オフィス環境：特にスタッフ専用のスペースは無いので、全てがご利用者様との共有スペースになり、その点で、休憩時間が休憩時間にならないことも多くあり、工夫や相談が必要です。ロッカーも無いので、一部の棚をスタッフ専用にしていて、全スタッフ共有で使っており、職場に置いていけるものは限られるか、置いていくものは無くさないといけないかもしれません。パソコン等の環境は最低限のみ。Wi-Fiはあります。ただ、事務用品は最低限も揃っていなかったので、苦労することもありました。

勤務時間・休日休暇：少人数でまわしてるので、希望休日の申請は可能ではありますが、希望が通らない可能性も多少なりともあります。また、少人数でまわしてるゆえに、他のスタッフのフォローで突然の出勤がある場合もありますが、可能な範囲で皆助け合っています。パート勤務の方で、掛け持ちをしてる方もいらっしゃるので、そこの兼ね合いがこちらに響いてくるケースもありました。個々の契約内容によると思いますが、完全週休２日制ではない時もあり、しっかり契約時に確認と、シフト作成時に伝えていく必要があります。頼られるスタッフは頼られる傾向にありました。

企業文化・社風・組織体制：【社員のモチベーション】社長の優しい人柄が、そのまま「会社カラー」であり「施設カラー」になっていて、従業員も皆、人として素敵であり、尊敬出来るし、目の前のことに責任を持って真っ直ぐに仕事に取り組み、利用者さんのことを本当に思いやって支援をしているところが、誇りであり、将来性も感じるし、足を引っ張らないように頑張ろうと思えるところ！そして、スタッフ同士のコミュニケーションもしっかりさしているし、盛んだし、お互いを尊重しあいながら仕事に取り組めるところ！

女性の働きやすさ：障がい者の支援する施設を運営させて頂いてますが、介護業務が無いので、同性介助というようなことはなく、性別問わず支援に携わるので、男性の利用者さんとのトラブルのリスクや、男性に苦手意識がある方には難しく感じる現場かもしれません。

教育・研修：在職当時は、研修がしっかりできる方がいらっしゃいませんでした。また、外部の研修への受講も間口は広げておらず、自主的に調べて動く必要があります。その費用についても、会社負担は期待出来ず、休みは調整して頂けるとは思いますが、費用は自己負担と思っていた方が賢明です。ただ、施設柄、研修は義務付けられていますので、何かしらは行われると思いますが、その質については期待は出来ないと思います。逆を言わせて頂くと、そこに積極的に関わりを持つことで、切磋琢磨や協力して成長や、より良い施設運営に繋がるとも言えるので、やはり自分の考えと行動次第だと思います。

仕事内容：小規模な障がい者のグループホームを運営しています。主に比較的軽度な知的障がい、精神障がいの方がご入居されているので、雇用職種によりますが、生活支援(食事作り・掃除・買い物)や相談業務、通院や買い物同行。関係機関との連絡調整、生活指導や管理、金銭管理、事務作業や請求業務もあります。入退去の対応もあります。その他にも色々携わらせて頂くことも可能なので、向上心があれば、積極的に上司に声かけして、取り組ませて頂いて、自身の成長チャンスにすることをお薦めさせて頂きます。

給与水準：設立当初は正社員雇用が厳しい経営状態だったこと。採用の面接時と話が違う場合も出てくるので、しっかり不安や疑問に思ったことはぶつけないといけない環境にあること。パート雇用の場合、最低賃金の金額の時給制で、残業はあっても、残業代は期待しない方が良いと思います。ただ、社長もそこは気にしてはいたので、改善されているかもしれません。賞与は当面、無いのでは？というような状態でしたので、その点も期待は禁物かと思います。手当てや昇給も考えられていないようでしたので、資格取得して相談していく形になるかと思います。