福利厚生の満足点:
福利厚生倶楽部（リロクラブ）を法人契約しており、旅行などの宿泊料金が格安。
自社路線バスの社員証、家族証での無料利用。
グループ企業のレジャー施設への家族無料招待。

福利厚生の改善点:
自社高速バスの割引率のアップ。
より多くのグループ企業のサービスを福利厚生の面から利用できるよう優待制度の拡充。

勤務時間・休日休暇:
4勤2休で、基本4勤務合計して総拘束時間40時間以内のコース。
12時間拘束される行路もあれば拘束時間8時間以内の行路もある。
朝5時、6時台点呼で中憩5〜6時間挟んで終わりは23時というのもあれば、11時に点呼して通し勤務で20時上がりなど。だがこれも営業所によって違うと思う。朝早くて中憩が長いか、朝遅いが通し勤務が多いか。
有給取得のしやすさも営業所によって微妙に異なるのかな?だが土日祝は平日より取りやすいと思う。

気をつけて欲しいのが休日出勤。人手不足のせいか交番の人にきちんと希望出さないと下手したら毎週休日出勤入れられるから注意。

多様な働き方支援:
基本大渋滞とか余程の事がなければほぼ定時で上がれる。

企業カルチャー・社風:
学歴や職歴に関係なく本人にやる気があれば何事も挑戦はさせてくれます。

組織体制・コミュニケーション:
元運転士だった上司が多い為話しやすい雰囲気です。また本社にいる方も元運転士だった方が本社と現場の間の壁があまりないのがいいです。

ダイバーシティ・多様性:
外国籍の方がいないのでわかりません。

女性の働きやすさ:
女性も男性と同じ評価テーブルで動いており、男女差はない。時短勤務制度もあるし実績もある。夫婦で運転士という事例もある。
高速バス営業所は、他事業者での宿泊勤務で共同運行相手方の設備が整っていないことを理由に、女性の常時人員配置はされていない。しかし他営業所からの応援勤務として女性運転士も普通に行っているので、女性だから高速バスに乗務できないということはない。日帰りの高速便に乗務することは現状で可能。

成長・キャリア開発:
 運行管理者資格や衛生管理者資格は、主任運転士クラスであれば会社から指示されて取りに行くのが基本。受かれば受講費用や受験費用が会社から出る。やる気がある若手は入社数年で自発的に取りに行くが、このときも受かれば受験費用が出る。助役になるために条件となっている資格があり、出世意欲のある運転士は資格はすぐに取ってくる。
会社の研修はとても充実している。◯年次や明確な目的を持った体系的な研修カリキュラムが組まれており、社内や社外の各種研修にどんどん行かせてくれる。教育にきちんとコストを掛けていると思う。

働きがい:
普段の乗務の中で、社会のみんなために働いていると強くやりがいを感じるシーンが多い。ちゃんと接客するやる気と、運転スキルの高い人材が多いので、みんなのレベルが高い。逆に昭和の運転士風なウダウダな人は悪目立ちする。
障がい者等の交通弱者にも優しく、みんなにどうすれば喜んでもらえるかを考えて乗務する。
路線バスや高速バス、契約輸送バス(社員輸送)、貸切バス(遠足等)といったバス業界の一通りの仕事を経験できる。やる気があればどんどん乗務の範囲を増やしてくれる。コロナ禍で通勤需要激減や旅行業界が壊滅的になったときでも、ワクチン接種会場シャトルバス等の仕事をちゃんと確保して、乗務員が職に困らないようにしてくれた。

入社理由:
子供の頃からの憧れの職業。
名古屋を代表する企業グループの一員でブランド力、信用度が高い。
業界内では給与体系、福利厚生など待遇面が良い。

入社前に認識しておくべき事:
運転に関しては慣れてしまい要領を掴むと思ったほど大変ではない。（ラクという意味ではなく神経をすり減らすほどではないという意）
車内アナウンスなど接客態度をお客に扮する監視員にチェックされ評価に直結するので気を遣う。
拘束時間、勤務時間、休暇（世間と同じタイミングでの休みは無理でも、土日祝日分の年間休日数に近い休日を閑散期などに取得できる仕組み作り）、妻と子供を充分養っていけるだけの給与体形。

事業の強み:
新規事業として、名古屋市のSRT事業(連節バス)を受注したり、自動運転の実装に向けて積極的に動いている。
既存事業としては、路線バスは可能な限り利便性を確保したうえで合理化を勧めている。高速バスは稼げる路線へリソースを割くことで利益をしっかり取れるようにしていると感じる。

事業の弱み:
全体的に常に人手不足で、本来なら得られた利益を逸している事が多々ある。社員が辞めないような施策と、新たに入社してもらいやすい施策の両方をちゃんとやっていると思うが、まずは給与が魅力的に感じる水準になることが好ましい。
高速バスでは、高速ツアーバス系の安さを売りにした会社と不毛な価格競争をしようとせずに、独自の車両設備と、生活需要や観光需要に寄り添った路線設定をしているように感じる。運賃だけで見ると、名鉄バスの高速バスは高いと思われるだろう。

事業展望:
中部最大の私鉄系バス会社として、リーディングカンパニーとして、着実に利益を積み上げて行けることを期待している。
無理ない範囲での運賃値上げと公的補助金を最大限活用した給与水準の上昇により、人材不足の解消が急務である。

給与制度:
昇給年1回(1000円/年)+役職手当
賞与年3回 4.0倍
各種手当
・住宅手当
・家族手当

評価制度:
評価制度は若手の場合は実力主義
役職が上がるにつれ年功序列