福利厚生:
最近は男性の育児休業取得者も増えて働きやすい職場になってきたのではないかと思います。ただ、産休育休が社内の評価に影響を及ぼすなど、古い体制である部分も残っているようです。
また退職金は給付ではなく確定拠出年金な為、1年以上働けば途中で離職したとしても減額はされません。また評価や等級で積立金額が変動する一般的なものです。
社宅については総合職であれば2割自己負担ではいれるようですが、条件があり全員が該当するわけではなさそうです。
通勤手当は本社勤務は半年毎で支給される為、一番安い定期代として支給されます。
その他リモート型社員というような制度もあります。通常の社員も上限8回までリモート勤務が可能です。
その他に福利厚生施設やリロクラブなどの福利厚生もあります。
今年から新設で従業員とその扶養家族は保険調剤の自己負担を一部補助してもらえる仕組みができたようです。

オフィス環境:
福岡本社は一棟借りの為全フロアが関係者です。
新しいオフィスのため、全体的に綺麗ですが、設置機器やネットワーク環境の調子が悪かったり、建て付けが甘いところがありイマイチ残念です。
近郊に飲食店はあまり良いところがない上に社食もなく、自席で弁当というパターンが多いです。

勤務時間・休日休暇:
休みは取りやすいが配属店舗による。人が足りない店舗だと希望が通らない場合もある。
またヘルプに行くことも多いため、ヘルプに行くため連勤になることもあり配属エリアに人が足りているかにもよって休みの取りやすさは左右される。年間休日は多い方だが、人手が足りず休日を潰して出勤することもある。

多様な働き方支援:
店舗によってはシフトの調整ができる。残業が増えすぎた時はシフトを調整して減らすこともできるが全て配属店舗次第。

組織体制・コミュニケーション:
上司やエリアによって大きく差がある。
後輩は同期同士の交流もほとんどなく、横のつながりは薄い。
上司も積極的に現場に顔を出す上司もいるが、半年程顔を見ることもない上司もいるため話しやすさにもかなり差がある。

ダイバーシティ・多様性:
ダイバーシティに関するweb研修があるが、動画を流しておくだけで見ていない社員も多く特に多様性が活かされている場面は見たことがない。

女性の働きやすさ:
小さいお子さんがいらっしゃる方は時短勤務で16時までの勤務になります。お子さんが発熱した際は休みを取ることはできますが、常に人手不足な状況なので他スタッフへのしわ寄せがいきます。時短勤務でも16時までの店舗応援も発生します。希望休･有給は通りやすい環境でしたので行事の際は問題ないと思います。

成長・キャリア開発:
会社独自の研修がわりとあります。
ただ、それが実際に身になるものかと言われると疑問が残る内容でした。
また、研修内容を本社が作るものもありますが、現場の人間が業務の合間を縫って作成しなければならないものも多く、現場に多方面にて負荷がかかっている印象がとても強いです。
多方面での能力が強いられ、スピード感も求められる環境であるため、成長したい意欲がとても強く、忍耐強い方はこの会社に向いていると思います。

働きがい:
患者さんとの直接のお話を受けて行動した上で、患者さんに感謝をされた点。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社前後のギャップは自身には無かった。人にもよるが、コンサルティング営業ということに期待して入社をすると、思っていたものと違うことになる可能性がある。コンサルティングの定義を、広義で課題解決と捉えれば問題無いが、実際の主要サービスは床頭台とテレビのレンタル事業だったりするので、そこはギャップを感じる人が多いはず。

事業の強み:
顧客の負を払拭すべく様々なソリューション展開をしている事は、働く立場としては経験が増える為、面白い。

事業の弱み:
しかし、全く新たな領域に進出し挑戦するような会社ではなく、石橋を叩きすぎる社風であるため、他社が先行して進出した後、儲かる事が判明した時に自社も進出するといった、全てにおいて後手の会社。

故に、常に競合がおり、差別化も図れていない為、短期的な目線しかないではと思われる。

給与制度:
給与の上がり幅が低い為、残業をあまりしない月だと、新入社員の手取りと大差ない。
またインセンティブという概念がそこまでなく、商材別の上位者に対して年に1回報奨金は支払われるが、インパクトは小さい。
良くも悪くも社員に優しい会社の為、仕事をする人としない人との差が生まれないことで、仕事をする人が損をする仕組み。
家賃補助は確かに大きいが、逆に言うと家賃補助が無いと給与という側面では魅力がない。

評価制度:
年功序列の風土があり、次の昇格まで3年程は滞留しなければならない仕組み。