福利厚生：
福利厚生的なものは、忘年会、新年会のみ。退職金、在宅補助、寮、財形貯蓄、社員持ち株会、ストックオプションなど他の福利厚生はありません。弊社のような零細企業は、この程度の福利厚生で仕方がないと思います。

オフィス環境：
事務所は各自、机・パソコンは与えられている。コロナ対策として２ｍ以上の間隔をあけている。昼食は各自の机で食べる。会議はその場で行う。来訪者があれば隣の店舗スペースで面談する。立地は窓が南に面しているので全体的に明るい。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は7時15分～17時まで。休日は日曜、祝日、第１土曜日、正月、お盆休み。今年の7月と8月土曜日を全休にしたが、得意先の理解を得れそうなので、通年通して土曜日を全休し週休2日制を実施して欲しい。新入社員募集にも有利だと思う。

多様な働き方支援：
リモートワークは月1回土曜日のいずれかの日。体調不良や家庭の事情がある場合、早退できる。副業は禁止されている。担当者が得意先の面倒を請求書発行以外、ほぼほぼ見ているので、体調が悪い時など休みが取りづらいので、そのあたりの支援を充実させて欲しい。

企業カルチャー・社風：
従業員8人の内5人が家族同族なので、まとまりがあるように見えるが、他人が入りづらい面がある。また年配者が多いため、しきたり、考え方が古い面が多く、若い人がなじめるか？ついていけるか？不安なところがある。

組織体制・コミュニケーション：
8人の従業員の内、実際動いている実働者は３名。他は事務関係の仕事が主で、配達等実働できる人数が少ない。社員同士のコミュニケーションは、できていない部分もあり、多少派閥？的な要素もあり、2対2や1対2になる場面がある。

ダイバーシティ・多様性：
女性2人の従業員も福祉施設、子育て施設の担当を持ち、営業活動を展開している。福祉施設、子育て施設に対しての営業・応対は、物腰の柔らかい女性の方が向いていると思う。その他の多様性に関しては弊社では活用する予定はないと思う。

働きがい：
まずは、この会社に居て思うのはお客様に恵まれていると思うところです。ゼネコン・工務店・個人の大工さんをメインに看板屋さんなど木材を使うあらゆるお客様が揃っています。なかでも工務店様は特に木材の使用頻度が高いので、繋がりは濃くなり頻繁にお話しする機会があります。ここでは商売が先に立ちますが、やはり人対人のお付き合いになるので私的な部分まで入り込む場合もあり、だんだんと親しくなっていきます。そうしている中で思うのは、仕入先として敬意をもって重用してくれているお客様が多く、どんどん山忠木材の輪が広がっているのが実感でき、そこに貢献できているのが喜びです。

事業の強み：
本業では常に新規顧客の開拓に取り組み、既存の得意先に対しても新しい商材の提案、売り込みで売り上げ向上を目指している。本業以外でも、福祉介護用品の販売、一般向けリフォーム相談、木工品の販売を手掛けている。

事業の弱み：
本業以外の福祉介護用品の販売、一般向けリフォーム相談、木工品の販売はスタートして5年以上経過したが、思うような業績が上がっていない。担当者任せで、真剣に取り組んでいないのでこのような結果になっていると思う。

事業展望：
本業はまだ伸びる余地はあると思う。採算の合わない事業は切り捨てて本業に力を注ぐべきである。あと最も重要なのは、従業員がだんだん高齢化しているので、若い従業員が絶対必要。会社の力は人材力。若い従業員が長く働ける環境を整備して欲しい。

給与制度：
13年間働いてきたが昇給はなかった。来年度より各自の売り上げにより、毎月給料の額が査定される予定。賞与は決算が黒字の場合、決められた配分で社員に与えられる。赤字の場合は配給されない。ここ数年は、寸志程度の額になっている。その他各種手当は無し。

評価制度：
今までは従業員の数が少ないため、昇進、昇格と名の付くものはなかった。評価制度は来年度より実力主義になり、毎月の売り上げ、会社の規則にどれだけ遵守できたか、掃除等雑務で会社に貢献したか、等が評価されることになった。