オフィス環境:
基本各教室に一人体制だったので、自分で時間をコントロール出来る環境。
生徒が来るのは夕方からなので、それまでは集客に時間を使っていた。
教室は駅から少し離れた所もあるので、配属先の教室によっては通勤が大変になることも。

勤務時間・休日休暇:
休日は塾の運営上取りにくいのはしょうがないが、自分で休校日が作れるため休みは絶対にとれないということはない。
ただ、振休を取得する際に、基本的に月跨ぎ禁止、2ヶ月以降に振休取得禁止、指定有給も基本振替禁止という就業規則に記載のないルールが多くある

多様な働き方支援:
リモートワークは経理のみ。時短勤務は半休を取れば可能、副業禁止

企業カルチャー・社風:
研修が多く社員育成に力を入れているようには見えるが、会社として売上を重視しているため、営業研修がメイン。
成績の上げ方や生徒との接し方等、塾の根幹部は各教室長が自分で考えて行うしかない。

会社である以上売上を上げている社員が持ち上げられるのは理解はできるが、その反面成績向上の実績や入試合格の実績は売上と比例していないことが多く、塾としてどうなのかと考えさせられることもある。

組織体制・コミュニケーション:
各教室に原則1名という体制のため、社員同士のコミュニケーションはほとんどない。
毎日朝礼で顔を合わせることはあるが、横のつながりはかなり希薄なものになっている。

ダイバーシティ・多様性:
性別に関係なく雇用・研修をしている。今の所在職はしていないが、いざ外国の方や障碍者の方から応募があったとしても、色眼鏡で見ることはないと思う。

女性の働きやすさ:
女性の働きやすさはまだまだで整備が必要だと感じます。
業界としても、夜型になるので、子育てが入ってくるとかなり厳しくなってくるかと思います。
産休・育休の取得実績もありますが、その後の復帰はなかなか難しそうです。
今後、新たなポジションが生まれる可能性もあるので将来的には整備されると感じます。

成長・キャリア開発:
叩き上げでの成長がかなりできるため人とのコミュニケーションの取り方はかなり変わる。
エネルギーも高く仕事ができるためここは数少ない評価できるところである。

働きがい:
ここはどこの学習塾も同じだと思うが、やはり子供たちの成長を感じられた時にやりがいを感じる

入社時の期待と入社後のギャップ:
すぐに教室を任せて貰えると思っていたが、直属の上司からなにも教えて貰えず時間がかかってしまった。

事業の強み:
競合他社がどうしても行うことのできないこと(他社では最後の手段としてのイメージ)を行なっているためそこは強みの一つだと思う。

事業の弱み:
様々な部分でのシステム化が一切なされてない。
また、常に生徒数、売り上げを出すことを求められるにも関わらず、アルバイト人件費がかなりカツカツの上限で設定されていたり、恒久的にアルバイトが不足している状況でもアルバイト求人(成果報酬型を除く)サイトに一切求人票を記載することもなく、ガンガンに新規開校をしたり役員報酬をあげたりしている。

事業展望:
多分このまま変わらない状態で廃れていくのだと思う。
結局、内部で働いている社員の労働環境の充実を図ろうせず離職率もかなり高く、求職者が減っている中途採用も細く行なっているため人がどんどんと減っていくのだろうと感じてしまう。

給与制度:
生徒数に応じてインセンティブが支払われるが、正直配属先によって変わるためそこがモチベーションになっている社員は少ない。
また、基本給23万(みなし残業代含めて)になるとそこから一切昇給なし。
賞与も基本的には営業成績のみでの判定をされる。

評価制度:
昇給は基本給23万になるとそれ以降は昇進しないとない。
また、リーダー職はマネージャー以上の役職からの任命だが、マネージャー職になるための研修に参加しないと
リーダーになることはできない。