福利厚生:
最近住宅手当が廃止され、基本給に組み込まれた。求人票に記載されている基本給の見栄えは良くなりますね。
通勤時間の条件があるが、寮・社宅ともに比較的安い賃料で住むことができる。

オフィス環境:
技術職場の事務所は線路沿いにあることが多い。職場にもよるが(特に高架下)、電車の走行音(振動)が非常にうるさく、仮眠の妨げになっている。

勤務時間・休日休暇:
勤務時間や休暇の調整のしやすさは職場によるところが大きい。現場作業の場合は職場に何人いなければならない、というような要員職場であるため、休暇を調整するには周囲との調整が必要となる。ただ月間で希望を調整する人がいるので、希望を出しておき、調整するような仕組みはきちんとある。事務系であれば自分の仕事のコントロール次第でおおよそ希望通りの休暇は取れる。ただし、自分の業務を自分でコントロールできるようになることは前提。どこの会社・職場でも同様だと考える。勤務時間についても各職場によりまちまち。現場作業において、要員が不足している時期は不足している要員の補充に入る必要があるので、定期的に８時間単位のまとまった残業が発生する。ただし、これも特定ん人に集中するのではなく、残業を平準化するように調整する仕組みがあるので不公平感は大きくは感じないと考える。事務系については自分で業務をコントロールできることから、勤務時間も長い時、短くフレックスで帰るときなど自由に自分で設定が可能である。在宅勤務も柔軟に使えるので勤務の仕方は自由度が高い。

企業カルチャー・社風:
古い体質でありますが、現場職は和気藹々と仕事出来る環境であると思います。
そこに関しては、他の企業にも負けないと思います。

組織体制・コミュニケーション:
現場職での話ですが、上司とは気軽にコミュニケーション取れると思います。

女性の働きやすさ:
女性の働きやすさ向上のための各種制度（産休・育休等）は整っており、各制度とも基本的には障害なく利用できると感じる。女性の働きやすさという点で完全な会社がどんな所かわからないが、この会社は絶対的な女性社員が多くないので、上司含めて女性同士で気軽にコミュニケーション（相談や雑談）を取りたいといった人は働きづらいと感じるかもしれない。最近は若手を中心に女性社員が増えた（新卒だと半数程度が女性）が、管理職以上だと女性比率が極めて低いのが現状である。
ちなみに、女性だから昇進しづらいといった風潮や文化は一切ない。産休・育休を取得していても、タイミングさえ悪くなければ、他の男性同期社員と同じ時期に昇進することが可能。

成長・キャリア開発:
鉄道や開発などの大きな事業単位でいわゆるキャリアの畑が存在するものの、基本的には3年程度に1度ジョブローテーションという形で（グループ会社含めて）異動がある。同じ畑の中で異動する場合もあるが、全く異なる職種に異動することも多い。キャリアステップは人により異なり、全く同じ経歴の人間は恐らく存在しない。そういう意味では、様々な会社や部署を経験しながらゼネラリストを目指す、というのが基本路線。若いうちの異動でも従前とは全く畑の異なる部署へ異動することも多いため、若手のうちに自らのキャリアの畑や軸を見出しづらい環境にある。
支援制度については、MBO評価時に異動希望について上司や人事に対して宣言できるほか、公募制度（自らの希望する部署からの募集があるかわからないが）なども用意されている。

働きがい:
部署や職種にもよるが、若いうちから大きなプロジェクトなどに携わることが多く、役員等の経営層との距離も比較的近い（主任レベルだと役員説明に臨席することも）ことから、一部上場企業の経営判断に関わるような仕事に従事できることには働きがいを感じる。

入社時の期待と入社後のギャップ:
お客様に信頼を与えることに憧れを持って入社しました。
ただ、他社に比べて現場の人数も少なく、仕事量を多いと感じ、慣れるまでは大変です。
お客様に信頼を与えることを大事にしてるため、苦情があった際は細かく事情を聞かれることにストレスを感じます。仕方ないですがね…。

事業の強み:
安定した基盤があるため堅く堅実な方には向いていると思いますが、自由な発想が生まれにくい環境にあると思います。

事業の弱み:
私鉄各社は似たような雰囲気です。

事業展望:
上層部は、ダイバーシティなど多角的な働き方を模索していますが、現場は置いて行かれている感じが否めません。

給与制度:
基本的には毎年昇給があります。
住宅手当などは他業種と比べると少ないと思います。

評価制度:
年功序列です。早めに昇進したいのであれば、組合をやるか、給与外の活動を積極的に行う必要があります。
年次ごとの評価は、真面目にやっていれば悪い評価にはなりませんでした。