福利厚生:
財形貯蓄や確定拠出年金など、それなりに福利厚生は揃っているイメージ。
直営保養所も国内とハワイにあったり、契約しているリゾートマンションなど、格安で泊まれるため使用している人も多い。
住宅補助は制限付きのみとなっており、適用されている人は周りではあまりいなかった。

オフィス環境:
客先常駐案件で基本勤務するため、お客先様の環境によって左右されるが、大企業のオフィスであることが多いので、基本的に設備は整っている。
東京本社自体は綺麗で、オフィスグリコやウォーターサーバーなどもあり過ごしやすい環境だった。

勤務時間・休日休暇:
ワークライフバランスはとりやすいが現場による。基本的に定時に帰れるところのほうが多い。会社内でも残業していることを良しとしていない。

多様な働き方支援:
現場による。リモートワークは可能であるが、コロナが落ち着いて会社としてあまり推奨していない。
しかし、実際のところリモートワークしている現場は多いと思う。

企業カルチャー・社風:
人材を扱う特有のコミュニケーションを取る場を盛んに設ける取り組みは、若手も能動的にチーム活動の経験を積む場としても行っている。
そういった風土に馴染めずとも、自分の現場でまっとうに取り組んでいれば問題なく働ける。しかし、社内研修も豊富なため、少なくとも大衆にアウトプットできるスキルは必要に感じる。

組織体制・コミュニケーション:
体制と部署名は毎年変わる。

ダイバーシティ・多様性:
人材を扱うため多様性は長けている。

女性の働きやすさ:
産休・育休は申請すれば取ることができ、復帰も多くの女性社員が果たしている。ただ役員や管理職は8-9割男性で占められており、どこかでキャリアの停滞が起こり得る。上に行ってもあくまで現場の管理者として、ワークライフバランスを最重視しながら働いている女性が大多数なのでキャリア志向の女性にとっては物足りないかも。

成長・キャリア開発:
資格取得手当あり(給料アップではなく、取ったら○万円あげますって感じです)
研修はe-Learningのみ

働きがい:
働きがいはひとによってはある。
自分がいたところでは、半年〜1年くらいでチームや部署や客先を変えられていたので慣れた頃に変わるのが苦痛。またその度に引き継ぎもしないといけなくて残業ばかり増える。全員というわけではないと思うが(正社員以外は移動しない、)家庭(子供)がない人は残業が多いところに追いやられるのでめちゃくちゃしんどい。
そのうえ、自分の会社のことは就業時間内にできないし、もちろん客先PCから操作もできないので仕事後に自宅でやるしかない。交通費もいちいちめんどくさい。

入社時の期待と入社後のギャップ:
コンサルをやりたくて入社してきた人は少しギャップを感じるかもしれない。現場によっては業務の運用が安定してしまって、改善や拡大をする部分がなくなってしまっていることがある。コンサル的な業務をやりたいのであれば本社機能の業務調査を行う部門への配属を志望した方がいい

事業の強み:
BPOのみだと先はないと会社も理解はしているのか、近年はデジタルマーケティング支援や営業支援なども押し出し道を切り開こうとはしている。しかし、パッケージ化して売り出すだけのノウハウや競合と比較しての優位性、それらをパッケージ化できるだけの企画力や営業力を持った人材が社内にはおらず、上層部としても先行投資してやろうという土壌がないため、1-2年後には頓挫する可能性が極めて高い。

事業の弱み:
事務系やコールセンターなどのBPO事業が根幹事業であるため、AIの発達や委託企業の業績悪化や方針転換などにより縮小は免れない。社としては競合よりも高品質標準を謳って差別化を図っているが、そこに注力するフェーズではなくなってくると感じる。

給与制度:
給与は実績や頑張りさえ見えれば、上げてくれといえばあげてくれる。
実績、実力はなくとも既存の上位クラスの社員の退職に伴い、その立場を負うことになり、1年で年収100万前後上がった人材もいる。

評価制度:
相対評価かつ上位評価を与えられる数は決まっている。評価上仕方ないが、基本的には現場を知らないマネージャーに対し、現場リーダーが推す事をしないと(または推してもらえる実績や関係)順当な評価による昇進はない。