福利厚生：
退職金無し。
住宅補助無し。
寮、社宅など無し。
財産貯蓄無し。
社員特殊会無し。
ストックオプション無し。
特定施設の利用割引など無し。

福利厚生らしいものの恩恵を感じたことはない。
福利厚生に含まれるか分からないが、完全無料で社員旅行に連れて行ってもらったことはある。

オフィス環境：
営業部員は、会社のオフィスで仕事をすることはほとんどなく、モデルルームやオープンハウスの会場へ派遣される。

モデルルームは事務所が整備されている。ポットがありいつでもコーヒーを淹れられるし、トイレもある。冷暖房も完備だ。
オープンハウス会場では、トイレに困ることもしばしばある。設備が整っていないことが多い。

勤務時間・休日休暇：
実際に1日のうち拘束される時間は、通勤を含め11時間ほどであり、余暇を感じることはない。
今年の4月から完全週休2日制になったが、それまでは隔週2日制だったため、ワークに偏ったバランスであった。
この4月からは週休2日であるため、疲労の回復と遊びなどを両立させられていると感じる。

多様な働き方支援：
リモートワークは基本的に不可。
早帰りは予定があるなどの場合、事前に申告していれば可能。
副業規定があるかは分からないが、正社員で副業をしている人は聞いたことがない。

フレックスではないので、常に融通が効く訳ではない。
冠婚葬祭など、用事がある際には有給を利用することができる。

企業カルチャー・社風：
社風は昔ながらの厳しさを残していると思う。
少数精鋭で組織されているため、個々の数字には厳しい。
新人教育には熱心で、他社では見ないレベルで丁寧に基礎から学ぶことができる。
営業会社は個人主義的な社風になりやすいが、エストではそんな雰囲気は感じない。

組織体制・コミュニケーション：
同じ現場に入っていれば、気兼ねなくいつでも話しかけることができる。
別現場に配属されていれば、会うことが少なくなるため話す機会が減る。しかし、報告すべきことがあれば電話やラインを用いていつでも相談できる。

ダイバーシティ・多様性：
営業部はほとんどが男性である。
人種、国籍は日本人のみで構成されている。外国人の方に対して特別な配慮などは無い。
宗教に関しては、従業員の中にキリシタンの人間がいるが、それについて何か配慮を要していることもない。
障害者は働いていない。モデルルームはバリアフリーでない。

女性の働きやすさ：
営業部は9割が男性であるため、周りに同性が居てほしい女性に取っては働きにくいと思う。
男女比を気にしない人にとっては特段不都合はない。
ハラスメントに当たるような行為を受けたことはないし、真っ当な気遣いを頂いていると思う。
ただ、女性向けの設備が不足していたり、不便を感じる場面はあるがそのあたりは自分でなんとかするしかない。

成長・キャリア開発：
営業未経験の新人に対しても、1から教育をしてもらえる。営業マンとして生きていくための基礎を惜しみなく与える会社である。
ただし、キャリア開発や支援制度といったものはない。
営業としての成長は大いに見込めると思う。

働きがい：
人間に必要な衣食住のうち、一番高額な「住」に関わる仕事である。
お客様の人生そのものを作っていく、ガラリと変える、そんな買い物の案内をさせてもらえることにやりがいを感じる。
新築マンションの完成を見たお客様が、心から良かったと言っていたり、感謝を受け取る機会も多い。
そういう場面に立ち会えると、いい仕事だと改めて感じる。

入社時の期待と入社後のギャップ：
不動産営業なので何となく厳しいだろうな、と思っていたがノルマについてではなかったのがギャップ。営業を続けていくので継続的な成果を達成できるスキルやマインドについて厳しいが、振り返ると自分の糧になったと思う。あとイメージからドロドロした人間関係があるものかと思っていたが、そういうのも特になくよかった。

事業の強み：
神戸市で不動産業を続けてきた経験から、過去の知識が豊富にある。現状だけを見てアドバイスするのではなく、過去と比べて、また未来を予測して提案することができるので、お客様からしても安心感があると思う。
また、営業力が高い人間が多い。

事業の弱み：
従業員のワークライフバランスがとりにくい。
特に若い人は、プライベートでやりたいことも多いし、ライフイベントも発生する可能性が高い。
そんなタイミングでこの仕事と両立させるのは難しい。
若手が長く定着しない環境のままだと、色々と不都合が出てくると感じる。

給与制度：
売り上げをあげることによってのインセンティブが多い。継続することで、通常インセンティブにプラス、特別営業手当が支給される。また、夏、冬のボーナスについても、売り上げ金額により、最大通常ボーナスの200％を支給される。やれば、給与の上昇率が大きい

評価制度：
年功序列でなく、実力主義のイメージ。長年在籍の人より、売上をあげる社員が、役付きになりプロジェクトを任される状況になっている。昇格の基準は、年間の売買代金に査定される。
それにより、役職がつき給料もアップにつながる。