福利厚生:
コロナ禍の売上減少の影響で退職しましたが、退職金は出していただけました。
住宅補助は最大4万円まで出て、上京したい方にはとてもありがたい部分ではないかと思います。寮はないです。女性の方は駅までの時間（徒歩何分かなど）や1階の部屋は極力避けて物件を紹介していただけたりしたので、助かりました。

オフィス環境:
お店に配属される方は、そのお店の大きさ次第で休憩室の広さが変わります。大きい店は割と広めですが、その分パートさんやアルバイトさんの人数も比例して増えるので、プラスマイナスゼロといった印象です。他店舗にヘルプに行った際にその差を顕著に感じるかと思います。更衣室はどの店舗も狭いところが多かったです。

勤務時間・休日休暇:
シフト制なので人が集まれば休暇も取れるし、残業も無くて済むが、昨今の人手不足では到底難しい。店長が1人で責任を負わなければならない。
長期休暇は夏冬で３日ずつのみ。店舗が問題なく運営出来ればそのほかも取得も可能だが現状取得率は低い。

多様な働き方支援:
時短社員は給料は下がるが、制度として運用している社員もいる。リモートワークは職業柄ない。

企業カルチャー・社風:
エンパワーメントという制度を導入していて、店長一人一人が自立した会社を目指している。店長、社員が自由な発想で店舗運営をしているが、監査などもあり比較的ルールはしっかりとしている。

組織体制・コミュニケーション:
近い店舗同士の交流は取りやすい。月に数回の会議での発言はしやすい環境にある。相談事などもしやすい環境である。

ダイバーシティ・多様性:
現在は外国人正社員の採用も積極的に活動しており、人柄重視の採用を行っている。日本語スキルは必須だが外国人の店長も活躍している。

女性の働きやすさ:
女性の店長は全体の1割に満たないくらいでした。チーフ、副店長の役職ではそこそこの人数はいましたがその先を見越すと本気で店長になりたいと思ってる人でないと厳しいと思います。ただ現場社員から本社勤務へ異動する方は多く人事部、経理部、商品開発部などのキャリアアップは可能でした。実際に年に一度全社員へ異動したい店舗、部署がないかのアンケートなどもとっていたのでそちらで話をしてみて他部者、他店舗への異動は現実的だと思います。
休暇に関しては飲食業界の中では多い部類に入ると思います。大晦日、元旦のお休みなど売上が見込める日をお休みにして従業員のお休みを優先してくれた時は優しい会社だなと感じました。
公休に関しては月8回以上取れましたが、店舗の人員体制によってバラツキがあると感じておりました。協力的な地区の店舗に配属されたら、他店舗の店長達が休みを回すためにヘルプにきたり、地区会議の際などに実際にちゃんと休んでるかどうかを店長、副店長同士で確認して休めてなかったらスケジュール組んで休みをみんなで回したりとしていました。そこは女性、男性関係なくみんなが休める環境をちんで勝ち取ってる印象でした。男性、女性に関わらず評価は均等にしてもらえると思います。

成長・キャリア開発:
資格手当などは特にありません。入社時に1週間程の研修と、店舗配属後に月1回ほど定期研修がありましたが、入社数年経つと特に研修や講習はありません。店舗で各自学んでいく形になります。
接客や調理にしろマネジメントにしろ、配属店舗の上司がスキルある人であれば学べることは多いですが、そうでなければ自分で考えて努力するほかありません。相性もありますし、配属や異動の当たりハズレによって成長スピードの差はどうしても生じます。

入社理由:
アルバイトとして働いていて、当時の店長の姿に惹かれて入社しました。

入社前に認識しておくべき事:
給与面、労務環境に関しては大きなギャップは感じてないです。
ただ、やはり店舗により格差はあり、全社員が平等な労働環境ではないため、その点の改善は期待しています。

事業の強み:
新商品を常に作り続ける素晴らしい会社です。旬の商品を常に出すことで従来のお客様へのアプローチをしつつ、新しい商材を絡めて新たなお客様の取り込み機会を作り続ける素晴らしい会社だと思います。例えば、四季毎に旬の食材を使ったメニューを作りつつ、既存メニューにない流行り物の料理、飲み物を提供しています。
また、宴会コースの内容も適宜変更していて飽きさせない工夫をこらしていました。

事業の弱み:
知名度が低い気がします。もっと広告を打って客数を増やした方が良いと思う。若者向けのメニューも出しているのに天狗という名前を働くまで聞いたことも見たことも無かった。

給与制度:
コロナ禍になってから、賞与はゼロ、昇給も限られた人だけになり、モチベーションは全体的にかなり下がっているように当時は感じていました。
現在はどのような状況なのかは分かりかねますが、概ねそのような状態かと思います。

評価制度:
年功序列というよりは、実力主義。同期でもやる気のある人はすぐに店長・副店長になっていたイメージ。自ら積極的に昇進・昇格したいとアピールできる人がそうなっていたように感じます。これはどこの会社でも同じかと思います。