福利厚生：
福利厚生として夏季休暇、育児休暇・介護休暇（育児短時間）、慶弔、保育所などがあります。
まず、夏季休暇では5月31日までに入職している職員に対して3日付与されます。
次に育児休暇・介護休暇などもあり、育児短時間を使用している職員もいます。
慶弔で例えば、出産祝い金、子供の入学祝い金、死亡見舞金などがあります。
また、保育所もあるので出勤の日は保育所に預けることもできます。

多様な働き方支援：
労務関連の体制が整っていて、福利厚生も充実しているので、仕事と生活の調和がとれる労働環境があると思います。研修等も多岐に渡り実施されているので、やりがいに繋がります。資格取得を目指す方にも奨学金制度があり、サポート体制もしっかりしています。また、毎月休日の希望を提出できるので、子育てや、家族の介護がある方についても、働きやすい環境だと思います。

ダイバーシティ・多様性：
法人で定期的にミャンマーから留学生を受入れています。資格が取れるまでは、学校に通いながら各施設でアルバイトをします。日々忙しく、楽な生活ではないと思いますが、皆さん目標に向かって頑張っています。ですから、関わる職員の方々も優しく接し、文化や習慣の違いについての理解を深めながら見守り、温かく指導しています。

女性の働きやすさ：
個人的には産休・育休を取得した後、時短勤務を利用して復帰させてもらったが、時短勤務の期間が3歳の誕生日までから小学校入学まで伸びた。時間になると「帰る時間だよ！」と周囲の方々より声をかけてもらえるのがひそかに嬉しい。労務体制もしっかりしており、時代の流れを読み、規程改定もその都度行い、職員が働きやすい環境を整えようとしているのを感じる。
子どもの体調不良などの急な休みにおいても、有給休暇の他にも子の看護休暇の取得もでき、「まずは家庭を優先しなさい」と快く受け入れてくれる。子どもに向き合うこともでき、仕事に対するパフォーマンスも上がり、非常に恵まれた環境で働かせていただいていると感じる。
子育てを経験した職員の方が多く、息抜き程度に子どもの話しや、お出かけスポットのおすすめなど教えてくれ、そういった話しで盛り上がることもある。

成長・キャリア開発：
総務・人事・労務の知識が全くなかったが、日々の業務に必要な知識については丁寧に教えてくれ、必要や希望があれば外部の研修にも参加ができる。コロナによりオンライン研修が増えたが、外部研修も出張扱いで受けることができる。不明点については自ら学び自ら習得するのは基本であるが、疑問点については教えてくれるので心強い。少しずつではあるが、どこの企業でも通ずる根本となる知識を得れている気がしており、自分の為にも自分のものにできるよう努めている。

入社時の期待と入社後のギャップ：
とても大きな法人だが、事務方の職員は少ない。電カルも未導入。病院は忙しいというイメージだったが、療養型の病院のせいか、テレビドラマのような救急対応で24時間という病院ではない。事務職は基本的には、5時には終業となる。一般企業の残業が多い中小企業で働いていた者にとっては、7時間労働で、またほとんどの職員が5時に帰って行くのがカルチャーショックだった。法律の改定があるタイミングや、毎月のレセの時期（診療報酬を請求する業務を行う時期。毎月10日締め切り）は忙しさはある。役職者も残業スタイルは人それぞれ。多方面に活動されているかたもいれば、時間内に終わらせている人もいる。

雇用の安定性：介護職はとてもやりがいがあり、素敵な職業だと私は思います。患者様との心のふれあい。入浴介助、食事介助、日常の業務は私にとってかけがえのない仕事です。そう同じように思われて取り組む方々がたくさんいます。会社側ではそういう人材の声をたくさん集めて情報発信、人材を集めていってほしいと思います。

給与制度：
職種によって、当然だが給与は異なる。医療専門職は他院に比べても割とよいらしい。事務職は、一般職員については、一般職の中小企業の事務職という感じ。役職者になれば、一定の給与となるが、医療業界の事務職の給与はそもそも高くないらしい。たくさん働いて、たくさん稼ぎたいという人には向かない。やはり、医療介護に関わる仕事がしたいという人が選ぶ職場だ。
ただ、労働時間は7時間で、残業が多いわけでもなく、残業代もきちんと支給されるので、その人の考え方によると思う。賞与もきちんと減ることもなく支給される。また、労務関係はきちんとされていて、入職時には、新入職研修で就業規則の説明も受ける。病院の稼働率も高く、黒字経営で、そういう意味では心配なく働けるということは大きいのかもしれない。