福利厚生:
住宅補助は比較的充実している。(年齢に応じて、若い人ほど家賃補助の割合が高い。)通勤手当は、定期代を実費支給。退職金は、長く会社に貢献した人ほど手厚くなるシステム。

オフィス環境:
東京本社・大阪営業所・そのほか拠点含め、新幹線の駅からのアクセスが良く、立地は悪くない。

勤務時間・休日休暇:
勤務時間は部署によりまちまちで、ほとんど残業がない人から45時間程度の人までいる。
45時間を超えると総務部から指導が入る。
休日出勤はほとんどない。

多様な働き方支援:
コロナ禍を通してリモートワークを行う人が増えた印象。
早帰りや遅れての出勤も可能。製造現場の人間はどちらもない。

企業カルチャー・社風:
全体的に古い体制が残っており、挑戦することや新しい考えなどを求めるような発言はあります。しかし、実際は資料のフォーマットやプレゼンの仕方等をかなり細かく指定されるなど、かなり保守的な風土があります。

組織体制・コミュニケーション:
若手の団結力は非常に強く、休日に遊んだり飲みに行ったりする機会が多くあります。
一方、30〜40代の社員が少ないためあまり上司との交流は多くありません。
アルコールハラスメントのようなことはまず無いので、お酒が飲めない人にとっては非常に良い環境です。

ダイバーシティ・多様性:
海外出身の社員は非常に少なく、職場でも日本語以外が使われる機会は、一部門を除いてほとんどありません。

女性の働きやすさ：
特に事務職で女性社員が多く働いており、若手からベテランまで様々な方がいて、お互いによくコミュニケーションをとっている印象が有ります。
なのでちょっとした相談事も聞いてもらえるような職場環境になっていると感じています。
更衣室やお手洗いも充実している。
多くの女性社員が結婚後の産休や育休を積極的に取っており、仕事復帰しており、復職を歓迎する雰囲気がある。

成長・キャリア開発：
入社後２年ほどはOJTを通じながら基本的な知識の習得に専念しながら、自分のテーマを持ち、先輩社員と共有しながらテーマを遂行し完遂まで実施する。当人の今後のキャリアを考えたうえでのジョブローテーションが行われ、様々な業務を経験しながら、キャリアアップが望めます。
資格の取得支援は積極的に行われており、社内での勉強会なども行われている。

働きがい：
エアフィルタは様々な業種で使用されており、最終製品として、液晶テレビやスマートフォン、食品、医薬品となり、普段私たちの身の回りに当たり前のようにあります。こういった製品ががどうやって、どんな環境で製造されているかを知り、フィルタがなければ、この製品が存在しない、成り立たないといったことを知ることが出来、大きな働きがいに繋がっています。

入社時の期待と入社後のギャップ：
就職活動中に、工場見学や先輩社員との懇談会を開催してもらっており、入社前から、入社後の自分が働くイメージを持っておくことが出来ていたので、そこまでギャップを感じたことはありません。
応対する先輩社員も入社後に、配属されるだろう部署から若手を中心に選抜されるので、直接OJTしてもらえる人と早い段階から面識を持つことが出来ていました。

事業の強み：
ガラス繊維の製造から、フィルタ製造、提案、販売、分析まで幅広く一括して当社で対応出来ることが強みです。
特に分析に関しては、工場に分析センタがあり、そこに数々の分析装置を保有しています。例えばICP-MSやGC-MS、SEMです。こういった分析装置は、当社のケミカルフィルタを使用頂いているお客様の使用環境の分析や使用済みフィルタの評価にしようしており、分析結果から交換時期の提案を行ったり、新しい提案を行ったりすることができ、当社ならではの強みとなっています。
また、ダイキン工業のグループ会社でもあることから、フッ素樹脂を応用した低圧損、高効率といった特徴のあるフィルタの開発も進めており、圧倒的に低圧力損失なフィルタを持っているのも強みです。

事業の弱み：
フィルタ分野では昔から半導体工場などにあるスーパークリーンルームの天井用のＨＥＰＡフィルタなどに採用されていた経験から、高価な高性能フィルタについては強みを持っていますが、ビルや商業施設などに使用されている比較的安価なフィルタについては、海外をはじめ、国内でも様々なメーカが存在しており、価格競争が激しく、こういった分野については弱みであると考えています。試行錯誤を繰り返しているところですが安価なフィルタでも当社のフィルタが有意となる付加価値をどれだけ付けられるか課題です。

事業展望：
ダイキン工業のグループ会社であることの強み（世界中にグループ会社がある世界Ｎｏ．１企業）を生かして国内のシェアアップとグローバルな活動が増えていくのではないかと思います。
これまでの国内だけの活動ではなく、海外のグループ会社アメリカンエアフィルタなどともより頻繁に交流する機会が増えると考えられます。

給与制度：
労働組合があるため、昇給・賞与はほぼ業績や従業員の貢献度に相応していると思う。
各種手当についても、会社側が制度改正をする際にはかならず労働組合の承認が必要となるため
不当な処遇となることは考えづらい。
また、時間外勤務や休日出勤の割り増し率も法定よりも高い設定なのは、かなり珍しいのでは
ないかと思う。

評価制度：
基本給はスキル給、本人給(勤続に応じる給与)で構成されているが、
毎年１回上司からのフィードバック面談があり自分のスキルに対しての評価や
今後の目指す方向が示されるため本人の認識と評価のギャップは生じづらいと感じる。
評価に不服がある場合の窓口も設置されている。
昇進・昇格は基本的には年に１回。スキル給の配分が高いので、年功ではなく
スキルがあれば昇格のチャンスも増えていると感じる。