福利厚生:
そこまで充実していない。
退職金はほぼないと思ってよい。（というよりも、定年退職まで勤め上げる人がほぼいない。）
住宅補助なども特になく、制度もわかりづらい。
ただし、交通費に関してはすべて全額支給される。

オフィス環境:
よくも悪くも普通。
特にこれといった特徴はない。近年会議室が社員数に対して足りておらず、不満となっている。

勤務時間・休日休暇:
残業は人によっては無しで帰ることも可能かと思いますが、
効率よく業務や営業活動を行なっていないと難しいかと思います。
営業部の定時は13時〜22時と遅く、世間一般の時間とはどうしてもズレてしまいますので、プライベートの調整は必要です。

営業の入り具合や進捗によっては、日曜出社が求められることもあり、
急に予定が変更したり、長期休みは取りにくかったりします。

多様な働き方支援:
リモートワークは基本的に不可です。
副業が可能かどうかは分かりませんが、
勤務時間や業務量の関係で難しいかもしれません。

企業カルチャー・社風:
挑戦する機会や風通しの良さは素晴らしいと思います。
年次関係なく思いついたらすぐ相談することができ、
良い案だったら採用されてプロジェクトに参加させてもらうこともできます。
 1年目から重要な仕事を任され、創意工夫をしっかり評価されます。
企業理念通り、人をよく見て教育してくれる方が多い印象です。

組織体制・コミュニケーション:
上司が隣に座っている環境であるため、大手にも関わらずすぐに相談しやすいフランクな雰囲気だとおもいます。
配属先によりますが、気さくで優しい方が多いです。パワハラもなく一人一人を見てコミュニケーションを取ってくれます。

ダイバーシティ・多様性:
多様性を仕組みとして取り入れられているかというとそうではないと思います。
ただ生徒様の中にもいろんな子がいるため、障害や国籍等多様な背景に理解が深い方が多く、相談も親身になって聞いてくれる人が多いです。

女性の働きやすさ:
若手・女性のキャリアアップに協力的。女性社員は全体の2割程度なので管理職になる気があればかなり後押ししてもらえる。産前はそれで良かったが、産後は地方だと通信制高校のサポート校運営しか仕事がない。(学習塾や家庭教師の社員は定時が１３-22時までのため)
自分はその新たな部署での人間関係が上手くいかず転職を決めた。営業部に戻れないかと会社に交渉もしたが、戻れないと言われた。子供を持つ社員にとってはずっと継続して働き続けることは難しい会社ではないかと感じている。東京に住んでいれば専門部署への異動も可能だが地方だとそれが叶わない。

成長・キャリア開発:
新卒での入社の方については、入社のタイミングで1〜2ヶ月ほど研修が行われる形になるため、そこで同期とのつながりを作ることもでき、会社や業務についての理解を深めるための研修や、名刺の渡し方や身だしなみについてなどのどこの会社でも必要になるであろうことについて学ぶことができる。そのためこれまでアルバイトやインターン等で働いたことがない方でも安心して社会人としての第一歩を踏み出すことのできる環境だと言えるであろう。その後はOJTに移っていくが、どのような方が上司になるかで商談の仕方もだいぶ変わってくる。社内でよく使われていた言葉としては『秘伝のタレ』。そのため教務力や営業力をはじめ何かに秀でた人とつながりをつくり自ら質問してアウトプットしてを繰り返していける人はどこまでも伸びていくし、そう言う人にチャンスを与えてくれる可能性も高い会社だと思われる。もちろん昇進についてはタイミングもあるが、頑張っている人は2〜3年以内には上の役職に上がっている印象がある。

働きがい:
上司にうまくアピールできれば若いうちからでもガンガン顧客接点を持たせてもらえるためtoCの営業スキルは他社同世代と比べると大手でありながらベンチャー並みに伸ばしていけるかと。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社初日、入社時に言われていた業務内容、組織内文化とのギャップが非常に大きいことにすぐに気が付いた。
部署によると思うが、コミュニケーションが隣同士のデスクに着席していても一切直接の声掛けがなく、すべてチャット上でのやり取りであった。
オンボーディングが全くなく、使用複数システムをPCに入れるのにも数日必要で、本業に取り掛かるまでに日数を要したことが残念であった。
採用時に期待として言われていた業務と現場でやってほしいと言われたこと業務内容に乖離があり、認識のズレの大きさがあることに大変衝撃的だった。

事業の強み:
既存事業：
主となるのは家庭教師事業と個別教室事業。オンラインや1対2教室事業は振るっていない。
家庭教師事業では、トッププロ教師などの採用を積極的に進め、富裕層向けのサービスに方向転換を進めている。
個別教室では中所得者の家庭をターゲットにしている。
オンライン事業、1対2教室では安価なサービスとして売り出そうとしたが、正直値段が中途半端で特に競合会社と差別化できておらず、当初想定していた売上より大幅に下回っている。

事業の弱み:
情勢に応じたサービスをどこよりも早く打ち出すが、そのあとのサービス向上、コンテンツの強化に乏しく、結果として競合のサービスに負けてしまうといった印象。

評価制度:
あくまですべて実力主義です。
数字面での結果を残した人が上に上がれる現場です。その為マネジメント系はそこまで強くないと思います。
評価基準も基本的に数字だけなので、年次が上がると部下の育成とかなり厳しいノルマが課せられて負担が増える。ただ評価されるのはノルマ面だけなので、部下の育成に本気で取り組む社員は少ない。どちらかというと早く育ってもらい楽になりたいから育てている感じです。評価基準に部下の育成についても取り入れるといいのではないかと思います。
また教育会社だが、教務系知識などの部分の評価もされない。あくまで数字を達成するための知識という観点にすぎない。
数字を上げるために研修は無く、あくまで自力でどこまでできるかを試される環境だと思います。

ノルマさえクリアしていればすぐに昇格していきます。なので1年目〜3年目で昇格しさっさとやめてしまう社員もしくは、日の目を浴びずやめてしまう社員と、現場で残っている社員は自ずと少なくなります。そうすると基本的に新卒もしくは中途でカバーすることになるため、残った年次が高い社員の負担が毎年ずっと変わることなく高い状況。ずっと楽になることがない環境だと思います。