福利厚生:
住宅補助は基本使えないと思っていた方がいいです。条件が厳しく交通費が全額負担のため通うことがほとんどです。
退職金はないので、労働組合で財形を組むのがいいでしょう。

オフィス環境:
本社は大阪の梅田と支社として東京の銀座があります。販売職の場合はほとんど行くことがないので使用する機会はないです。

勤務時間・休日休暇:
勤務時間は1日7時間30分となっています。休憩は昼休憩が1時間、午後休憩が30分と2回に分かれており、接客をしていると体力も使うので2回休憩があるとリフレッシュできたり、小腹が空いたらおやつを食べたりと気分転換できます。
シフト制で早番、中番、遅番があります。早い店舗だと遅番でも20時まで、遅い店舗だと21時30分までと店舗によって差があります。忙しい店舗だったり、人が少ない店舗だと残業になったりもします。残業は他の日に調整して早く帰るか手当として振込まれるか選択できます。
休みは月に2回だけ希望休を取れますが、他の休みはシフト制のため、シフトが出るまでは予定がたてられません。シフトが出るのも遅いのでプライベートが充実しづらいと感じます。
有給は事前に申請すれば最大6連休取ることができます。逆に1日単位で有給を取ることがあまりできません。
人手不足のため、どの店舗も毎日ギリギリの人数で回していることが多く、体調不良になっても出勤せざるを得ない状況なことが多いです。
人手が足りていれば、一人当たりの負担も減り、急な体調不良でも休むことができるので、人手不足をいち早く解消していただきたいと強く思います。

企業カルチャー・社風:
風通しは悪い。店舗スタッフと本社の人との交流は少なく、お客様から直接頂いたご意見をメールやファックスで会社に送っても返信もなく改善されたことは殆どない。
新しいことに挑戦することが無く、時代に取り残されている様に思える。

組織体制・コミュニケーション:
どのブランドでも同じだと思うが、チーフの色に染まるため店舗ごとに雰囲気が異なる。会話は業務連絡のみの様な店舗もあれば、プライベートの話もできるような和気藹々としている店舗もある。
応援で多くの店舗に入店したが基本的に穏やかな方が多く、初めましてでも打ち解けやすい雰囲気。

ダイバーシティ・多様性:
男性の美容部員はいない。恐らく募集もかけていない。

女性の働きやすさ:
スタッフは女性しかいませんが、女性特有のギスギスや、ドロドロしてるということは全くなく、スタッフは優しい方ばかりです。スタッフの年齢層はかなり若いので、新入社員の方は先輩との年も近いので相談などしやすいとおもおます。
年齢層が若いということは離職率が高いということなので、中堅層のスタッフはあまりいません。大体のスタッフが1年目か2年目のスタッフが多いと思います。

成長・キャリア開発:
入社後の研修や、半年一年研修はあるが、入社後2年ほど経つとそれ以降は全くない。
あってもzoomでチーフのみが参加のミーティングがあり、新製品や行動方針についての説明をチーフづけに受ける程度。そのため新しく学べることやスキルアップの機会がない。

働きがい:
じっくりとカウンセリングをするブランドのためお客様との交流があり、お顔を覚えてもらえたり日常会話を楽しめたりと距離が近い。

入社時の期待と入社後のギャップ:
県外への他店舗出張はなく、住んでいる地域での異動のみと聞いていたが、実際は月一ほどで飛行機や新幹線を利用した、1週間ほどの出張があった。
その他、入社前に面接で聞いていた内容とは異なる内容がある。(これは経営していく中で状況が変わったから仕方ない事ではあるが、会社の人事と各ブランドの認識の差や考え方で変わっているのだと思う。各ブランドの細かい状況を人事が理解できていない)

事業の強み:
様々なブランドがあり、売り上げの低調なブランドを他でカバーできる。
不動産も所有しており、安定的な利益が得られる。

事業の弱み:
広告に使用できる費用が少ないため、ブランド認知力が低い。
人手不足が深刻で、現場・本社ともに足りていない。特に現場の状態は深刻で、スタッフの疲労は相当に溜まっている。

事業展望:
ブランド自体のポテンシャルはあると思うので、労働環境などを見直し、人手不足が解消できれば
より売り上げがあがっていくと思う。

給与制度:
基本賞与という基本給1ヶ月分の確定された賞与は出ているが、入社してから一度も業績賞与（俗に言うボーナス）は出ていない。年1回の昇給率も一般企業の会社員に比べてかなり低い。大型店のサブチーフ、もしくはチーフなど手当がつかない限りはほとんどみんな手取りは変わらないと思う。

評価制度:
5~6年目から小型店のサブやチーフを任される場合もあるが、スピーディーな昇進はない。個々の実力を評価されているかと言われると、あまり実感はない。どちらかというと店舗ごとでの実績を見るので手を抜く抜かないかは自分次第。会社から提示される個人ノルマ等は特にないため、店舗全員で目標に向かって切磋琢磨して協力的になれるのは良い。