福利厚生:
福利厚生はかなり満足しています。さらに年々良くなっていってる印象があり、職場自体に不満はあるが福利厚生は整っているので会社に留まっていると言う人も少なくありません。各工場に託児所も設置されていっており、今後子育て世代になったら利用を考えています。『HAPPY  LIFE』というトヨタグループの社員が入れる保険があり、保険料が非常に安い点も良いです。
ここ数年では『トントンカフェ』と呼ばれる選択式福利厚生も導入され、福利厚生の幅も広がりつつあります。

オフィス環境:
現場などはまだまだ古く汚い建物や設備も多い。設備投資にかけられる余裕が無いように見えます。実際、何十年も前から使っているボロボロの設備をギリギリ使っている職場が多いです。故障する頻度もかなり多く、それによりラインがストップすることが度々あり、部品の交換をしようとメーカーに問い合わせをしても、あまりに古い設備の為部品がないことも。そういったときは社内の他の設備から部品を持ってきて修理し、なんとか間に合わせることもしばしば。
一方、食堂や事務職などを行っている建物などはそこそこ綺麗です。

勤務時間・休日休暇:
部署によって勤務時間に差がある。残業が0時間の場所もあれば残業が30時間の場所もあるといった感じ。部署によって文化もそれぞれであるイメージ。祝日は出勤のスケジュールだが、年末年始や夏休みは他企業よりも長くとられていて、社会人でも長期旅行をしたい方は合っている職場であると思う。休暇については年休をとりやすい環境であり、休暇の調整については他企業よりもしやすいのではないかと思う。

多様な働き方支援:
テレワーク中心の働きやすい環境であると思う。ただし、やはり対面の方がいいという考えも人によっては見受けられるため、人によって考えの差があると思う。これも部署によってそれぞれだがフレックス制度をどんどん使ってくださいという部署もあれば、みんなが使わないので躊躇う環境にある部署もある。

企業カルチャー・社風:
認証不正以降、人を大切にする姿勢が強く特に若者に対しては、耳を傾けて話を聞いてくれる姿勢がある。

組織体制・コミュニケーション:
人数の多い会社なので、職場関係はその職場職場で差があると思う。

ダイバーシティ・多様性:
最近は外国からの採用者が多く見受けられる。さらに海外の関連子会社からの留学制度があり、東南アジアの方などを中心に多くの外国人が働いている。服装は自由なので、役員クラスでもデニム＆Tシャツといった格好で仕事をしている

女性の働きやすさ:
女性の管理職（現場）は３工場全体で数人と聞いています。数が少ないため自分も正確な人数は分かりません。
工業という職業柄、女性社員がそもそも少ないというのも要因の一つですが、出産・子育てのことなどを考えると管理職との両立は非常に難しいと思います。それほど現場の管理職というのは仕事量、残業時間、メンタル面で大変な仕事ということです。
休暇に関しては非常に取りやすいと思います。時短勤務・有給・生理休暇・育休・産休など、女性が少ない分積極的に取らせて貰えます。

成長・キャリア開発:
若いうちから、様々な業務に携わることができる。よく言えば成長できる環境なのかもしれないが、実態としては人手不足によるところが大きい。結果として経験値の少ない集団になっているので、難しい課題への対応力がやや弱くなってしまう。

働きがい:
日々、街中で見かける自分たちの商品には誇りに思う。間接的な関わりでしかないが、それでも自分の扱っている商品がお客様に届いて使われているところを見ると嬉しい気持ちにはなる。

入社時の期待と入社後のギャップ:
思っていたより、工場の設備が古かったです。入社前は大企業のならそれなりの設備が揃っているのではないかと想像していました。その分修理にかかる時間と労力が割かれてしまっていてもったいないように思います。
あとは昼夜2交替勤務は慣れるまでは想像以上に辛かったです。

事業の強み:
トラックメーカーの中でしっかりした開発力を持っている国内メーカーは少ない。日野自動車も今が踏ん張りどころだが、社員の士気が高いため、ここを踏ん張り、環境に適応できるトラックを開発できる国内メーカーとして生き残る力を持っている。

事業の弱み:
社会貢献度が高く、物流においてトラックは不可欠。しかし、利益率が低いという課題があるため、適切な価格転嫁を行いながら、多くのお客様に選んでいただける商品力を高める必要がある。

事業展望:
社会構造上物流を担うトラックは不可欠。その点において日野自動車が生き残る基盤はある。

給与制度:
基本給が低く夜勤や残業が無いと生活が厳しい。
賞与は自動車メーカーの中では低いが中小企業に比べればマシな方だと思う。

評価制度:
職場にもよるが自分が働いている職場は上司が面談の際にこれからどのように働いていきたいかなど聞いてくれるのでそこで昇進したい意志を伝えれば候補に入れてくれる。
また、どのように頑張れば昇進できるかヒントも与えてくれるのでモチベーションはとても高い状態で働くことができると思う。
ただ、人間性なども見ているのですぐ態度に出る人やコミュニケーションが取れない人は候補から外される可能性もある。