福利厚生:
この会社は都市部(東京、大阪)以外にも事業所がある(静岡県など)。
しかし、住宅補助がでるのは都市部だけであり地方の事業所に勤めている人は一切補助がでない。
そのほか、会社行事がたびたび開催されるがその移動費は全て自己負担となっており、地方の社員が参加する為には数万円の運賃を負担して参加しなければならない。

オフィス環境:
立地は良いが、フロアがとても狭い為、当初確保されていた会議室に作業机を入れて使いつぶしている。
その為、顧客が打ち合わせや視察にくる前日は、会議室の作業机を一時的にフロアの隅に移してしのいでいる。

勤務時間・休日休暇：
・標準勤務時間8:45～17:30（標準労働時間1日7時間45分）
・完全週休2日制（土・日）、祝日、年末年始（年間休日122日）
・年次有給休暇（初年度20日）、特別休暇(慶弔・結婚・出産・産休・公傷)、永年勤続休暇（10年、20年、30年勤続者にはリフレッシュ休暇を付与）、育児休業、介護休業

多様な働き方支援：
・フレックスタイム制度が導入されている
・オフィスカジュアルが導入されている
・テレワーク勤務制度が導入されている
・子育てサポートや介護サポートが豊富（産前・産後休業、育児・介護休業、育児対応短時間勤務）

企業カルチャー・社風:
体育会系であり、要員やスキルマッチしなくても受注し、受注したあと考えればいいという文化である。
また、力業で仕事を進めるため、便利なツールや社内プラットフォームなどは無い。

組織体制・コミュニケーション:
組織間の交流は積極的ではない。
上司に話しても何も変わらないので相談する人は皆無では？

女性の働きやすさ:
どうしても、出勤がベースとなるPJである場合は『難しい』という風潮がありました。が、近年、テレワークがすすんだことにより、だいぶ働きやすくなったと思います。（これはどの企業にも言えることではありますが。）
当然、現場の状態や、自身の能力により、どうにもならない場合もあるので、その辺はうまく現場で対応するなり、上司と相談して物事を進めたりという、一般的な対応は必須となります。

成長・キャリア開発:
e-learningの支援はあるが、プライベートな時間で自己研鑽する形。

働きがい:
職場によっては成功体験を感じる時期はあるが、基本的には顧客からの仕事をベルトコンベヤーのように順次こなしていく状況。

入社時の期待と入社後のギャップ:
新人研修に力を入れていると紹介があったため入社したが、実際は業者へ3ヶ月研修を依頼した後にOJT研修すら事業所によっては行っていないところもあった。
残業時間が平均23時間と公表されているが、それを下回る残業時間の月が数回あった程度だった。

事業の強み:
良くも悪くも多くの顧客があり、一部の業務が途絶えても会社としては存続できる。

事業の弱み:
複数プロジェクトの掛け持ちの為、残業時間が多いこともあり中堅社員の離職がここ数年会社の重要課題となっている。

事業展望:
会社方針として、より単価の高い作業を優先すると展開されており具体的な見通しは感じなかった。

給与制度:
ランクアップには国家資格が必要であり、国家資格がないと業務としての実績を立ててもランクが上がらず
昇給は頭うちとなる。役職(リーダー、主任)の付与で給与が増えるが、役職の付与は管理職の一存で決まる為
管理職のYesマンに付与される。
賞与は労働組会から増額の要望が毎回でるが、検討中であるとの回答で期限まで時間かせぎをしていつも最低限の月数となる。
手当の一例としては、急遽顧客先に行かなくてならない際の移動時間が3時間など長時間となっても新幹線代は会社から出ず、みんな自己負担という形で対応させられている。

評価制度:
役職(リーダー、主任)の付与、昇進は課長以上の管理職の一存で決まる為、業務の実績ではなく管理職が気に入るかどうかで決定される。その為、管理職が席を置いている事業所内で作業している社員のほうが顧客先で作業している社員より評価され、昇進・昇格している。
静岡の事業所で協力会社のメンバを休職に追い込んだが、売り上げは伸ばしたリーダーが昇進した。以前にも派遣先で別会社の派遣の方を休職に追いやったりと問題があったが上司は黙認している。