福利厚生：
福利厚生はひと通り揃っていましたが、金額はあまり手厚くありませんでした。
退職金は先輩社員に聞く限り中小企業の平均並の金額がもらえると思います。
住宅補助は賃貸、自己所有に関わらず、地域、扶養親族の有無に応じた金額が支給されます。
社宅は都内に男性社員向けの独身寮がありました。築年数は浅く綺麗でした。
他に財形貯蓄、持株会、DC等もありました。

オフィス環境：
基本的に全国の拠点自社社屋です。
本社社屋は茅場町駅から徒歩2分程で通勤しやすく利便性は高いと思いますが、竣工から相当年を経過していますので、建物・設備共に老朽化しています。
また、会議室は2部屋、各フロアに来客スペースがありましたが、カフェなど休憩スペースはありません。屋外に喫煙スペースがありました。

勤務時間・休日休暇:
平日9：00～17：45 (昼休憩  12:00～12：45)
土日祝、お盆休み、年末年始休暇あり
有給休暇は比較的取りやすい。

多様な働き方支援:
リモートワークは基本的に不可
副業は公にはしないほうが良い

企業カルチャー・社風:
支店によってかなり違うらしいが基本的に年功序列だが、仕事の出来具合によって出世スピードはかなり変わる
ただ、成果をあげられない人への叱責等はないので雰囲気は悪くない

組織体制・コミュニケーション:
現場レベルでの風通しは良いが上に行くにつれ悪くなる

女性の働きやすさ：
結婚しても働いている人が多い。産後休暇や育児休暇を取っている社員、また産後に復帰している社員も多く、希望すれば融通は効く会社であると思う。労働時間に関しても理由があればフレキシブルが認められているようなので、ワークライフバランスは取りやすいと思う。過去、残業時間が短い部署に異動させてもらったりも出来ていたようである。ただ、女性だけがしなければならない暗黙の仕事があったりする。(初めは事務職の仕事かと思っていたものの、男性の事務職員はしていない。)

成長・キャリア開発：
インフラに関わる配管材を扱うので自分の会社主導では無いが各メーカーの製品説明会や施工実習会のような勉強の場は多数各企業から案内が来ている中で積極的に参加する事で知見を深めることは可能である。部署によってメインで取扱う商材は異なってくるので会社全体でこの製品の知識を身に着けようという手法・勉強法は難しいと思う。その為部署によって新人に教える製品の説明等は変えていく必要がある。

働きがい：
販売した製品がお客様社内の在庫補充（どこの現場で使用するか分からない）の場合はそうでもないが、納入製品の設置場所や活用方法等が分かっている案件に携わった場合は自分が販売した製品でここのインフラが保たれているんだな、とか工場配管であればこの商品をつくる配管ラインに携わっているんだな等と働きがいを感じることが出来る。案件を追う事はすなわち納入後の働きがいに直径し易い。

入社時の期待と入社後のギャップ:
求人の欄には週休二日制と書いてあったのにいざ入社したら当時は3週間に一度土曜出勤がありました。
数年後女性だけ廃止されましたが変わらず営業社員は午前中だけ土曜出勤しており、恐らく休日出勤の手当も出ていないと思います。この支店だけかもしれませんが……  とにかく支店ごとに色々勤務形態が異なっていそうです。

事業の強み：
大手金属、鉄鋼メーカーから直接仕入れできる環境があるので市況動向に迅速に対応できるという一面は強みだと思います。
本業以外でも不動産収入など安定的な収入があり業績を下支えしているので創業以来黒字経営を維持している事やその中で蓄えてきた資産、資本は安定しており、安全性は高いといえます。
また、関係会社も業績は安定しており、古島グループ全体での健全経営も強みだと思います。

事業展望：
SDGｓ、ＤＸ、スマートシティ、老朽インフラ対策など国策からなる設備投資に関わっていく会社です。
様々な案件に対し単体で仕事をするだけではなく、古島グループ全体としてシナジー効果が今後期待できる事や環境に配慮した製品や人手不足問題の解決に寄与する製品など市場のニーズにあった製品を取り扱いながら幅広い分野への事業展開が中長期で見込まれています。
M＆Aや業務提携も成長戦略としてあり、事業規模の拡大も視野に入れてはいますが、世間からみて認知度が高い企業ではないので、その事業展開・展望を確実にする為にも人材の確保・育成が今後の課題だと思います。

給与制度:
年一回の昇給、賞与は人により金額がばらけるため一概に給料何か月分の判断が難しい。
通期で予算を達成した場合はほぼ満額のボーナスがでる。

評価制度:
男性の昇進は主任までは早い。女性の出世は期待できない。昇格の基準は直属の上司次第となるため実力があり、評価がかみ合えば昇進は容易い。