福利厚生:
とても働きやすい職場で従業員のことを第一に考えていると思います。
大企業だけに福利厚生も充実しており、冠婚葬祭や入院や受診や薬代もある程度支給があります。育児手当も小学校入学までは一人一万円支給がありそういうのを含めると給料は業界一だと思います。
また、残業代も実質つけ放題で過度につけていなければ会社からつけ過ぎを言われることもないです。
また、スキルや知識はかなり教育に力を入れており会社独自のものが学べるので転職してからも役に立つと思います。
年功序列的に年数が経てばある程度の役職はつけてくれます。

勤務時間・休日休暇:
月に三日間希望休を申請できる。それと別に有給も申請できる。出した希望は全て通っていた。ホームにもよるだろうが、シフト作成者が気を利かせて有給と休日を繋げて連休にしてくれることがあってありがたかった。
欠員があってシフト人数が足りず急遽休日出勤を頼まれることもあるが、予定がある際など断っても咎められることはない。稀に欠員補充ができず運営からフォローに入ることもあった。

多様な働き方支援:
お子さんがいる家庭の方は日勤のみの勤務で、9時〜17時勤務と本来の日勤の勤務時間より1時間早く上がる勤務をしている方が複数いた。
また、ご懐妊された方はお腹が大きくなってきてからは見守り業務や洗濯の業務をメインで行うなど、融通をきかせて働いていた。
ライフステージに合わせて勤務の形態を柔軟に変えることはできると思う。

企業カルチャー・社風:
新卒の介護職の研修制度は非常に整っている印象。介護施設によるとは思うが、所属していた施設では人当たりの良い人が多かった印象を受けた。介護職以外の職種にも挑戦する機会はあるが、日々の介護で疲れてしまい挑戦する気が起きない人が多くいる印象。

組織体制・コミュニケーション:
施設によるとは思うが、所属していた施設では同僚または上司とは話しやすい状況にあった。

ダイバーシティ・多様性:
性別は男女ともにいる。国籍も日本人以外の外国人介護者も見かけたことがある。職種、エリアによっても異なると思うが、ワークライフバランスを保てている人もいる。しかし、多くの場合はワークライフバランスが保てているとは言えない。

女性の働きやすさ:
男女関係なく活躍できる。シンプルに長期契約をとることが評価に反映する。車や家を売ることとは異なり、老人ホームを売る仕事なのでお客様個人が抱える問題にも触れることが多い。そのため内容がセンシティブなことがほとんどでお客様に寄り添った思考、提案力が必須となる。相談を用いて誰かの役に立ちたいと思う人はマッチしている仕事だと思う。

働きがい:
お客様からのありがとうという言葉をいただいたときは率直にやりがいを感じました。ケアをさせていただく中でお客様からのありがとうという言葉がご家族のにも伝わり感謝をされるということもあるため、日々のケアでたくさんの方々に関わり幸せを生み出しているという実感が沸いた時はとてもやりがいに感じる。お客様がこれまでの生活を本当に望んでいたのか、生きがいはあるのかなど深掘りしケアをしていくことで新たな発見が生まれたり、これまでに見ることのできなかった笑顔をみれたりと新たな一面に巡り会えた時も非常にやりがいを覚えた。自分だけではケアをするとこができないので、他職種と連絡、情報共有をしっかりと行い、ケアをしていく中で様々な発見ができた時はやはりやりがいがあるなと感じた。

入社時の期待と入社後のギャップ:
就職時、会社説明の際にベネッセスタイルケアではキャリアフィールドが複数あり自分のキャリアの可能性も考えられることに魅力を感じた。また、海外人材の受け入れも積極的に実行していくとの事で。海外人材部にて叶えたいことを叶えられるかもしれないと夢を膨らませ入社を決意した。入社後はホームに配属され、現場にてまずは知識と技術を確かなものにするために、日々業務に励む。研修で学んだことは基礎であり、現場で学ぶことは想像よりも多く、刺激的なものであった。気持ちのコントロールや自分自身のストレスの対処法、対人関係のスキルまで自然と身についたのかな。現場でそうこうしていると入社時の野心、こんなことをしたい！あのキラキラは自然と消えて忘れてしまいそうになるのが怖かった。どうしても業務が慣れてくるとルーティン化してしまうこともあり、なぜここで働いているのか、自分が何もしたいのか、仕事に対する目標、モチベーション維持が難しく感じることもあった。でも大丈夫、定期的に上司との面談、キャリアに関する自己評価、研修等、その辺はさすがベネッセと感じられるものだ。入社3年もなると介護福祉士を目指すわけだが、取得後の目標掲示はちょっと難しい。キャリアフィールドは多いが、公募機会が少ない。条件がない。そこは、残念。

事業の強み:
法令に乗っ取ったルールがしっかりしている。介護技術・認知症対応に関する研修やガイドラインは他にはない優秀な物と感じる。年に1回新規事業のコンテストアリ。介護に適したマインドを持っている方が多数おり、魅力のある会社と言える。

事業の弱み:
会社が大きい為、ルールを作りすぎていてお客様視点に立っていないルールがが存在しておりそれがこの会社の成長を止めている。

事業展望:
このままだと競合に負けてしまう。

給与制度:
保育業界の中では高めの給料だと思う。しかし低い。1年目冬のボーナスは手取りで29万円程だった。が、そもそもの基本給が低すぎる(14万円)。処遇手当？やフルシフト勤務手当などの色々な手当、多少の残業代(月5時間未満)がついてやっと月の手取りが18万円程。私は社宅利用のため家賃1万円分が天引きされているが、この手取りで家賃を払うとなると生活はかなり厳しくなると思われる。

評価制度:
保育士キャリアアップ研修というものを受ければ給与が上がる。が、せいぜい月1万円程。保育士の等級に応じて1〜3分野の研修と機関を自分で全て決め、申し込みをして受ける。研修形態はオンラインや対面、オンデマンドなどがあるが機関によって全く違うため自分に合ったものを探すのがいいと思う。東京で保育士として勤めているならば本来は無償で受けられるが、機関によってテキスト代が別途かかるものもあるため注意が必要。