福利厚生：
3年以上勤務すると退職金があります。中退共にも加入します。住宅補助はありません。1時間半以上残業するときには、希望者にはパンやサラダチキン、炭酸水などが支給されます（なにがいいか自分で選びます）。一膳さんのお弁当を希望者は注文していて、会社から100円の補助があります。あとは、ウォーターサーバーが休憩室にありますが、二階なのでちょっと不便かもしれません。

勤務時間・休日休暇：
残業時間はよほど忙しくても1日3時間です。それ以上は基本ありません（できません）。休日出勤も基本ありません。また交代制でないので、生活リズムは整えやすいと思います。ただ、休日は少なめ（年間100日）だと思います。日祝は完全休みですが、土日の出勤日が月2回程度あります。休みが少ないという意見が従業員から上がっており、休日を増やすための取り組みが進行中です。

多様な働き方支援：
時代に合わせ働き方の見直しを進める必要は出てくると思いますが、リモートワークは難しい環境です。製造業はどこでも一緒だと思いますが、現場作業者の場合は特に、仕事を進めるのに必要な物（材料、工具、加工機等）が生産現場（自社工場）にしかないので、どうしても出勤して作業する必要があります。内勤でも、現場作業者との現場で品物を見ながらの密な打ち合わせが日々必要で、また生産を止めないようタイムリーな対応が必要なため、リモートワークを実現するためにはかなりの工夫がいると思います。

企業カルチャー・社風：
なんでも発言できる「気づき」という仕組みがあります。日頃思ったこと（〇〇さんありがとう、この人のこんなところがすごい等）、気づいたこと（ヒヤリハットや改善提案等）を役職関係なく発言する仕組みです。何を発言してもいいという前提の下で、定期的な発言を促されており、中にはくだらない内容もありますが、会社全体に影響するような話題も出てきます。基本的には意見が通りやすい社風だと思います。

組織体制・コミュニケーション：
それほど上下関係にはうるさくないと思います。ただし、親しき中にも礼儀あり、は前提ですが。コロナ前の話ですが、目標売上を達成した月は「達成会」という名の飲み会が開かれ、それがコミュニケーションの場となっていました。相性もありますので、みんなが仲のいい職場です、とは言えないですが最低限のコミュニケーションは誰とでも取れる環境です。その中におしゃべりな人もいれば、寡黙な人もいます。

女性の働きやすさ：
女性社員は少なく、主に事務所で受注・発注・見積作成などの事務処理を担当している人が多い。しかし、希望を出せば製造現場での勤務も可能である。「女性だから」という理由で配属が決められることはないため、モノづくりがしたい女性が活躍できる職場なのではないかと思う。退勤時間も17：10なので帰宅後の家事の時間も確保しやすいのではと思う。

成長・キャリア開発：
入社後にはまず、適性を判断する目的と、研修の目的で色々な部署を回ります。未経験で入ってくる者が多いですが、最終的には最適な部署に落ち着くようです。コロナ前は他の会社の工場見学にもよく行ってました。他社の工場はノウハウの宝庫であり、学ぶことが多いです。また役職者になると、管理者として必要な知識を学ぶために、様々な研修を受ける必要があります。

給与制度：
伸び方は個人の能力によって異なると思いますが、基本的に毎年昇給します。賞与は売上に応じて2回＋αで支給されます。低くはないと思います。
残業はありますが、サービス残業はありません。通勤手当・家族手当・役職手当があり、資格手当はありません。ただし、検討してくれているようなので、今後は期待できるかもしれません。

評価制度：
勤続年数も考慮されていますが、最近は実力主義の傾向も強まっています。部長職の平均年齢が40歳前後と若いです。年齢関係なく、会社への貢献が見られる人ほど昇進・昇格が優遇されているのは明らかです。逆に目立った貢献が見られない人は、ちょっと伸び悩むこともあるかもしれません。基本は年度末の考査にて昇進・昇格が決まります。