福利厚生：
退職金の制度はありますが、20年くらい前に一回リセットされてるみたいで、この前、定年で退職した人が100万円ももらえなかったとか言ってたので、そんなにたくさんもらえるわけではなさそうです。まあ、もらえるだけ良いのかなと思います。

オフィス環境：
本社の事務所は広い部屋に全部の部署が入っているので連絡は取りやすいです。他の部の人に伝えることがあるときも同じ事務所の中にいるので楽です。席はデスク固定で、今はやりのフリーアドレスとかではありません。テレワークもコロナとかで出勤できないけど家でパソコン処理はできるって人がするくらいです。
事務所には無料で飲めるコーヒーマシンとお茶の機械があって、いつでも自由に飲めるのがありがたいです。
会議室は2～3人しか入れない小さい部屋が２つと８～２０人くらいの大きい部屋が２つあります。他に広い部屋は食堂かホールしかないので、小中学校の工場見学みたいな時には底を使ってるみたいです。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間はきっかり8時間で終われるので、自分は朝は7時40分くらいに出勤、８～5時まで働いて5時半くらいには会社を出る感じです。特別なことが無ければ残業とか休出もないので、ワークライフバランスはいいと思います。休みも多くて今は120日休みです。今年のお盆休みは8月10日から18日までの9連休になってます。本当は14～16の3日がお盆休みなんですが、前後の土日と山の日の振休に、有給消化日を1日入れて9連休になったみたいです。
有給休暇も簡単に取れて休みやすいのはとってもありがたいです。

多様な働き方支援：
都会でいろいろやってるリモートとかテレワークとかフレックスみたいなのは無いです。テレワークは総務とか経理の人はやってるみたいですが、自分のいる生産部はテレワークでは仕事できないので多分やってる人はいないと思います。工場で働いている人達は給料が安いので、兼業申請をして土日とかに旅館とかホテルとか飲食店などでアルバイトしている人がいます。

企業カルチャー・社風：
非常に現代的。年功序列や昔ながらの遣り方に、決して捉われる事無く、新たな発想を取り入れたり、（勿論、礼節はあるものの）、会社を良くする為のことなら、積極的に取り入れる、自由闊達な風土があると感じられる。

組織体制・コミュニケーション：
私の場合は営業職の為、社内コミュニケーションが非常に重要となるが、毎週月曜日の定期ミーティングでは各自の意見や想いを表現できる場があったり、比較的、少人数の為、個々が内容の濃いコミュニケーションが取れる組織になっている様に感じられる。

ダイバーシティ・多様性：
企業としての歴史は古いものの、ダイバーシティや多様性と言った意味では、非常に、個人が尊重される、現代にマッチした環境であると感じられる。社内はフラットな関係性であり、企業としても個を大切にする社風や、配慮が感じられる。

女性の働きやすさ：
特に小さい子どもがいる女性やこれから出産や育児をしようとする方にとっては、とても働きやすい会社だと思う。育児休業の取得率が100％で復帰後も子どもが小学生に上がるまでは、時間短縮勤務ができる。有給休暇や欠勤もwebで申請が可能なため、急な休暇も取得しやすく、子どもが体調を崩しても心配がいらない。休日も土日祝祭日が休みで年間120日ある為、子どもとの時間を大切にできる。就業時間は8時から17時ですが、残業は年間を通してほぼなく、残業がある場合も希望性なので、毎日17時5分頃には帰ることができる。朝も8時までに出社すれば大丈夫で、逆に7時半前の出社は会社が開いていないため出社できない。

成長・キャリア開発：
綿棒と一口に言っても、クリーンルーム内で使用される工業用綿棒。介護施設等で口腔ケアで使用される口腔ケアスポンジ。コロナ過で身近になったPCR検査で使用される検査用綿棒など。用途に合わせ様々な製品市場がある。
各市場の動向やユーザーの情報を吸い上げ、OEM製品の立ち上げができる為、新製品を立ち上げる過程に携われる。
製品説明の際に製品開発から納品まで、営業自身も過程をある程度、説明できる様になれば自然と業務範囲や上司から任される案件も増えてくるため、スキルアップも含め社内評価にも繋がると思う。
逆にそういった知識を吸収していかねば、自身で出来る業務範囲がかなり狭まり、数字を挙げていくことも難しい為、昇格や給与アップ含めた社内評価にも繋がりにくくなると感じる。
営業の所属長や本社の商品開発、物流、製造部門の方々にも電話やメールで相談しやすい環境の為、携わる業務内容もしくは勉強や知識の吸収もしやすいと感じる。

入社時の期待と入社後のギャップ：
「綿棒」と聞くと一見シンプルで親しみ易い製品に感じられるが、実は非常に奥の深い、専門性の高い製品であると認識させられる事が何よりのギャップだった。
具体的には、メディカル分野で使用される医療機器や検査用、医薬品‥といった専門知識が必要な製品も販売して行くこととなる。

事業の強み：
「日本で初めて綿棒を製造販売した企業」。歴史があるからと言って決して、それに胡坐をかかず、
常に新しい分野、製品に、攻めの姿勢でチャレンジする企業風土がある。
また、海外展開もいち早く取り組んでおり、中国、ベトナムと、日本国内に留まる事無く、グローバルな展開を進めている点にも強みがあると感じられる。

事業の弱み：
弱みとは、少々、ニュアンス的には異なるかも知れないが、
私達の置かれている事業環境（特に国内コンシューマー市場）については、競争も激しく、資材高騰や海外製品に於いては為替リスク等、決して容易なビジネス環境では無いと感じられる。
但し、これらについては、特別当社だけに当て嵌まる話では無い。
反面、メディカルを始めとした、より専門性の高い分野には、まだまだビジネスチャンスがある様に感じられる。

事業展望：
事業領域によっては、まだまだチャンスがあると感じられ、昨今では、新型コロナウイルスの検査用植毛スワブについては、国内メーカーとして唯一、製造販売を行い、新工場の稼働予定もある等、
付加価値の高い高収益分野に取組むことで、高い将来性や成長性が望めることかと感じられる。

給与制度：
役職が付くようにならないとなかなか給料は上がらないです。定期昇給は無く、1年に1回、評価によって昇給する機会はありますが、月給が1000円とか2000円くらい上がる時があったり無かったりって感じです。自分は役職ないので入社から12年くらいで給料は1万円くらいしか上がっていません。

評価制度：
どちらかと言えば実力主義に近いような気がします。評価はスキルマップがあって、これこれができるよとか教えられるレベルだとかで１～４の評価がついて、その点数の合計でスキルの成長を評価される感じです。でも評価が良くても簡単に昇進したり昇給したりすることはなくて、どちらかというと役員に認められた人が、マネージャーになっているような気がします。リーダーとかアシスタントマネージャーになっている人は、それなりに社歴が長い人がなっているので、真面目に長く勤めていると少しは昇進できるみたいなので、年功序列みたいなところもあるかなと思います。