福利厚生制度の満足点:
リロクラブや社内宿泊割引という福利厚生があるがそもそも長期休暇を取ったことが無いので使ったことがない。

福利厚生制度の改善点:
利用できる範囲が狭すぎるのと基本的に中高年向きのサービスが多いため
使いどころに困る。

宿泊割引も事前に提出書類が必要なため緊急時に使えないためあまり役に立たない。

勤務時間・休日休暇:
人がいれば年休が取りやすいのですが、人が辞めたり、異動したり、長期休暇に入り、人員が減るとなかなか消化できない。またホテルによって人員充足度に差があり、年休がコンスタントに取れているホテルと、いつまでも取れないホテルがある。ただ年休が取れない状況であっても、どうしても休む必要がある時は配慮してくれたり、プライベートを犠牲にするような強制は無かったと思う。マネジャーは休日出勤や残業が多い。

多様な働き方支援:
主に接客や電話対応、客室管理がメインの仕事なので、リモートワークはありません。
妊婦や育児時短については働きやすそう。接客やホテルの仕事は好きだけど、夜勤をすると体調を崩すという人もいたため、妊婦や育児時短以外でも、日勤だけできる枠？みたい働き方ができれば、もう少し人も定着するのではないか。

企業カルチャー・社風：
ここ数年インナーブランディングに力を入れています。それにこたえるようにモチベーション高くプロフェッショナルとして働いている方もいらっしゃるなかで、事務的・作業的な接客をする方もいるのも事実です。接客を大切にしようという風潮はある一方で、評価には反映されずらいのが現状です。
また決められたことを淡々とこなす人が多い傾向にあり、アイデアマンは浮きます。その分競争相手は少ないとも言えます。

ダイバーシティ・多様性：
職業柄、外国人は多く、マネジャーや支配人など責任者にもいます。良くも悪くも、特別扱いはされないという印象です。
障碍者の方の採用もしていますが、バックオフィスでの業務にあたっているのがほとんどです。
男女比はほぼ同等に感じます。

女性の働きやすさ:
女性でも研修や試験に合格すれば管理職登用の可能性はあります。ただし、管理職になるには広域の転勤が可能であることが条件の1つであり、また、仕事の特性上休日や時間外であってもトラブルがあれば電話連絡または出勤が必要になります。そのため現状女性の管理職は2・3名のみです。

成長・キャリア開発:
最初の頃は研修が、一年に一回程度あった。

働きがい:
お客様と接する仕事なので、とても気を使う仕事だと思う。褒められることも怒られることも毎日毎日色々なことがある。なので、だんだん働くにつれ、臨機応変に動けるようになる。あと、褒められるとちょっと嬉しい。

入社時の期待と入社後のギャップ:
チェックインやチェックアウト、電話応対等の接客のイメージが強いですが、実際は備品発注・在庫管理・口コミの返信・予約サイトの管理など、何でもこなす必要があります。
また、接客応対に携わる前にホテルで使用している予約システムについて理解する必要があり、慣れるまでは接客云々よりもシステム操作に四苦八苦しているスタッフが多いです。

事業の強み:
最近は大浴場があるなど、ビジネスホテルとは思えないホテルが多くなっている。
どれだけ愛顧客を増やしていけるかが鍵となってくる。
JRというブランドがあることは大きなアドバンテージになる。

事業の弱み:
競合が多すぎることと、コロナによって需要が下がってるため業界としては難しい部分があると思う。

給与制度:
同業他社の平均よりは高いと思う。実際に転職してきたスタッフの多くは給料が上がったと言っている。ただしそもそも業界自体が長時間労働が基本なので、一般企業から比べれば労働時間に見合っていないと思う。毎年の昇給はベースに従ってほぼ確実に行われるので、昇進しなくても45歳位まではほぼ毎年上がっていく。賞与に関してもコロナ禍の業績が悪い時でも少額ながら年2回受ける事が出来た。その他昇進すれば役職手当などが支給されるがその分責任も多くなり、相対的に「給料が上がったから良い」と捉えるかどうかは本人次第。いづれにしてもビジネスホテルが好きで、常にホテルの事を考えられる人にとっては、とても良い企業と言える。

評価制度:
何処の企業でもそうだと思うが、会社のどの人との付き合いを大事にするかで、昇進昇格が決まってしまう。実力主義とは言い難い