基礎工事

台風や地震などの災害でも鉄塔が倒れないように、地中深くまで杭を打って強固な基礎部分を作ります。

鉄塔組立工事

大きなクレーン車を使って鉄塔の部材を釣り上げて、ボルトをつなぎ合わせて、空中で鉄塔を組み立てていきます。
地上50メートルくらいで作業をします。

架線工事

組み立てた鉄塔の間に電力線を張っていきます。
ヘリコプターを使って電線を鉄塔に固定していきます。

点検・修繕

送電線は数年ごとに定期点検が義務付けられております。
作業員が鉄塔にのぼって点検や修繕をします。最近ではドローンによる点検も増えてきました。

部分ごとに組み立てたパーツをクレーンで持ち上げて鉄塔を組み立てていきます。クレーンを操作するのは協力会社ですが、その指示は私たちが出しています。

命綱を2本しっかりつないでいることを確認し、慎重に鉄塔に登っていきます。始めは怖いかもしれませんが、1～2カ月もすればすっかり慣れてきます。

組み立てた鉄塔と鉄塔の間に電力線を張っていきます。安全確認を徹底した上で慎重に作業を行います。

山の中の鉄塔で作業をすることもありますが、雪で足元が悪い時はバギーに乗り合わせて現場まで向かいます。

上篠路にある事務所です。周囲には民家も多く、落ち着いたのどかな環境です。

作業道具の保管庫です。ユンボやホイールローダーなどの重機も自社で所有しています。

事務所の隣にある休憩スペースです。事務所で昼食を食べるとき等に利用します。

■40代／2012年入社

■北一電工に入るまでは何をしていた？
高校を卒業後、送電業界に入ったのですが、そのあとは衣料店の店員や漁師などをしていました。
結婚を機に、仕事を考え直した時、自分はやっぱり送電業界が好きだったことに気づきました。当時、太田社長が独立することを聞き、ついていきたいと思って入社しました。

■北一電工ってどんな会社？
とにかく団結力がすごいです。やると決めた時のチームワークは本当にすごいです。
あとは、上下関係なく、意見が言いやすいと思います。頭ごなしに否定されることがありません。
例えば、鉄塔を組み立てる時、登っている人と地上にいる人は無線でやり取りしますが、若手の意見もしっかり聞いてくれます。

■新しい人が入ってきてもチームになじめる？
全然問題ないと思います。
うちは確かに前の会社から移って来た人が多いですが、みんな優しいですし、何より社長の人柄がいいです。
新しく入ってきた若い子たちも今ではすっかり馴染めているので、全然大丈夫だと思います。
ただ、真面目過ぎる人よりは、少しおちゃらけた感じの人がいいと思います。（笑）
その方がみんなにかわいがられると思いますね。（笑）

■現場には他にどんな人たちがいるの？
現場の規模にもよりますが、協力会社の人と一緒にやることも多いです。自分たちは9人ですが、他のチームも同じくらいいて、多い時だと20人くらいで工事をすることもあります。

■社長の好きなところは？
仕事で必要なものがあれば、すぐに買って用意してくれるところですね。
例えば、雪道でも歩きやすい靴や防寒具、現場で使用する細かい道具など、頼めばすぐに用意してくれます。おかげで現場での作業性が良くなって、結果として早く仕事が終わって早く家に帰れるので、感謝しています。

■休日は何をしている？
北一電工は同業他社と比べても休日が多いのですが、何もすることがなくて困っていた時、会社が福利厚生の一環でキャロウェイのゴルフクラブ一式をプレゼントしてくれました。
それ以来、ゴルフにはまっています。長期出張で土日を挟む時などは、クラブを2～3本持って行って、打ちっぱなしの練習をしたこともありました。（笑）

■30代／2013年入社

■北一電工に入社した理由は？
高校卒業後、太田社長がいた前の会社に入社していました。
太田社長が独立した時、自分は少しだけためらいがあって半年くらいは前の会社に残っていたのですが、やっぱり社長やみんなと一緒に仕事がしたいと思って、北一電工に転職することを決めました。

■若い人でも活躍できる？
むしろ、積極的に若い人を中心にしていこうというのが社長の方針だと思います。
「班長制度」というものがあり、現場ごとに班長を決めます。班長は年齢の高い人がなるわけではなく、その現場が得意な人になってもらったりします。
20代の社員も班長として活躍していますので、若い人でも活躍し、スキルがつくようになっています。班長になれば、1日3,000円の班長手当もつきますよ。

■仕事にメリハリをつけていると聞きましたが？
例えば、本当は昼過ぎまでかかる予定だった作業が順調に進んで、午前中で終われそうな時があります。
そういう時、「このまま最後までやっちゃおうぜ！」みたいな空気になった時の一体感が半端ないですね。事前に打ち合わせでもしてたの？っていうくらい、全員の息があって、作業のスピードが格段にアップします。これが北一電工のいいところだなといつも感じています。

■社長とのコミュニケーションは？
基本的に社長は現場に来ませんが、工事の区切りがついたときや長期出張が終わった時は、ビールの差し入れを用意してくれたり、出張先で飲みに連れて行ってくれたりします。費用も社長が出してくれますよ。（笑）本当にありがたいです。

■直行・直帰ってどうやってしているの？
うちの社員が住んでいるエリアを3つに分けて、各エリアごとに1台の車に乗り合わせて現場に行きます。

■休日はそんなに多いの？
多いと思います。
基本的に土日は休みですし、長期連休もゴールデンウイーク、お盆、年末年始それぞれ10連休になることもあります。
元請け会社が連休に入るので、基本はそれに合わせてくれます。土日に仕事があったとしても、平日に代休がもらえるのでありがたいです。
また、仕事が終わったら早く帰れるので、実際はもっと休めている感じがします。逆に、休みの日にやることがなくて困っています…。

■30代／2012年入社

■北一電工に入社した理由は？
北一電工に入る前までは、太田社長と同じ会社にいました。
太田社長が独立して北一電工を立ち上げるということで声をかけてもらい入社しました。
この業界に入ってきた始めの頃は覚えることも多く大変でしたが、慣れてくると周囲からも褒められることが増えてきて楽しくなってきました。
慣れてくると他の会社の応援に行った時も褒められたりして、それがとても嬉しかったのを覚えています。

■現場で高いところにのぼるのは怖くない？
元々は高いところが苦手でしたが、自然と慣れてくるものです。安全確認は徹底しているので今では怖いという感覚はほとんどないですね。

■普段はどんな感じで仕事をしている？
現場の場所にもよりますが、朝8時には現場につくように動くので、朝は若干早いですね。
現場についてからは道具の準備やミーティングをして作業を開始します。
具体的には鉄塔を組み立てる工事や、組み立てた鉄塔に電力線を張る架線工事という作業をします。
鉄塔の下から指示を出す社員や、鉄塔にのぼって指示通りに作業をする社員に分かれてチームとして仕事をします。
作業は日中しかできないので、暗くなる前には撤収します。冬だと暗くなるのが早いので昼の3時過ぎには切り上げることも多々あります。
あと、天候に左右されやすいので大雨の日や吹雪の日は早く切り上げたり、場合によっては作業を中止することもあります。

■職場の雰囲気は？
うちの会社は全員（9人）で1チームを組んでいて、常にチームで行動するのでみんな仲が良いですね。
現場が終わった後もチームで「こうやった方がもっと早く終わったんじゃないか」とか「明日はこうやってみよう」といった振り返りや話し合いをけっこうしています。
あと、道内出張も多いのですが、出張先でも飲みに出歩いてお互い励まし合ったりしますね。年齢差関係なく、フラットに話し合える雰囲気がとても好きです。ちなみに飲み会の強制は全くないのでそこは安心してください。

■業務で大変なところは？
夏になると山岳地帯で作業をすることがあるのですが、山岳地帯は車で行けないところも多く、その時に腰道具を背負って歩いて行かないといけないので、それが大変ですね。特に夏は飲み物も多めに持っていくので余計に重たくなります。
あとは、晴天で直射日光が当たるときは、鉄塔の照り返しがちょっと大変です。（笑）

■長期出張はつらくない？
北一電工は1週間とか2週間の出張が結構多いので、そもそも出張が嫌いな人やできない人にはしんどいかもしれませんが、僕は出張が好きです。
奥さんにも「次の出張いつ？」ってよく聞かれます。（笑）我が家の夫婦円満の秘訣は長期出張です。（笑）
ちなみに出張先は今だと道南が多いですね。

■20代／2019年入社 

■北一電工に入社した理由は？
元々は北一電工の元請け会社で6年くらい働いていましたが、家庭の事情でそこを退職して、そのあとはIT会社に転職したりアルバイトとして居酒屋で働いたりしていました。
送電業界が好きだったので戻りたいと思っていたところ、北一電工の社員に声をかけてもらって、そのまま入社しました。戻ってきたかった業界だったので、楽しく仕事ができています。

■北一電工の魅力ってどんなところ？
一番は自由度の高さですね。これは太田社長の方針です。
毎日決まった時間の中で働くのではなく、「働くときはしっかり働くし、休む時はしっかり休む」というメリハリがあります。なので、去年だと130日くらいは年間で休めていたような気がします。作業が早く終わってやることがない日は、道具を整理するくらいしかないので、午前中で帰ったりします。

■職場の雰囲気は？
一言で言えば「和気あいあい」だと思います。もちろん仕事のことで意見がぶつかり合うこともありますが、それはそれぞれが仕事に対して強い想いやプライドを持っているからだと思っています。年齢差はあってもフラットに若手の意見を聞いてくれるのもありがたいです。
みんなが同じ共通認識を持って同じ方向に向かっている感じがします。
あと、出張の時もよく飲みに連れて行ってもらっていて、プライベートの話も含めて色々相談に乗ってもらっています。

■若くても大丈夫？
自分は今29歳で最年少ですが、全然問題ないです。
むしろ最年少で入社歴も一番浅いにも関わらず、工事の工程管理とかお金に絡むことを任せてもらっています。
みんなが「このままで大丈夫か？」「何か困っていることはないか？」と常に心配してくれ、とても助かっています。
若い人にも積極的に仕事を任せていきながらサポートもしっかりしてくれるのが北一電工です。

■未経験でも大丈夫？
やる気さえあれば、未経験でも全然問題ないですね。
ただ、体力は欲しいです。夏になると、山の中での作業があるのですが、現場まで車で行けなくて、道具を持って歩かなくてはいけないときがあります。
これまで辞めてしまった人も、体力面で続かない人が多かったように思います。
あと、うちは「1回やらせてみて、失敗したらちゃんとケアをする」ということを大切にしています。
失敗しても、諸先輩がフォローしてくれるので安心してほしいと思います。未経験でも丁寧に教えていきますよ。

■新婚生活はどう？
楽しいですよ。でも、最近奥さんから「早く出張に行って」といわれるんですよね。（笑）
夫婦円満のためにも、これからも出張に行きたいと思います。（笑）