福利厚生:
退職金はない。代わりに確定拠出年金制度があり、会社の補助と給料からの天引きによって積み立てる。
住宅補助に関しては地方転勤だと補助あり。
自宅から1.5時間以内に通える距離だと出ない。最近は地方転勤は減っている印象（人件費を抑えたいのだと思う）。

オフィス環境:
本社は東京駅の近くにあり立地も優れているが、基本的には店舗配属になる為、環境は場所や人によって大きく異なる。
個人的には路面店しか経験したことはないが、基本的にこじんまりとしており、落ち着いた環境を好む人は向いていると思う。人や雰囲気、忙しさは店舗によって全然違う。

勤務時間・休日休暇:
勤務時間や休暇の調整のしやすさは店舗による。路面店なのかショッピングモール店なのかによって早番や遅番等変わってくる。路面店ならある程度店長の裁量で営業時間を決定することができるため、遅番勤務は少ないのではないかと思う。休暇の調整については、どこも揉めがちで譲り合う精神がないとぶつかることも多々ある。特に子どもがいる人の休みが土日に集中し、他の人が土日に休みを取りずらい状況が散見された。店舗によって希望休が何日までというルールは店長によって変わってくるので、一律のルールにして欲しいところである。

多様な働き方支援:
業務の内容上、個人情報を大量に扱うので、店舗で働く場合はリモートワークはできない。時短勤務は育児等正当な理由があればできるが、特に営業は相談が長引くと時間通り帰れない人もいるので、時間管理を徹底する必要がある。

企業カルチャー・社風:
風通しのよさは店舗によります。自主性を重視するため挑戦については受け入れてくれると思います。
コンプライアンスの意識について潔癖症的なところがあり、お客様第一の考えが強いため、人によっては堅苦しいと思われるかも知れません！

組織体制・コミュニケーション:
組織間の交流については、店舗の地域によりますが機会は多いと思います。上司との関係については店舗次第です。

ダイバーシティ・多様性:
男女差による待遇の違いはありません。女性管理職も多くいます。扱っている商品の関係で専門用語などが理解でき、お客様とのコミュニケーションがしっかり取れれば国籍も問題ないと思います。

女性の働きやすさ:
育休は取れるし、復帰もできる。
時短勤務もあり、物理的には子育てしながら仕事を続けられる環境がある。
ただし仕事面での配慮があるかは別問題。
子を持たない社員が多く、子育てしながら働く大変さが分かってもらえない可能性が高い。私の職場では育休明けの時短社員に「どこまで数字を本気で追いかけますか」と詰め寄ってる独身おじさんがいました。

働きがい:
営業職ではあるが、「お客さまのために」とゆう想いで働くことができるため、無理な営業活動を行ったりはないです。お客さまファーストの考え方ができるので、数ある商品の中でしっかりと比較検討しながらその方に本当にあった商品を選定して勧めることができます。来店型営業なので無理なテレアポなどもありません。研修体制も充実しているため、いきなりほったらかしで学習が遅れることもないですし、わからない部分については先輩や店長が空いた時間を利用してしっかりとレクチャーしてくれます。常に商品の改訂があったりするため、頭の中のアップデートは頻繁に行う必要がある。

入社時の期待と入社後のギャップ:
来店型保険ショップの営業のため、お客様からの要望をいかに叶えられるかがやるべき仕事だと思い入社した。実際働き始めてそこへのギャップは感じておらず、場数を踏むにつれより磨きをかけていきたい気持ちが強くなった。しかし最近はアウトバウンドコールで既顧客への営業をかけ始め、営業電話ノルマが生じ始めた。お客さまからも嫌な反応を貰う機会が増え、「お客さまのため」という親切の押売りにギャップを感じた。

事業の強み:
ほけんの窓口の強みは、多様な保険商品の中立的な提案力にあります。複数の保険会社と提携し、特定の商品に偏らず、顧客のニーズに最も合った保険を提案できることが最大の特徴です。また、全国に広がる店舗ネットワークにより、直接対面での相談が可能で、初めて保険を選ぶ人でも安心して利用できます。さらに、専門知識を持ったスタッフが個別にサポートし、複雑な保険商品を分かりやすく説明することで、顧客の理解と信頼を得ています。このように、顧客本位のサービスと広範な商品選択肢を組み合わせた強みが、ほけんの窓口の競争優位性を支えています。

事業の弱み:
ほけんの窓口の弱みとして挙げられるのは、保険会社の代理店であるため、提供する商品が保険に限定されている点です。顧客のライフプランに関わる総合的なサービスを提供できる他の金融機関や、保険だけでなく資産運用などを含めた総合コンサルティングを行う企業と比較すると、サービスの幅が狭いと感じる人もいます。また、特定の保険会社と提携しているため、全ての保険商品が網羅されていないことが、顧客の選択肢を狭める可能性があります。さらに、オンラインでの相談や契約が進む中で、対面型の店舗ビジネスモデルがデジタル化の波に適応するスピードが遅れ、顧客層の拡大に課題を抱える可能性もあります。

給与制度:
昨年度から成績給が無くなり固定給になった。できる人ほど給料が下がった反面、できなくても給料が極端に下がることもなくなった。保険営業職にありがちな不安定な給与形態から安定した給与にシフトしたため、生活ができなくなって辞めていくといったことは今後入ってくる人は心配なさそうではある。また、乗り合い代理店にありがちな手数料の高い商品ばかり売る(売らなければならない)といったこととは無関係でいられる。
反面、ベースの給料があまり高くないので若いうちはいいのかもしれないが所帯を持つとなると厳しいのではないだろうか。実際、優秀な社員や所帯持ちの人の多くが転職していなくなってしまった。
ＪＴＣの様な縦割り、上下関係もなく若手での言いたい事の言える環境なのでゆるく働きたい人には良い会社なのかもしれない。