福利厚生：
住宅手当が入社10年で打ち切られる。理由は経年による昇給や役職手当で住宅手当分が賄われているはず、同業他社でも同じとの説明であったが、現実は１１年目になると手取りが減る。後輩社員もほとんどが納得できないし、会社に対して直訴しているが何も変わらない。
また、10年目などであるリフレッシュ休暇がない。導入は不平がでる、一斉に休まれると困るなどの理由。福利厚生の部分で明らかに弱い。社員は社長と直接話す機会はあるが、社長含めその他の経営陣もまともに聞いていない様子がある。

オフィス環境：
本社は不明。3つの事業所はすべて大手重工の工場構内に事務所を構えている。特段の不満はなく、客先と仕事をする上ではこの上ない環境である。ただ、構外の作業拡大を狙っているらしく、その点が不可解。社員に自主性を持たせると謳ってはいるが、経営陣自身が社員をコントロールしたい思惑が見え隠れする。

勤務時間・休日休暇：
休日出勤、残業はほとんどない。残業によって収入を上げたい人にはむかない。繁忙の浮き沈みが激しく、毎週休日出勤する事業所もあれば、平日でも退屈な事業所もある。ワーキングシェアがうまく出来ていないし、特定社員に意図的に多く仕事をさせ、ストレスを与えて鍛えようとする意志があるように見える。

多様な働き方支援：
副業は一切禁止。特別な事情がない限り、個人の志向でリモートワークも認められない。フレックス制により事前申告ではあるが、遅出早帰りは可能。以前は副業も認められたことがあった。その時々の事業所トップの考え方でコロコロと方針が変わる。

企業カルチャー・社風：
なんでも発言しやすいような雰囲気があります。若手でもベテランでもとにかく発言して意見を言うことを求められるが、発言内容についてとがめられることがなくまずは肯定してもらえるのでためらいなく要望が言いやすいと感じます。

ダイバーシティ・多様性：
設計部署では女性が多い。産休育休をとっている方もいるようだ。今の部署の仕事では仕事の内容的に（国防のことにかかわるので）日本国籍の方しか勤務できないので人種の多様性はない。持病にも理解を頂けており、残業が少ない働き方をさせていただいている。

成長・キャリア開発：
会社独自の教育・研修制度があります。テキストは社会人としての職場マナーをはじめ、社員がこれまで経験してきたことに対する知識についてと多岐に渡り、設計会社らしく解析を行う為に使用する3Dソフトの操作方法などはかなり詳細に分類されていて業務に関わる技術を惜しまず習得することができます。

事業の強み：
複数の大企業と継続的で密な取引をしており、社員の技術力も高く信頼を得ているため安定した事業継続が期待できます。社員の基礎教育もしっかりしているので、未経験の分野でも安心して飛び込める安心感があります。

事業の弱み：
2つの企業に取引が依存しているので取引先の企業の事業縮小等があると大打撃となりえる部分が弱みだと思います。また競争相手も多そうですので会社の強みをうまくアピールできなくなると厳しくなると考えられます。

給与制度：
給与等は水準として，同業他社（航空機関係のエンジニアリング会社）に比べて，遜色ないレベルにあると認識しています。また，昨今のコロナ不況下においても，中小企業の経営としては困難がありましたが，昇給・賞与とも通常通りに行うことができました。

評価制度：
組織の形態としては，非常にフラットな組織で，限られたもののほかは，役職というものは殆どありません。
給与評価には年功と成果・能力の両方を勘案しています。このバランスをどのようにとるかについては，時代と事業の要求に合わせて変革が必要だと認識しています。