福利厚生:
通勤手当は一応でますが通勤距離2キロ〜10キロまでがひとくくりなので2キロの人も4,100円、9.9キロの人も4,100円と幅広です。
総務の処理する人によって計測方法が違います。
退職金は3年ででますが微々たるものです。

勤務時間・休日休暇:
長期休み前の土曜日が何故か出勤日となっている。とはいえ、有給休暇があれば有休を当てることは可能。
出勤もしますか？しませんか？と委ねられ、出勤して欲しいなどの要望も特にされず休みにできます。
ただし、入社して半年未満は有休がないので、無給で欠勤になるか、出勤して工程整備とやらをやらされることになります。
総じて、有給休暇がある人は特にとがめられることもなく、自分の裁量で使えるのでそこはいいところだと思う。

企業カルチャー・社風:
よく言えば、社員間の接し方が友達や家族感覚で非常に距離感が近い。ただ、距離感の近さゆえ、言葉と配慮が足らず、本来、良いところとして捉えられるところが裏目に出ていると感じる。
重要な変更点は、なんとなく雰囲気や周囲の動きで感じるしかない。それは、言わなくてもわかってくれる、というこの会社の家族的思考があるのだと思う。
なので、よその会社で経験を積んだ中途採用組の多くの方だと、その感覚に疑問を覚えると思うので、“家族同然”として、言葉や説明がなくてもわかり合いたい方は新卒として入社がおすすめ。
現在も、新卒入社の方はこの会社に大変馴染み、イキイキと大活躍し毎日充実して働いている様子です。

女性の働きやすさ:
場所によって、休みやすいところ、休みにくいところ様々となっている。突発休みをしても支障がなければ休めるが、代わりの人員がいないところは無理をしなくてはならないようになっている。子供が小さい人はなかなか難しい環境と思うが、配属場所で同じような子育て中の方同士となれば、持ちつ持たれつとなるため、なんとかやっていけるとは思う。ある意味“運”なので、女性が働きやすい環境としてあえて作られているわけではない。
この会社の風土としての、“なんとかうまくやって”が発動されていると感じる。

働きがい：
弊社は総従業員１００名以下のTHE中小企業です。
自社製品は直接メーカーへ供給されている環境が多いこともあり、従業員各自が責任と向き合って、職務について貰っています。
責任と向き合うことは安易なことではありませんが、部署の壁を隔て会社一丸となり、現状の【やりにくさ】を是正する活動を行うことで、その責務を果たす為の負担を軽減できるように日々変革し続けていると思います。
その活動は従業員の声から始まるので、私自身の声で具現化したケースも多くあります。
その時の達成感は何物にも変えることのできない思いであり、その責務を果たした自動車を街中で見かけた時は、その感動が蘇り微笑ましくなります。
ただ、会社関係者以外には伝わらない気持ちで難点ですが。

事業の強み:
顧客が大手グループ企業ですので安定した受注が見込めます。また顧客も現在成長路線にのっている為、最近は新規製品群の受注等も多いです。計画の見通しも立てやすいことから設備投資等も現在は積極的に行っています。

事業展望:
弊社で生産している部品は車がEV化しても残る備品とは言われていますが、今後の社会情勢等も不透明になってきている為既存顧客との関係を深くしつつ、他業種含め販路の拡大をしていきます。Iot,  AIなどの新技術の活用も含め、技術力を高めて今後も生き残れる企業を目指していきます。

評価制度:
評価制度を策定中とのことですが、上層部のみで独自に決めた不思議な項目で評価されている。項目としては、手を洗う、階段は手すりをもつなどという些細なもので、大抵の人がほぼ満点の中、それでも賞与の金額に傾斜が設けられてるとのこと。ただし、何をしたら評価が上がるかは面談や事後の評価表がないため、支払われた賞与の金額を見ただけでは、頑張ったのかイマイチだったのかもよくわからない。