福利厚生:
ご結婚されて単身赴任の社員には月に1度帰省のための費用を出していただけるそうです。その制度を使って家族の元に変えられる上司を何人も見てきました。単身赴任の社員には優しい制度ですが、その費用が出るのはあくまで単身赴任の方のみなので、それ以外の方は何もないそうです。

オフィス環境:
わたしが配属されている営業所は比較的立地の良い場所にあるためありがたいです。ただ、場所によっては立地的に厳しい場所も少なくないようです。

勤務時間・休日休暇:
勤務は年間通して週休二日。正月休みや夏休みましてやGWなど有りません。AM8時３０分～PM5時３０分勤務でお昼休み１時間です。日曜日固定給でもう一日自分で良い日を選び週休二日にします。

多様な働き方支援:
リモートワーク有りません。時短勤務有りません。休んだら休んだ分減給です。副業する体力は残らないと思います。

企業カルチャー・社風:
伝統ある老舗企業ですが、若手の意見を吸い上げようとする意図は感じられます。支店の営業担当者からの意見を聞くような分科会も複数開催されており、会社としての意識が変わってきたと思います。

組織体制・コミュニケーション:
以前は歓送迎会や慰安旅行などが企画されていましたが、コロナ以降ほとんどなくなってしまいました。部署移動もそれなりにありますので、横のつながりはあると思います。

女性の働きやすさ:
女性管理職が少ないと思います。営業だけが昇進するという流れが今まで長くあり、なかなか女性が活躍できる場所が少なかった印象がありますが、社内の改革が急速に進んでおり、様々な分野で以前とは違い働きやすくなってきています。女性社員も増えてきており、部署によっては女性の方が多い部署もあります。ただまだまだ女性が活躍できる職場という意味では改革が必要だと思います。休暇も以前はなかなか取りにくい社内環境でしたが、今は積極的にとるよう促されるとともに、消化日数のノルマもあり最低年5日以上の有給を消化する必要があります。その他3連休も年1回消化が必要という規定になっており、期初に年間スケジュールを作成します。女性の社員の産休はもちろん皆さんとってますが、男性の育休はまだまだ浸透しておらず、社内でも育休取得を促す動きがあります。
また社内結婚の人も少なくなく、同じ事務所内で働いている人も珍しくありません。個人的には私がその立場であれば働きにくいと感じますが、子供を産んで復帰する方も多く、その点での働きにくさもないのかと感じます。以前の社風から比べるとかなり変化を感じますので、今後ますます働きやすい会社になっていくのではないかと思います。

成長・キャリア開発:
年２回の通信教育申し込みは全社員が行うことができ、全額・半額補助があります。
仕事に直接つながらないような教材でも半額補助が受けられたりしますので、非常にありがたいです

働きがい:
医療・福祉施設がお客様なので、仕事自体にやりがいを感じるシチュエーションは多いです。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社前はホテルリネンサプライという業種に知識や興味はありませんでした。（むしろ知りませんでした）しかしこの会社に入社して営業部に配属となりホテルリネンサプライ業を学んでいくとその奥深さ（業務提案内容が会社の収益に大きく影響します）に興味が湧いて新規顧客獲得や既存顧客のフォローアップに意欲をもって日々取り組むことができました。

事業の強み:
業界トップシェア

事業の弱み:
柔軟性の欠如

事業展望:
医療福祉業界は伸びる分野だが、アウトソーシング部門は人材確保に苦慮している。
診療報酬の一部を企業に転嫁できる医療機関であれば、値上げや業務拡張等有効な関係を作れるが、経営難の顧客だと、スタッフの時給を上げるのも難しく、業務維持は永遠のテーマである。

評価制度:
本社は店舗運営、支店は労務管理という、欠陥の多い体制になっており、人事評価は支店の仕事。だが、店舗の運営を把握しているのは本社の上司1人のみ。
会社は、細かく評価基準を設けており、各項目点数付けをして毎年評価していると言っているが、適正評価をされているのかは、かなり疑わしい。
理由として、人事評価をする支店の上司は現場に年1、2回しか来ず、それ以外に接点なし。各現場の労務をまとめている支店の上司も、年に数回店舗に来る程度で、店舗の状況を把握しておらず、現場での取り組みやそれに対する成果も知らない。本社と支店が各店店長の評価を共有していない為、いくら実力発揮をしたとしても、正当な評価をしてもらえない。
また、会社自体が年功序列な為、年数を重ねていれば、実力がなくても昇進できる。