福利厚生:
退職金は確定拠出年金制度でした。希望退職の場合は、加算金あり。交通費は契約社員でも全額支給、

オフィス環境:
最寄駅からは徒歩7〜８分。歴史ある（古い）本社ビル脇に、数年前に建てられた新社屋がある。カフェが併設された打ち合わせスペースがある。

勤務時間・休日休暇:
フレックス制を導入しており、就業時間には融通が効きやすい。ただし、社内の打ち合わせ等が頻繁あるため、そこを避けることが必要。
有休に関しても、自分の仕事が片付いていれば柔軟に取得できる職場のため非常に良い環境といえる。

多様な働き方支援:
職種によるが、リモートワークは可能。ただし、アパレル企業という特性上実際に商品を見て仕事を進める機会が多いため、なかなか頻繁に出来る環境ではない。
副業に関しても、管理職でなければ可能。ただし、現職と競合しない業務で事前に所属部の上司を通して申請が必要である。

企業カルチャー・社風:
昔ながらの大手アパレルという雰囲気でライセンスブランドが多いこともあり他のアパレルに比べると挑戦する機会は少ないのではないでしょうか。社員もそれに慣れてしまっているので新しいチャレンジをしたいという若手も少ないイメージ。所属によって風通しの良い部署もありますが、基本的にはトップダウンカルチャーの印象です。

組織体制・コミュニケーション:
基本的にいい人が多いので、仕事はしやすかった。比較的大きな組織ですが、上司との距離は近くコミュニケーションしやすかった。

女性の働きやすさ:
アパレルなので基本的に女性が多いこともあり、産休育休明けで復職する人も多く女性が働きやすい環境ではある。ただ、仕事内容においては男女に違いはなく、平等に同じだけの仕事をこなす必要がある。管理職には女性もいるが、割合的には少ないと思う。

成長・キャリア開発:
とくにキャリア開発に力はかけていないように感じる。

働きがい:
ものつくりの強い会社なので、素材・仕様・パターン・縫製にこだわったものづくりができる。
新しい素材やオリジナル素材の開発も日常茶飯事。

入社時の期待と入社後のギャップ:
たまたま運良く様々な業務をやらせて貰い、そこそこ偉くもして貰えたので個人的にはここで言うギャップは少ない。
ただ多くは計画的なキャリア形成も叶わず、場当たり的人事で都合よくこき使われ、早期退職に追い込まれた人が多いため、こんな筈では無かった、と思いながら会社を去っていった方が大勢いらっしゃると思う。

事業の強み:
百貨という金銭的余裕のある顧客が多い販路での既存事業には一定の安定感はある。

事業の弱み:
新しい販路への拡大が課題。

事業展望:
数年でどうにかなるキャッシュではないので、基本的に安定はしているが、数十年単位で百貨販路とともにどう生き残れるかが課題。

給与制度:
予算達成することで評価に反映され、給与が上がる仕組み。
予算達成のハードルが店舗によって全く違う。
そのため、店舗によって給与が上がりやすい店、上がりにくい店がある。
また給与の上がり幅は低く、予算達成して発生するインセンティブは他社と比べてかなり低い。

評価制度:
店ごとに与えられた売上予算の達成度合いと、それに対する貢献度にて評価される。予算達成度合いに関しては、数字ではっきりと出るので、ある程度正しく評価される。しかし設定されている予算が会社としての希望的観測であり、店舗によって差が激しい。また予算達成に対しての貢献度に関しては、数字で管理されていない。どういう評価がなされているのか見えないため、不安に感じる販売員はかなり多い。またこれらの上がり幅はかなり低く、高い予算を与えられた店舗に関しては達成するモチベーションとしては非常に弱い。