福利厚生:
住宅補助などの手当てはないが、交通費（1ｋｍ＝132円程度）で支給。また皆勤手当というものがあり、有休消化や家族葬などの利用以外で欠勤しなければ支給されるもの。スズキ株式会社ではこのような手当てはないということなので、少しでも給料を削ることができるようにしているもの。
有休ももらえるが、定期的に自分で有休を使っているなら問題はないが、使わないでいると法律の問題が出てくるので急遽有休使用するよう宣告される。

オフィス環境:
工場は２か所あり、浜松と菊川で本社は浜松。会議スペースはあり、本社はかなりの設備が充実している。一方、菊川はタマホームの工場の跡地利用で建物もその名残があり、張りぼての仮設のような設備になっている。しかし、本社やスズキとの情報共有も頻繁にするため、会議室でリモートをすることもある。

勤務時間・休日休暇:
製造部は2勤交代で朝～夕、夕～夜（時差出勤もあるため早朝もある）。営業や人事などは１勤のみとなっている。
休日は製造系以外なら安定しているだろうが、それ以外は休日出勤もあるためハードではある。さらに保全や技術などは会社が休みの時にロボットや配線等のメンテナンスがあるため、休みが削られる。そのため、プライベートの予定はかなり限定されるため、両立は厳しいと思ったほうが良い。

多様な働き方支援:
リモートを主にやる人は限られており、現場にいる人はまずないと思ってもよい。時短は可能だが、現場監督の匙加減にはなる。
副業は、情報漏洩にもつながるため原則禁止になっているが、生活に困っているなら相談してやるか、仕事（本業、副業ともに）に支障をきたさない程度であれば、無断でやるしかない。

企業カルチャー・社風:
特になし。

組織体制・コミュニケーション:
上司のさじ加減で他の平岡ボデーの工場へ転勤させられる。
転勤が直前にいいわたされる。

ダイバーシティ・多様性:
特になし。

女性の働きやすさ：
女性でも責任ある仕事を任せてくれ、それぞれの得意分野を生かしながら業務に携わっています。また自分や家族の通院などで有給休暇がとりやすい雰囲気で、自分自身のワークライフバランスを考えながら働けると感じます。それから、女性社員同士も仲が良く気軽に相談したり頼ったりできる先輩が多いので安心して働くことができます。

成長・キャリア開発:
経験なしでも簡単に出来る作業があるため、仕事に対する抵抗感はない。
やる気次第で仕事が出来る場所が増えるので、成長はできる可能性はある。

働きがい:
1時間ごとに生産数を記入するが初めて作業した時よりも増えたり、生産中の部品チェック中に不良品を見つけると場合によっては報奨金みたいな物が貰えたりするので、働きがいは感じられるのでは？

入社時の期待と入社後のギャップ:
上司のかかわり方が表裏一体。最初の研修では、丁寧に指導してくれたが、いざ現場に入った途端。一切コミュニケーションは取らない、すれ違っても無言。働き始めたらはいおしまい。というレベルで全く会話をしない。工程エラーが出ても、対応してくれないと時間だけが過ぎるため、結局自分で対応できる範囲を自分で見つけて行動するしかない。
おかげさまである程度の現復帰対応の知識だけは多く身に付きました。

事業の強み:
スズキ株式会社の子会社ということもあり、親が倒れなければ安定できると思う。しかし、車のボディを製造するため、組み立てが多く、新しいことへの挑戦は厳しい、さらに言うと、エンジン製造のように連携をとるということもないので組合の中では新事業への方向に進める道はかなり限定されるであろう。

事業展望:
年代に空きがあるため、今の役職の人がいなくなると会社の運営に影響する可能性がある。そのため、通常ではいつでも後釜を作れるようにいろいろ指導しなければいけないと思うのだが、それすらもしない。自分が定年で終えたら後はご勝手に。という感覚でいる上司しかいないため、誰も運営するための器量はなく、がたがた。今もうまく運営できているのが不思議なくらい。１０年後が楽しみである。

給与制度:
基本給と職能給というものがあり、基本給がとてもひくく設定されていることにより残業手当とかもひくくなっている。

評価制度:
昇進しても給料がそれほどかわらないかわりに責任ばかりおしつけてくるのでみんな昇進したがらない。