オフィス環境：建物自体が古いこともあり、特に夏場の現場は機械の熱等もあり暑い中での作業となります。しかし建物は広く、開放的な空間で仕事ができることと、食堂（社員食堂ではありませんが）、新しいトイレなど、働きやすい環境は整っていると思います。

勤務時間・休日休暇：原則として週休２日とされているが、年間を通じて繁忙期と閑散期があるので、これに対応するため変則休日制度（閑散期は週３日の休み、繁忙期は隔週で週２日休み）を組んでいる。しかし、マスコミに取り上げられるなどして閑散期に生産が増加することがあり、休日出勤（結果、週３日の休みが２日になる）することとなる。年間休日は１０４日＋有給休暇であるが、休日出勤するので実質的な年間休日は１００日を満たない。また、冠婚葬祭などで休暇を取得する場合に特別休暇を取得できますが、これを申請すると賃金６０％で処理されるので休暇を取得すると休暇１日当たり４０％の賃金減になってしまい、これを嫌って有給休暇を取得する社員が殆どです。

企業文化・社風・組織体制：古い方々の習慣がよくない為に、古い方が正しいという社風はまだ残っているが、新しい社員やパートの方が入ってきてまた、上層部も入れ替えがあり働きやすくなってきているが時間はかかりそうな感じであるので、コミュニケーション下手な方はなれるまでに少し時間がかかりそうですね。

女性の活躍・女性管理職：少人数の会社という背景があるが故かもしれませんが、基本的に年齢・性別を問わずに作業でき、差別的（所謂、男尊女卑的思想）な風土も特に感じられないので、女性にとっては活躍しやすい会社だと考えています。職場によっては重い物を持ち運ぶこともありますが、これは一部であり、多くの作業は軽作業でありオペレーション作業の多くは女性が主力として活躍しています。

働きがい：他製造工場では生産することのできない、オリジナル商品を独自の生産方法で生産している。生産設備などを自ら選定、発案ができる組織のため自分の考えを反映させた生産ラインを構築していくことができる。自分たちの生産したものが店頭に並び、お客様が手に取って購入して頂ける。

成長性・将来性：親会社の神戸物産様が一流企業で企業としても安定しており、かつ豊田乳業で製造している商品はオリジナル性が高くメディアでの取り上げやお客様からの評価も高いため。今年から製造ラインを増やして製造数量も増加してさらに売り上げも好調になります。社内でも多種多様な業務もあり、得手不得手に合わせた人員配置もできている点は非常に良いと思います。

給与水準：総じて食品メーカーの給与は自動車や機械メーカーなどと比べると低賃金ですが、同じ食品メーカーでも大手と中傷での格差も当然のようにあり、大手食品メーカーから転職した人間からすると基本給だけでなく諸手当についても処遇の差の大きさを痛感します。仕事自体は比較的自由度があり、ノルマを強要されることも無いので精神的には（大手メーカーと比較すると）苦痛を感じることは少ないと言えます。実利を選ぶか、気安さを選ぶか、難しいところです。