福利厚生：
住宅補助については、会社命令の異動以外は基本的に無いに等しいため、新卒で一人暮らしはできないことは無いがある補助がもう少しあったらいいなと思う。昨年より福利厚生のサービスが導入され、特定の施設(カラオケ、ジム、映画館等)の割引を受けられるようになった。

オフィス環境：
駅から徒歩10分程度で立地は比較的良いほう。近くにコンビニやスーパー、ドラッグストア等があり通勤時や昼休み中に買い物へ行くことができる。打合せスペースや個別ブースも複数あり基本的に取り合うことはない。

勤務時間・休日休暇:
残業は人によってばらつきがある。
残っている人はいつも遅い印象。
定時以降に打ち合わせや会議が入れられることもある。
若手の残業時間が少ないことに対して小言を言う中堅以上の社員も見られ、全社的に残業に対する意識は低め。
みなし残業なのでどれだけ残っても残業代が変わらないのも大きな理由のひとつかと。
また、仕事を効率よく早く終わらせて定時で帰るよりも残業が多い方がやっている感があり評価されるような傾向も感じられた。

コロナ禍で時差出勤が導入され、それがそのまま残っているが今後どうなるかは不明。
システムは9時-18時勤務のままイレギュラー運用をしていたので、効率が悪く長続きするとは思えない。
支店や部署によってはずらせる時間に差があるようだった。

裁量労働制となっている部署でも思ったほど融通はきかず、ただ残業代削減のためにそうなっているのだろう。

有給休暇はそれなりに取りやすいように思う。
土日祝は基本的に休み。
年末年始や夏季休暇も他社より各1日程多いかもしれない。

多様な働き方支援:
コロナ禍に制定された在宅勤務制度がそのまま残って運用されている。
上層部でも推進したい人と現場主義の人がおり、支店や場所・上司によって認められたり認められなかったりする様子。
東京支店は積極的に推進しているようだ。

副業は最近解禁された。

企業カルチャー・社風:
顧客にNOと言わない姿勢で営業する営業マンが多く、企画提案において新しいことにチャレンジできる方ではあると思う。
部署間の風通しは良くも悪くもないが顧客からの無茶な要望をどうしても受けたい営業と、キャパ的に受けれない内勤との温度差があり、溝が深まるばかり

組織体制・コミュニケーション:
上司とは話しやすいが、話したところで解決につながるようなことはない。

女性の働きやすさ:
女性は働きやすい環境になっている思う。
産休休暇や長期間の休みなどがあっても、ちゃんと戻れる環境があったり、
一度退職しても、戻る意思があるなら話し合い次第で復帰することも可能なので寛容だと思う。
その辺は心配する必要はないと思う。

成長・キャリア開発：
年１回程度のキャリアサーベイの実施により各個人の希望を吸い上げる機会があり、別部門への異動希望を出すことも可能。全社的に新人教育を行う流れもあるが、それとは別に各部門ごとで新人や若手向けの教育や指導を行う機会を設ける流れがある。

働きがい：
事務職となると業務範囲が限られているというイメージを持つことがあり過去はそのような流れを汲んでいる時期もあったが、現在は主軸となる業務を日々こなしながらも、それに縛られすぎることなく他の業務に取り組む機会があるところ。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社時に働きやすい環境を期待していたが、実際も楽しい雰囲気があり問題ないと思った。
しかし、自分は東京勤務だが、本社の岡山の人と連携する時に東京のスピード感と岡山が感じるスピード感の考え方が
異なり、苦労した点もあった。（岡山はゆっくりした感じがあり、スピード感に欠ける）

事業の強み：
・商品サービス：インストアプロモーションでは競争優位性がある
（キャンペーンシステム、企画デザイン、動画、ノベルティ等総合的な対応力）
・チャネル：スーパーやメーカーを中心に、年間約3,000社と取引がある
・価格：広告代理店と比較すると安い（企画、デザイン、キャンペーン事務局内製化）

事業の弱み：
・商品サービス：マス広告やDM、ECサイト運営等は基本的にやっていないので、企画の上流からは入りにくい（客単価、案件単価は広告代理店としては低い）
・チャネル：スーパーは間接的な販促資材取引が多い、メーカーは食品や日雑は強いがその他メーカーは比較的弱い
・価格：印刷会社と比較すると高い（POP等は基本的に外注製作）

給与制度：
昇給は年1回あり、評価基準に沿って金額が決定する。
賞与は年2回あり、こちらも評価基準によって決定した金額が支給される。
営業職は営業手当が支給されたり、勤務地によって勤務地手当もある。
その他にも住宅手当もあり、それぞれの金額が開示されている。

評価制度：
数年前から人事制度が一新され評価基準が明確になった。
昇給や賞与額も基準に沿って確定するので、年功序列の体質からは改善しつつある。
成果軸での評価項目と、行動軸での評価項目があり、各目標値は年度ごとに設定する。設定内容も本人の意見を踏まえて設定される。