福利厚生:
福利厚生についてはかなり充実していると思います。
健保等のサポートには力を入れている印象で、私もそのサービスには非常に助けられました。

オフィス環境:
立地は名古屋駅の直近のため昼食や退勤後の買い物も含めて非常に快適でした。
オフィスについては本社勤務の社員の人数に対して釣り合いがとれてない印象で、やや狭いと感じます。
会議室のデスクトップ使って業務する社員もそれなりにおり、また空席も少ないので出張から戻ったりした社員や、月末の役員会議の際に会議室を使い業務をしている社員が椅子取りゲームのように空席等を探して移動し、業務に当たる事は日常茶飯事でした。

勤務時間・休日休暇:
勤務時間は概ね定時である18時に収まりました、ただ昨今は主な取引先の大手企業より品質向上が求められていることもあり、更に売上目標の達成も急務となり残業が多くなったり、スケジュールの調整は入社当初と比較して難易度は上がっている印象です。

多様な働き方支援:
コロナ禍に入ってからオフィスの出勤人員の抑制も兼ねてリモートワークに当たる社員が増えてはいましたが、直近では後輩社員の育成やシーケンサを使用した業務のためリモートワークをする人員は少なくなっていました。
時短勤務については上司との相談の上時短で勤務する社員も見受けられました。

企業カルチャー・社風:
若手社員にも管理や役目を与えられる機会は与えられますが、成長する上でサポートが十分かといえばそうは言えず、どちらかというと丸投げに近い印象でした。
各行程の業務の取纏役に比較的若い社員が抜擢される事は非常に多いもののノウハウが不足している為に手探りで業務に当たる事や取引先の担当者とのコミュニケーションによる負担がかなり大きく、取纏役社員の退職が目立ちます。
また、そういった業務に就いた人のプレッシャーの大きさからか人に対しての当たりが強くなる人も見受けられました。

組織体制・コミュニケーション:
物流センターのソフト開発部署の役職者とは比較的コミュニケーションは取りやすいです。

女性の働きやすさ:
業務やそれ以外でも特に男女差は感じないので、その点では働きやすいかと

成長・キャリア開発:
資格習得についての支援制度や社外研修についても力を入れていましたが、社内業務で使用するラダーについては積極的に聞きに行かないと学べません、基礎より上の領域はどちらかというと社員が自主的に、業務を通じて学ぶことに期待されていて、ラダーの研修制度のようなものはありませんでした。

働きがい:
物流センター業務については生活の中で一度は目にするような会社の物流センターのコンベヤ制御ソフトの製作に携わるのでその面ではやりがいはありました。
しかし業務が増えてきたり、求められる成果物の品質の向上、場合によっては取引先担当者とのコミュニケーション等による精神的な負荷が非常に高く、そのやりがいを感じながら業務が続けられるかというと微妙です。

入社時の期待と入社後のギャップ:
入社前、ないし入社当時はギャップは大きなものはありませんでした。
しかしこの数年で物流業務の減少や成果物の品質について求められるハードルが高くなり、また退職者も相次いだ事から入社前、入社当時からの環境の変化は非常に大きいものでした。

事業の強み:
独自に開発しているサービスもありますが、売上の柱は物流業務でした。
しかしながら近年は取引先からの仕事も減少し、エンジニア派遣に注力するよう舵を切っていました。
物流業務についても引き続き業務の獲得に動いていましたが、いずれもノウハウの少ない業務で、苦心しながらなんとか納品までこぎ着ける、という事が多かったです。

事業の弱み:
物流業務においてしばしば聞いていた弱点としては「成果物の品質の低さ」でした。
最終的に納品するコンベヤ制御ソフトを品質が他社と比べて低く、それに対しての強みは「付き合いの長さ」と「携わる社員の多さ」のみでした。
その上で物流業務の減少もあり、エンジニア派遣に舵を切る要因ともなっていました。

給与制度:
賞与はちゃんと出るが、基本給が低く昇給も難しい。

評価制度:
自己評価→上司評価→面談で擦り合わせて最終決定だが、項目が多く自己評価に時間がかかる。業務とは直接関係ないことや、業務的に評価できない内容も多く、昇格等しにくい印象