされてしまいます。現場にいない社長がすべて評価するので、個々人がどのような業務の進め方、どのくらいの分量をどのくらい効率的に進められているかまったく把握されていません。