福利厚生:
退職金はない。住所補助・寮もない。全国転勤の社員は現在の住所関係なしに色んなところへ転職がある。引越し前の有給もかなりカツカツの日数で周りからみても大変そうだった。

オフィス環境:
場所にもよるが、モノリスの式場だと事務所がかなり狭い。従業員用の更衣室も無くローカーで間仕切りしたところにカーテンで仕切っている状態。アルバイトと正社員も同じところで着替えるため式がある日は混雑し着替えるのに時間がかかる。ドレスの事務所はプランナー事務所より狭く、サイズ違いのドレスも一緒に事務所に入っているため歩く場所がほぼない。ドレスの品質や着用回数を厳重に管理しているのを売りにしている割に事務所にぎゅうぎゅうに保管されている状態。

勤務時間・休日休暇:
繁忙期は忙しいのはもちろんですが、有休消化をしやすい環境のため連続してお休みを取ることも可能てました。育休時短勤務の社員さんもいらっしゃいました。年末年始休暇や夏休みも1週間ずつほどあります。また、2ヶ月前のシフト希望制で予定も立てやすく、ライフバランスは整っていました。また店舗によると思いますが、9-18時と言った早番制度の様なものもあります。しかしほぼ残業の日々でしたので処理を早く終わらせることが大事でした。

多様な働き方支援:
副業も同業他社以外でしたら申請すると可能でした。実際に副業されてる方はいます。スタイリストは出勤ですが、本社の方はリモートワークを週に何回か行っていました。

企業カルチャー・社風:
風通しはかなり良いです。上司や役員陣と、距離が近いので、話しを聞いてもらえる機会が多いようにおもいました。周りの人に対してどれだけ尽くせるか、気遣いができるか、そんなことを常に考えている人たちばかりなので、自然と場の雰囲気はよくなり、コミュニケーションは捗ります。

ダイバーシティ・多様性:
社会情勢に合わせて、さまざまな取り組みをしています。とくに女性の働き方に関しては、とても働きやすく、子育てをしながら高い成績をおさめるスタッフもいます。子供が風邪をひいたりした時も、安心して休める環境であると思います。

女性の働きやすさ:
ブライダル業なので女性が多く、リーダー、管理職への登用も積極的です。会社の風土上、新卒に手厚いので、中途から管理職になるには、元々持っている性格やスキルが、上層部の方々にバチっとハマるか、かなりの結果を出していかないと認められないように感じます。
育児中のスタッフの働き方に関してですが、時短勤務など育児中でも働きやすい制度は整っていますし、スタッフの理解も十分にあって気持ち良く働けます。ただどうしても、お客様を抱える以上は土日出勤が必要な職種のため、制度はあっても結果的に結婚や出産で、働き方に悩む方は少なくないです。

成長・キャリア開発:
プランナーの仕事をとことんつきつめることができる。お金が欲しくて働くというよりかは、プランナーの仕事をしたくて働くというイメージ。会社には、結婚式が大好きなスタッフしかいないので、とても働きやすい。ただ、給料のことについて言及したり、インセンティブを目指して仕事をしていると怒られる。お金がほしくて仕事してるという概念がアウト。新郎新婦のために、人のためにという気持ちが第一になくてはならない。なので、稼ぎたいと思う人はどんどん辞めていく。

入社時の期待と入社後のギャップ:
ブライダル業界の中でも数字よりもお客様への寄り添いをうたっている会社と感じていたので、もっとお客様に寄り添った形のサービスを提供できると思っていたが、
実際打ち合わせ時間は短く回数も少なかったり、数字を上げることを求められたり、
いかに効率よく売上を作るか、を求められている。
企業である以上、利益を出すことが大切なのは理解できるが、その部分がギャップに感じた。

事業の強み:
会場が素敵なので新規にも強いだろう。
お客様に寄り添うと言いつつ、上期下期で目標を考えなければならないため、達成に向けて売り上げも上げていく必要がある。
目標に囚われすぎて、お客様に寄り添うことを忘れてしまうことがある。

事業の弱み:
競合先にも負けない強みがたくさんある。だが、体育会系なので合う合わないがはっきり分かれる。

給与制度:
昇給については社歴や経験に合わせてランクを設け、定期的（半年に1回）に昇給している。
賞与については寸志程度

評価制度:
今までは意欲のある人へチャンスを与える傾向があったが、会社が大きくなっていくにつれて年功序列の風潮が少し出てきている。