福利厚生：
住宅手当は世帯主に月額20,000円、非世帯主にも月額10,000円を支給するなど全社員にメリットがあります。また、財形貯蓄（iDeCo）は一部金額を会社が負担してくれるのが大きな特徴。また、その負担額も在籍年数が長いほど補助額が大きくなるため、多くの社員がこの制度を利用しています。

勤務時間・休日休暇：
繁忙期や特段の事情が無い限りは残業が続くことはありません。飲食チェーン店では珍しく2015年からは店休日を設け、働き方改革を実施。完全週休2日制を導入し、正社員比率を上げることで一人ひとりが残業しない、生産性を高めていくことを意識していると思います。
また、長時間労働とならないよう勤務時間も本社で管理しており、働きやすさにつなげています。

企業文化・社風・組織体制：2020年で創業20周年。現在は県内11店舗、ハワイに1店舗を持つ地元に根付く飲食企業となり、飲食企業の底上げを目標としながらさらなる成長を続けています。創業時から「社員満足なくしてお客様満足なし」として、社員・アルバイト問わずスタッフを大事にし、何よりも”人”を一番に想う風土・社風があります。それは社長の考えや想いが一貫して社員に浸透してきたから。社長をはじめ、役員、管理職、一般社員が共通して同じ想いを共有しているからこそこの社風、風土があります。社員全員とにかく「人」を大事にしています。入社社員の理由に「この人と一緒に働きたい」など人がきっかけとなった人が何人もいるほどです。こうした「人への想い」が社風、風土として根付いていることも人間関係の良さにつながっていると思います。

女性の働きやすさ：
ラーメン店を運営する会社と聞くと男性ばかりのイメージですが、女性割合が45％、女性管理職割合が31％と高いのが特徴です。その理由は働きやすさにあると思います。例えば結婚して子どもができても働けるように、正社員でありながら短時間勤務という働き方があるのもその1つ。子どもが学校から帰ってくるから夕方には退社したい、朝は家のことをすませてゆっくり出勤したい、そんな働く主婦さんたちの声を聞いて、社員が働きやすいようになれば、という想いから、この制度ができました。こうした制度の運用は女性がより働きやすい環境を生み出し、女性の活躍を推進していると思います。

教育・研修：教育・研修に関しては店舗ごとに若干差があるかもしれません。しかし決まった研修制度があるので統一感は保てていると思います。ただ店舗ごとに色もあるので違いはあると思います。アルバイトにもしっかり研修を行っている点は素晴らしいと思います。

事業での社会貢献：人によるかもしれませんが、実際に働いていることで社会に貢献しているという実感は少ないかもしれません。ですが、お客様からの「美味しかったよ」「ありがとう」の言葉で嬉しく感じることは多くあるように思います。

給与制度：
物価の高騰の中で2022年10月からは手当（月5000円）を支給し、安定した生活ができるよう還元するなど社員への想いを感じます。また、2023年4月からは基本給の改定を行うとともに、住宅手当の増額や、今まで世帯主だけだった支給対象者を非世帯主にも広げるなど、待遇面のアップが大きな特徴です。