福利厚生:
新給与制度が取り入れられたので、退職金が低くなると想定される。
住宅補助は2.85万円程度だったと思う。

オフィス環境:
本社は全体的に古く暗い。数年前に血液事業系の部署は近くのオフィスビルに移転しておりそこは新しい。カフェや食堂はなく、仕出し弁当や近隣のコンビニ等を利用していると思う。社内であれば自席で食べる人が多かったと思う。

勤務時間・休日休暇:
部署による。研究所は本社よりはのんびりした印象。本社は夜遅かったりり休日出勤したこともあり、入社して最初の数年は辛かった。それを仕方ないとする雰囲気もあったため本当に配属される部署による。今はどうかわからないが、自分がいた頃の本社はどこも忙しそうな印象であった。

多様な働き方支援:
数年前まで水曜日はノー残業デーを設けてなるべく早めに帰らせるインフォメーションが出ていたがコロナ前後あたりから全くなくなった。
副業は勿論不可。リモートワークはコロナの名残で辛うじて週1で認められているが、これも場所によると思う。現場仕事の人は殆ど利用できてないと思われる。

企業カルチャー・社風:
良くも悪くも昔ながらの社風である
挑戦しようと思えばいくらでも挑戦できるとは思うが、何かバックアップがあるわけではないと思う

組織体制・コミュニケーション:
組織間の交流は、研究などが頻繁に行われているため、それなりにある。
社員同士のコミュニケーションも、部署の垣根が低く円滑なコミュニケーションが取れていると思う

ダイバーシティ・多様性:
女性のほうが多いように感じる
日赤なので国際支援等の関係で海外での支援業務などが盛ん

女性の働きやすさ:
日赤のいいところは人を大事にするところなので、休みはとりやすく、皆さん産休育休も取得しており、育短も当たり前に取得しています。また産休にかかわらず、家庭の事情にあわせて上層部の方が配置や部署の相談にのってくれます。そのため女性職員の人数も多く、また、管理職のひとも多いです。学歴に関係なく採用しているので、お仕事ができる人であれば、大卒でなくても活躍できます。

成長・キャリア開発:
資格手当はありません。研修はキャリア順に制度が整ってきて、毎月１回はあるイメージですが希望制なので全員ではありません。

働きがい:
急性期病院であればかなり忙しく、多重課題に追われるためバリバリ働きたい方には良いかと思います。しかし人数が少ない中で回さないといけないのが現状で、中堅（3〜5年目）は疲れて半分ほど退職しているのが現状です。

入社時の期待と入社後のギャップ:
ネームバリューは大きく、多くの人に認知されている立派な企業だと感じる。
一方で大きな組織なゆえの動きにくさもある。
若手の中でも、支部や血液センターで働いている人は地方で働く安定性を重視して、入ったという人も多くその場合は地域差を感じる

事業の強み:
災害救護や献血といった、公益性の高い活動を行っている。歴史もながく社会的信用も高いと思う。

事業の弱み:
収益が寄付に頼っている割合が大きい点。資機材等の調達が下手である。（買い物が苦手）

事業展望:
主要事業の災害救護事業もDMATやNGOに押され気味であり、役所気質ではスピード感や風通しのよさで歯が立たない。このままでは寄付なども次第に離れていってしまうと思う。スピード感についても遅い。
Rプランという人事評価制度類似の制度により、ほとんどの職員が昇給幅が少なくなり意欲が低下している。

給与制度:
ボーナスは年2回でそれなりにあります。昇給は年１回で伸び幅は少ないです。資格手当や危険手当はなく、手術室であれば当直手当、時間外手当も付きます。その他夜勤手当も付きますが病棟に比べて休みが少ないように感じます。

評価制度:
今のところは年功序列ですが、今後は勤務評価になるようです。勤務評価になっても以前の給料よりも低くなることはないようなので、仕事出来ないorしていない人よりも給料が低い状態が続きそうです。