福利厚生:
福利厚生は何もなく改善どころか改悪されていく。冷蔵庫や電子レンジもない。休憩スペースらしき所にエアコンがないので夏は暑く冬は寒い。

オフィス環境:
共有スペースもなく生徒さんがいないデスクで食事などを取る、もしくは外出する必要がある。会議所のスペースを休憩場所にさせてもらっていたこともあったが肩身が狭く、向こうが使うとなったらすぐに出ていかなければならないし給湯なども使えない。

勤務時間・休日休暇:
完全週休二日制です。
日曜日とシフトで1日です。土曜日はアルバイトが充実している教室であれば休みに出来ますが、教室長以上は基本休みとしていない方が多いです。
有給休暇には上司によりますが基本寛容でなにかしら理由をつければまず拒否されることはありません。
ただ教室運営に支障がなければの話です。
アルバイトが足りていない教室は有給休暇をとることができないと思います。
ただどんなにアルバイトや社員が足りていない場合でも完全週休二日制は守られます。
休暇をとるために他の教室から人員をまわしてくれますので安心です・

企業カルチャー・社風:
日々の売上や新しい講座ができたときに勧めることにより、その成績次第では表彰があるので向上心がある方は向いているかもしれません。

組織体制・コミュニケーション:
接客のことを大事にしているので日々改善点を考えながら、週一でグループミーティングを開催しているので共有ができたり、横の繋がりはあります。上司はどうしてもその人その人によりますが、普段巡回で来てもらえない限り近くに居ないので些細なことは話しにくいです。

ダイバーシティ・多様性:
特にありません。

女性の働きやすさ:
女性の管理職は多いです。ただ、夜勤務や教室によっては1人体制となるので、お子さんがいたら家族の協力がないと長く働くのは難しいかもしれません。勤務地によっては転勤もあり得るため、育休明けのタイミングでパートになるという選択をした方を何人か見ました。

成長・キャリア開発:
資格取得にあたって、合格すれば受験料補助が出る上、資格手当が出る。ただ、有効期間が1年しかないため、1年経ったら再取得する必要がある。また、資格手当の限界年数もある(3級は1年、2級は2年)ため、勤め続けているともらえなくなる。

働きがい:
基本的に評価のポイントが、教室で販売しているパソコンをいかに売れるかというところで、生徒の満足度とかはあまり評価されない傾向。生徒がやりたい講座が終わったときにいかに他の講座に誘導できるか、長く通わせられるかが重要になってくる。
人に教えて満足してもらいたい、生徒さんと仲良くしたいと思ってる方は罪悪感であまり行動できない環境になっている。
無理やり他の講座に入ってもらうと生徒との関係性も悪くなり今までの指導が報われない。

入社時の期待と入社後のギャップ:
インストラクターなので、授業内容のサポートだけだと思っていたが、PCやソフトの販売があったり、事務作業で色々な報告物の作成が必要であり、インストがメインとは感じづらい。
予算を達成する為にはPC販売などのその他売上を上げることが必須となるが、実績をあげたとしても、給与等で反映される事がないのと、日々の業務が基本的には同じ作業なので、色々と経験したい方はモチベーションの維持が難しいと思う。
また、月毎に新規開講講座やリニュアル講座の誘導があり、教室の規模によって誘導数が決まっている。基本的にはひと月2講座くらいの誘導講座が設定されるが、色々な事が重なるとひと月で4〜5つ以上の講座の誘導が重なり、達成するのが難しい時もある。それでも達成が出来ない時は、反省文や次回の誘導時に改善するための報告書的なものをワードで書かされ、報告する必要があり、無茶だと思っている。

事業の強み:
商工会議所との委託業務により、全国に教室が展開しているので、商工会議所のネームバリューと展開規模としては大きく安定性はあると思う。

事業の弱み:
新規客の獲得方法が折込チラシによる受信を待つだけで、今の時代に合ったSNSを活用するなどの情報発信方法が一才取れていないので、パソコン教室と言っておきながら、時代遅れな集客方法となっている。

給与制度:
給料はほとんど上がることはなく、１年に一度数千円上がる程度でした。資格手当についても資格取得後の１年間だけ手当てはもらえますが、１年経つと元に戻ります。賞与に関しては店舗ごとの業績に応じて上下するので賞与を頂く前に業績が悪い店舗に移動した場合賞与が少ないです。また店長程度だと手当は１万円ほどしか付かないです。

評価制度:
規模の大きい店舗だと物販の販売実績などで半年に一度表彰がもらえますが、規模の小さい店舗は予算や受講生の定着率が悪いと貰えません。昇格は希望しない方がほとんどなので希望すればできますが、課長や部長になるには上司からの評価が必要になります。(日々の提出物の管理や売上の管理など)